夕陽亭にら屋

愛犬と安穏な生活

記憶にございません!

2009-03-14 13:48:05 | ずんのひとりごと
♪ おーぶれーねり あなーたの おうちはどこ~ ♪ わたーしの おうーちは にらーはうすよ〜 ♪ かぜーが ふく~と ゆれーるのよ~
ホント、今朝なんかも大変でした!
春の嵐で、強風が吹くたびに、ガタガタブルブル、地震かと思うくらい・・・って、違うでしょ!
♪ 私のお家はスィッツランドよ~きれいな湖水のほとりなのよ~♬ ですよ。
我が家のコトは放っておいていいから!
さて東京地方、またしても雨の週末を迎えております。
予報では午後から急速に晴れるそうですが・・・いまだその気配はありません。
らーすけは今朝、雨が弱いタイミングを見計らってちょいとシッコに出ましたがものすごい風で、何度も立ちすくみました。
こういうときはらーすけも心得たもので、さっさとうんPしてくれます。
ちょうどこの週末、シャンプーするタイミングだったから雨中散歩したけど、こんな天気の日は、いつもだったら15時間我慢耐久レースでしょう。
ジュニア君もいま、かれこれ18時間我慢大会中らしいし・・・(こんなとこで実況しちゃった・・がんばれ~!)
「ボクだって、ぜんぜんへっちゃらですよ! わんこは24時間だって、がまんできるんですから!」
へー、そうなんだ!
私だったら、絶対ムリだわ。
「とうぜんですよ、そこいらのニンゲンといっしょにされちゃ、めいわくです!」
ヒューヒュー、らーちゃん、カッコイイ!
さすがジャングルの王子!
服にもPって書いてあるもんね、プリンスのPだね!
 「もんちゃんはうんPのPだって、言ってましたけど・・・!」
そ、それじゃ、ミもフタもないよ~
さて、冒頭の唱歌ですが・・・
幼少のみぎり、私ずんがTVデビューした折に歌った歌でございます。
幼い頃の写真がいつ白黒からカラーに変わるかで年齢のわかる世代といえば、テレビの友はロンパールームかピンポンパンでした。
私は年少さんのときに、『ママとあそぼうピンポンパン』に出ましたよ!
もちろん初代渡辺直子おねーさんの時代です。
しんぺーちゃんやかーたんと遊んでまいりました。
「フン、ボクだって、でてくれって言われれば、てれびくらいでてやりますよ!」
ウン、出てくれって言われないと思うよ、多分。
当時は月曜~金曜は少人数のグループで出演、それに対して私は土曜日に大人数での出演でした。
一人ひとり歌を歌ったのだけど、私が歌ったのがこの歌です。
小学生の姉に教え込まれたらしいけど、なぜこの歌を選んだのかは不明・・・
「そのばんぐみ、勇気がありますね~ずんちゃんのうたを放送するとは!」
まったくね、おっしゃるとおりの音痴ですけどね、私は!
月~金は大きな木の中から、もらうおもちゃを選んで出てくるのだけど、土曜日はワゴンにおもちゃが乗ってたんじゃないかな、たしか。(そのへんの記憶はあやふやです)
私は大きなぬいぐるみをチョイスしました。
当時のずん家はまだ古い(東京大空襲で焼け残った)木造家屋でしたが、座敷を二間開けて、家族や親戚や、近所の人など(下町だからね!)が集まり、みんなでテレビの前に並んで座って放送を見たものでした。
その場の主役は、もちろん私でしたが、ものすご~く恥ずかしくて、一番後ろで誰だか覚えてないけど男の人の背中に隠れるようにして、自分の歌う姿を見たことだけ覚えています。
収録のことなどは覚えてないけど、その、大勢でテレビを見ているシーンが、私の中で一番古い時代の記憶といえます。
テレビ局でもらった写真は数葉残っていますが、当然ビデオフィルムはありません。
ホント良かった、そんなもの残っていたら、たまったものじゃありません。
今の子供達は、情けない映像記録がたくさんあって、かわいそうね~
「ボクには、ふるい記憶はありません、常に先だけを見て、いきているのです!」
ワンコはなんでもすぐに忘れちゃうんだもんね!
私は3人兄弟の末っ子として生きてきましたが、戸籍上は4番目です。
3人目は男の子でしたが、私が生まれる前に、1歳の誕生日を迎えることなく、病気で永眠しました。
まだ若き母が『いっぱい注射しちゃってごめんねー』と号泣している場面が長兄の古い記憶だそうですので、私のノーテンキなピンポンパン記憶とえらい違いです。
気の毒な兄・・・!
死んだ子の後に生まれた子として蝶よ花よと甘やかされて育った私ではございますが、大家族の中での序列はもちろん最下位で、私にテレビのチャンネル権なんかありません。
いつも祖母と一緒に黄門様とかお相撲を見て育ちました。
学友のように、『8時だよ、全員集合!』など滅多に見られませんでした。
そのせいか、今でもテレビがなくても生きていける私です。
一方、ウチの相方は典型的なテレビっ子で、帰宅すると真っ先にテレビをつけます。(家に私一人のときには、ほとんどテレビがついていないので)
核家族(ニューファミリーのはしり)の家の末っ子長男ですから、『このヒト、子供中心の家で生きてきた人だなぁ・・・』と感じることがしばしばあります。
3ツ子の魂百まで!
「ボクのタマシイは、えいえんですよ!」
ほんと、そうであって欲しいよ~!
ま、そんなこんなで、雨の日の茶のみ話に、ずんの回想録でした!
「としよりはやーねー、思い出ばなし、ばっかりよ~!」
だってしょうがないのよ~
この年になると、新しい楽しい出来事なんて、そうそうないんだもん!