聖なる国 日本

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高千穂2【槵觸神社】ニニギの命 天孫降臨と神武天皇誕生の聖地 

2013-11-24 | パワースポット

     

槵觸神社(くしふる神社)
天岩戸神社~西にある高千穂神社方面へ8キロほど行った所。坂の中腹に忽然とある。

【御祭神】

ニニギノ命(迩迩芸命)

アメノコヤネ(天児屋根命)

アメノフトダマ(天太玉命) 

フツヌシ(経津主命)      

タケミカヅチ(武甕槌命)

天孫降臨で、ニニギの命と共に天降ってきた神々たちが祭られている。



【創 建】不明
天照大神の孫である天孫【ニニギノ命】が天降ったとされるクシフル峰の中腹にある。元々クシフル峰(山)自体を御神体としていたので社殿はなかったが、17世紀に建立された。遊歩道を登ると高天原(遥拝所)があり山一帯が天孫降臨の聖地だ。



「クシ(櫛)」とは神の霊性を顕す4つの側面【奇魂、幸魂、荒魂、和魂】の一つ奇魂(=神の起こされる奇跡)のこと。

日本神話では、天孫であるニニギノ命が高千穂のクシフル峰(久士布流)に天降った事が日本の発祥となっているが、同様に朝鮮半島のカラ(加羅)にも、クシフル峰に天降ったという始祖伝説がある。

王朝建国以前の古代では、日本列島と朝鮮半島の間に国境はなく、
朝鮮半島南部~九州北部にかけて同一の海峡文化圏が存在していたらしい。

同じ宮崎県の南にある霧島山にも高千穂峰があるがどちらかというと比定説は弱い様だ。

   参道
くしふる神社四皇子祭。四皇子とは初代神武天皇とその兄弟を祭っていて、ここの四皇子峰が誕生の地とされ御陵がある。

みんな白装束で、御祭神に武神タケミカヅチが祭られているからなのか、手に薙刀を持っている。

 

     
     


高千穂神社方面に車で数分下ると神代川の近くに【天真名井】と【夜泣き石】がある。ニニギの命がこの地に降臨したとき水が無かったため、天村雲命が高天原に一度戻ってとってきたことが由緒の御神水で神木の根元から水が湧いている。

夜泣き石】は石が夜泣きして村に災いを知らせたことから夜泣き石と云われる。天孫ニニギの命の子供を産む木花開耶姫が、あまりの難産だったためこの石に抱きついて出産したとの伝説や、その子や孫と結婚した豊玉姫・玉依姫の出産の伝説もあるらしい・・・

    
    天真名井

日本発祥の地、高千穂は祖母山(1756m)を背にして標高300m以上の高地にある町で、

約6000年前~集落があったとのこと。

高千穂峡、国見ヶ丘(雲海の名所)、高千穂神社、天岩戸神社など観光名所が連なり

山間部とは思えないほど賑わっていた。

時間があれば、くしふる周辺はもっとじっくりエネルギーを感じて周ってみたかった。

      



日本神話の故郷 

ゆるやかな日本発祥の地。

くしふる神社 高千穂町三田井713 


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