もし、貴方が選ぶとしたらどちらですか、
「弱肉強食」と「相互扶助」 。
かつて地上を支配した巨大生物達。彼らはその強靭な体で食物連鎖の頂点に立ち、2億年もの長きに亘って栄華を誇っていました。当時、気候は温暖で植物(主に裸子植物)も広く生い茂り食べ物の心配などありません。草食竜はこの植物を食べて個体数を増やし、肉食竜はこの草食竜を食べて個体数を増やしました。
最強の生き物。個体同士の争いはあっても、彼ら全体を脅かす天敵などどこにもいませんでした。
しかし、やがて転機が訪れました。(注:諸説あります。最も有力なのが、隕石衝突に因る地球環境激変説です。)彼らはその強靭な体を維持する為に、大量の食物を必要としていました。地上の植物(主に裸子植物)は個体数を増やした草食竜に食べつくされてしまったのです。食べ物の無くなった草食竜は個体数を減らしていきます。そして、その草食竜を捕食していた肉食竜も数を減らしていきました。やがて、地上から恐竜の姿は全く見えなくなりました。
強靭な体ゆえに地上を支配し、強靭な体ゆえに滅亡したのです。
植物の間にも転機がありました、被子植物の誕生です。彼らは自分の子孫(種)の回りに動物たちが食べることの出来る実を覆わせることで、動物達との共生を図ったのです。
「WWF」とはWorld Wide Fund for Nature(世界自然保護基金)の略称で、1961年に絶滅の危機にある野生生物の保護を目的としてスイスで設立されたNGO(非政府組織団体)です。日本でも1971年に「WWF ジャパン」として設立され活動しています。
地球環境は危機的に変化しつつあります。河川や海洋の汚染・大気の汚染・開発による森林の減少。これらは野生動物だけでなく人類にも悪影響を及ぼします。
「WWF」では、これら危機的な環境問題に対して6つの方向からアプローチを図っています。
①淡水生態系の保全・②海洋資源の保護
③森林の保全・④環境保全に拠る野生動物保護
⑤地球温暖化の防止・⑥化学物質汚染の防止
詳しくは「WWFジャパンHP」をご覧ください。
人類は強靭な体の代わりに、高度な知能を持つようになりました。それによって食物連鎖の頂点に立ち、文明を築きあげたのです。しかし、その文明が環境破壊を伴い、人類のみならず他の生物にも危機的状況に陥らせています。
高度な知能を持ったゆえに地上を支配し、高度な知能が環境を破壊して・・・。
僕達人類には英知があります。他の動物達と共生しようとする心も持っています。今からでも遅くはありません、少しづつでも出来る事から始めてみませんか。
環境に優しいショップです。「Panda Shop」