TVでお顔を見ない日はないようなこの頃、大阪市橋下市長。
とうとうというか、やっぱりというか、文楽協会への補助金は
支給なしとなったようです。
「公開討論に協会が応じなかったため」
応じようが応じまいが支給する気はなかったのではないかね?
6月末だったか、この騒動を知った。
従来の25%カットの3900万の支給について、市側は文楽協会に
公開討論を要求していたが、協会側が応じず実現しなかった。
これに対して橋下さんは激怒、激怒
激怒のあまり、こうぶっ放してしまった。
「特権意識にまみれた今の文楽界を守る必要はない!・・・」
さらに
「恐ろしい集団だ」と
私は、ちょっとちょっと、そんなこと云っていいの?とあ然としたと同時に
なんかイヤ~な感じがした。
その怒りの言葉からは・・・・
《人間国宝だからって、よくもこのオレ様をコケにしたな。何様のつもりだ》
というようなものが透けてみえて背筋が寒くなったものだ。
ま、そんなアナタも何様?って思いますが!
翌日の新聞には、文楽の人間国宝である竹本住大夫さんの記事があり
「市長が会いたいという話は全く聞いていない。むしろ私は会いたいと
云い続けてきた」と驚きと困惑で語ったという。
あんれまあ、どうやら要請を受けた協会側の連絡ミスなのか、あえて
竹本氏の耳に入れなかったのかはわからないが、会える訳ないよね。
そういう残念な行き違いがあったのだが、前日の橋下さんの物言いは
短絡的だし、人間国宝うんぬんより一度も面識のない人を、ましてや目上
の人をあのように罵倒するのはどうかと思うの。
明らかに暴言であって詫びるべきでしょう?
3900万という補助額が妥当なのか多すぎるのか私には分からない。
でもすごい額だ。
その他にも国、大阪府、NHK?からも補助金があるという。
文楽協会も正確に答える義務もあるかもしれない。
「公開」にこだわる市側と拒否する協会側で、とうとう支給なし!って
多額な税金を動かすのに、このような理由で決めてしまうことにあ然。
「たちゆかん」と一身に責任を感じて心労が重なったのか、竹本氏は
7月12日に脳梗塞で倒れてしまった!
・・・少しは責任感じてるんでしょうかぁ?・・・
橋下さんの怒りは「世界無形文化遺産・文楽」に対してか「文楽協会」に
対してかよくわからない。
でも多分・・・
文楽はお好きではないですね、きっと。
一度観た時は 「つまらなかった」←こどもの感想?
二度目に観た時は 「台本が古い、演出がどーのこーの・・・」
・・・キャハ、二度観ただけでそうきたか!!
表現力って大切ですよね。饒舌な橋下さんの感想とは思えません。
「古典芸能」を一度、二度観ただけで“面白い”なんて云える人は稀です。
私事ですが、思いがけず「能楽」を観る機会がありました。
雰囲気に浸るだけでもと思い、鑑賞に臨みましたが・・手強かった!
初めて観る能の素晴らしさ、面白さを感じること、引き出す力が自分
にはありませんでしたが、古き時代から脈々と継承されてきた何かに
圧倒され、また観たいという気持ちになったのが精一杯でした。
理解するには時間を要するけれど興味をもつことはできる。
そして、古典芸能を「客の入りが悪い」→だから存在価値が薄いと
いうような意味合いは違うんではないかと。
遠い昔の時代での「娯楽の需要」を今の時代にも当てはめる事自体
無理があるでしょう?
とにもかくにも補助金に翻弄される「文楽」はこの先どうなるのか?
なんだか個人の好みで、コレもバッサリ、アレもバッサリ・・・
そんな橋下さんに表しようのない不安感をもってしまいます。
とうとうというか、やっぱりというか、文楽協会への補助金は
支給なしとなったようです。
「公開討論に協会が応じなかったため」
応じようが応じまいが支給する気はなかったのではないかね?
6月末だったか、この騒動を知った。
従来の25%カットの3900万の支給について、市側は文楽協会に
公開討論を要求していたが、協会側が応じず実現しなかった。
これに対して橋下さんは激怒、激怒
激怒のあまり、こうぶっ放してしまった。
「特権意識にまみれた今の文楽界を守る必要はない!・・・」
さらに
「恐ろしい集団だ」と
私は、ちょっとちょっと、そんなこと云っていいの?とあ然としたと同時に
なんかイヤ~な感じがした。
その怒りの言葉からは・・・・
《人間国宝だからって、よくもこのオレ様をコケにしたな。何様のつもりだ》
というようなものが透けてみえて背筋が寒くなったものだ。
ま、そんなアナタも何様?って思いますが!
翌日の新聞には、文楽の人間国宝である竹本住大夫さんの記事があり
「市長が会いたいという話は全く聞いていない。むしろ私は会いたいと
云い続けてきた」と驚きと困惑で語ったという。
あんれまあ、どうやら要請を受けた協会側の連絡ミスなのか、あえて
竹本氏の耳に入れなかったのかはわからないが、会える訳ないよね。
そういう残念な行き違いがあったのだが、前日の橋下さんの物言いは
短絡的だし、人間国宝うんぬんより一度も面識のない人を、ましてや目上
の人をあのように罵倒するのはどうかと思うの。
明らかに暴言であって詫びるべきでしょう?
3900万という補助額が妥当なのか多すぎるのか私には分からない。
でもすごい額だ。
その他にも国、大阪府、NHK?からも補助金があるという。
文楽協会も正確に答える義務もあるかもしれない。
「公開」にこだわる市側と拒否する協会側で、とうとう支給なし!って
多額な税金を動かすのに、このような理由で決めてしまうことにあ然。
「たちゆかん」と一身に責任を感じて心労が重なったのか、竹本氏は
7月12日に脳梗塞で倒れてしまった!
・・・少しは責任感じてるんでしょうかぁ?・・・
橋下さんの怒りは「世界無形文化遺産・文楽」に対してか「文楽協会」に
対してかよくわからない。
でも多分・・・
文楽はお好きではないですね、きっと。
一度観た時は 「つまらなかった」←こどもの感想?
二度目に観た時は 「台本が古い、演出がどーのこーの・・・」
・・・キャハ、二度観ただけでそうきたか!!
表現力って大切ですよね。饒舌な橋下さんの感想とは思えません。
「古典芸能」を一度、二度観ただけで“面白い”なんて云える人は稀です。
私事ですが、思いがけず「能楽」を観る機会がありました。
雰囲気に浸るだけでもと思い、鑑賞に臨みましたが・・手強かった!
初めて観る能の素晴らしさ、面白さを感じること、引き出す力が自分
にはありませんでしたが、古き時代から脈々と継承されてきた何かに
圧倒され、また観たいという気持ちになったのが精一杯でした。
理解するには時間を要するけれど興味をもつことはできる。
そして、古典芸能を「客の入りが悪い」→だから存在価値が薄いと
いうような意味合いは違うんではないかと。
遠い昔の時代での「娯楽の需要」を今の時代にも当てはめる事自体
無理があるでしょう?
とにもかくにも補助金に翻弄される「文楽」はこの先どうなるのか?
なんだか個人の好みで、コレもバッサリ、アレもバッサリ・・・
そんな橋下さんに表しようのない不安感をもってしまいます。