宮崎県高千穂天岩戸神社
九州の熊本と宮崎の境、阿蘇山系外輪の南東にあり、どちらから行ってもICから車で1~2時間程。
岩戸川を挟んで【東宮】と【西宮】の二社がある。
【西宮】二の鳥居
【西宮】拝殿入口
拝殿下を流れる岩戸川を挟んで向い側にある「天岩戸」自体を御神体としている為、本殿はない。
天岩戸は立ち入り禁止で、拝殿の裏の遥拝所から参拝する。(写真撮影も禁止)右奥の柵を開けて入ってゆく。
上流からの岩戸川
下流左側の先に天岩戸がある。
遥拝所への参拝は社務所で申し込み、宮司さんに案内して貰うことになっているため普通に入ることはできない。スピリチュアル・ツアーなど観光バスで来ている団体客が多く、個人で申し込むと必ずどこかの団体と一緒になるので、ひとり静かに参拝するといった雰囲気はない。
賑わう団体参拝の列
拝殿横の古代銀杏
神額
神鏡
神楽殿
摂社
神楽殿には高安河原の遥拝所があるが【高安河原】へは歩いて行っても15分程。
天岩戸五社巡りというコースもあったが、車で周っても2時間かかるので、
歩いて行ける高安河原と、
五社巡りコースには無い近くの【八大龍王水神社】へ車で行くことにした。
※五社=天岩戸神社、落立神社、鉾神社、二嶽神社、石神神社、
天安河原への参道
天安河原
高天原の神々が集まりここで話し合いをしたという。 辺りには石が沢山積まれている。
天岩戸神社【東宮】
【東宮】鳥居
参道
境内
拝殿
西宮とくらべ、人が少ない。
【日本神話の舞台となった聖域】
~天照大神の天岩戸隠れの神話が残る スピリチュアルスポット~
◇◇◇
高天原では国を治めず黄泉の国の母に会いたいといつまでも泣いているスサノオを追放することになった。
スサノオは姉(兄?)の天照大神のもとへ別れを告げにやってきたが、高天原を奪いにきたと疑われ天照大神は重装備の軍装でむかえた。
スサノオは疑いを晴らすため、天照大神と誓約(占い)を行い、
天照大神はスサノオの剣から
【天真名井】で三女神を産みだした。
スサノオは天照大神の勾玉から、男性神五柱を産み出した。
天真名井
三女神は剣の持ち主であるスサノオの子とされた。
スサノオは「私が清いから女性神を産むことができたのだ!!」と言い捨て、畑の畔を破壊し御殿に糞を撒き散らした。その後もスサノオは益々荒れて乱行は酷くなったが、天照大神は堪えていた。
そしてスサノオはとうとう機屋の天服織女を死なせてしまい、天照大神がその衝撃で天岩戸へ引きこもってしまったため、世界は闇となり災いが起こった。
天岩戸
高天原の神々たちは高安河原に集まり、天照大神を戻す話し合いが行われた。
高安河原
思兼神が知恵を出し、天ウズメの裸踊りとにぎやかな神々の笑いで天照大神を誘い出した
天ウズメ
外の様子を見ようと少し岩戸を開けた天照大神は天手力男神に引きずり出された。
天手力男神
世界に光が戻った。
◆◆◆天照大神と卑弥呼を同一人物とする説がある。
卑弥呼の時代(3世紀)に起きた皆既日食と、天岩戸隠れにより世界が闇になった神話を結びつけ、
天照大神の別称=大日孁(オオヒルメ)と 日巫女(=ヒミコ)と重ねる考え方だ。
しかし、私には別の存在のような気がしてならない。
天照大神の誕生にも三つ以上の説話がある。
※私のブログによると(?)、天照大神は男性神で、長野県の恵那山で産まれ四国の阿波で亡くなられ
たことになっている。(-_-;)
オオヒルメ(大日孁)ももしかすると別の存在で、習合したのかもしれない…と、
ふと、そんな思いも浮かぶほど神話の謎が深い存在だ。
天岩戸神社では、天照大神とオオヒルメ尊は別々に祭られている。
東宮【御祭神】 天照大神
西宮【御祭神】 大日孁尊
天岩戸神社 宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073番地1
【八大龍王水神社】
【東宮】から車で少し登って行くと八大龍王水神社がある。
うっそうと木に囲まれ入口が分かりにくいが小さな境内には御神水を頂く井戸がある。
更に車で15分ほどゆくと馬生木 八大龍王水神社がある。
こちらもちょっと分かりにくい。
【創 建】不 明
【御祭神】淤加美神=龗神(おかみのかみ)
罔象女神(みつはのめのかみ)とともに代表的な水の神様だが、八大龍王…というひびきにスサノオに退治された八俣大蛇(ヤマタノオロチ)をなんとなく連想してしまう。ひっそりとした静地。
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