僕の旅と彼方の友と

旅が好きアマチュア無線が好き、そんな僕の呑気な日々を綴ります。

The Twilight Zone My Story #5

2009年09月14日 00時00分01秒 | The Twilight Zone  My Story


 『幽霊の正体見たり枯れ尾花』。怖い怖いと思っていると何でも無いものまで怖ろしく見えるそんな様を言っている言葉ですが、精神状態が不安定な時はやはり色々感じるものが出てくるようです。 


『百鬼夜行』
 エドガー・アラン・ポォが書いた怪奇小説のネタは毎夜見る悪夢だったそうな。僕は幸い化け物が出るような夢は見たことがありません。しかし夜中に目が覚めたとき、とても嫌な感覚に襲われたことがあります。
 特に寝苦しいという訳でもないのに、ふと目が覚めると何か居る?。そんな感じに襲われるのです。そこの机の下・ドアの陰・天井の片隅・すぐそこの部屋の片隅・・・、そこここに何か得体の知れない物の怪が潜んでいる。別に姿形が見えてる訳でもないのに確かに「居る」と感じるのです。精神科の医者に言わせるときっと何かしらの診断を下されそうです。どちらかというとそちらの方が怖い気もしますが、ここ二十年以上この様な感覚が無いのでまあいいかと思っています。その時の精神状態を自己分析してみましたが良くなかったです。告白しますが、自己の生活環境や対人関係にかなり強い嫌悪感を抱いていた時期でした。自分で物の怪達を引き寄せていたのかもしれません。
 今の僕の心はズタズタのボロボロでこれ以上傷つきようがなく、何があっても平気の平左になってしまっています。もはやこの様な感覚に襲われるかもしれない純な精神は無くなってしまいました。ある意味で悲しいです。
 
コメント (2)
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