4月6日に、あけぼの山農業公園(千葉県柏市)の風車前花畑のチューリップを見に行ってきました。
チューリップと言えばオランダ、オランダと言えば風車を思い浮かびます。チューリップはオランダの国花として親しまれています。
オランダのチューリップの球根生産量は世界一です。世界シェアはおよそ9割にものぼるので、まさに「チューリップといえばオランダ」なのです。
驚くのはチューリップの球根生産量2位は日本なのです。とはいえその生産量は、オランダの10分の1です。オランダのチューリップ生産量がいかに凄いかがわかります。
チューリップはもともとの原産地はトルコと言われており、16世紀にトルコの皇帝がオランダの外交官にチューリップを贈ったことから、オランダで瞬く間に人気が広がり、親しまれるようになりました。
ただ、当時はお金のある人たちしか楽しめない花で、球根が盗まれる事態も多発するようになり、希少な品種が盗まれて高値で取り引きされたそうです。
チューリップ人気は過熱し、1637年にピークを迎えた「チューリップ・バブル」という現象が起きました。品種によってはピーク時には、ベッド1台と衣類と銀のカップを球根1個と交換したという記録が残っています。
しかしバブルというのは弾けるもので、はじけた後は価格が崩壊しますから、庶民でも買える値段になったということです。これは、世界で初めての「バブル崩壊」で、オランダの黒歴史とも言えます。
オランダのチューリップにはこんな伝説が残っています。
ある美しい少女に3人の騎士が求婚をしました。一人は黄金の王冠、もう一人は剣、最後の一人は財宝をもって愛をささやきました。
しかし、三人の騎士から求婚されたものの、誰とも選べぬ少女は悩んだ末に、花の精霊に願い、自分を花の姿に変えてもらいました。
結納であった王冠は花に、剣は葉に、財宝は球根になりました。そして、花の姿に変えられた少女の名から、その花はチューリップと名付けられました。
最後に日本全国のチューリップ10選をご紹介します。(Tripα(トリパ) 日本旅行より)
<国営みちのく杜の湖畔公園(宮城県)>
釜房湖のほとりに位置する東北唯一の国営公園で、チューリップや芝桜が並び華やかな光景が広がります。
<胎内チューリップフェスティバル(新潟県)>
ヘリコプターによる空中遊泳や、チューリップウエディングなどのイベントが開催されます。新潟県は県花がチューリップで、切り花のチューリップ出荷量全国1位です。
<となみチューリップフェア(富山県)>
チューリップタワーから眺める20万本のチューリップで描く大花壇の地上絵も必見です。富山県は県花がチューリップで、球根の出荷量全国1位です。
<佐倉ふるさと広場(千葉県)>
佐倉ふるさと広場にあるオランダ風車を背景に色とりどりのチューリップが彩り豊かに咲き揃う、関東最大級のチューリップフェスタです。
<国営昭和記念公園(東京)>
オランダのキューケンホフ公園の元園長ヘンクN.T.コスター氏が監修しています。
<横浜公園(神奈川県)>
横浜スタジアムに隣接する横浜公園では16万本のチューリップが花を咲かせます。
<ぐりんぱ天空のチューリップ祭り(静岡県)>
世界遺産の富士山をバックにチューリップを鑑賞できます。
<なばなの里チューリップまつり(三重県)>
日本最大級の花園一面に咲く約180万株のチューリップは、圧巻の光景です。
<国営明石海峡公園(兵庫県)>
公園からは海も見えるので、海を背景にチューリップの写真が撮ることができます。
<世羅高原農場(広島県)>
全国で開催されるチューリップ祭りの中でも美しい「花絵」を楽しめるのが、広島県の世羅高原農場です。
チューリップとオランダのお話、いろいろの歴史があったのですね。また、オランダと風車の疑問もありましたが、詳細は別の機会に譲りたいと思います。ざっと調べてみたら、概略は以下の内容でした。
オランダは全土の26%が海抜ゼロメートル以下。そこで、中世以降、海岸を堤防でふさぎ、内水面を干拓地に変えて土地を増やしてきました。その時、干拓地の水を海へかき出す揚水機の動力源として利用され、改良を重ねたのが風車だそうです。
チューリップと言えばオランダ、オランダと言えば風車を思い浮かびます。チューリップはオランダの国花として親しまれています。
オランダのチューリップの球根生産量は世界一です。世界シェアはおよそ9割にものぼるので、まさに「チューリップといえばオランダ」なのです。
驚くのはチューリップの球根生産量2位は日本なのです。とはいえその生産量は、オランダの10分の1です。オランダのチューリップ生産量がいかに凄いかがわかります。
チューリップはもともとの原産地はトルコと言われており、16世紀にトルコの皇帝がオランダの外交官にチューリップを贈ったことから、オランダで瞬く間に人気が広がり、親しまれるようになりました。
ただ、当時はお金のある人たちしか楽しめない花で、球根が盗まれる事態も多発するようになり、希少な品種が盗まれて高値で取り引きされたそうです。
チューリップ人気は過熱し、1637年にピークを迎えた「チューリップ・バブル」という現象が起きました。品種によってはピーク時には、ベッド1台と衣類と銀のカップを球根1個と交換したという記録が残っています。
しかしバブルというのは弾けるもので、はじけた後は価格が崩壊しますから、庶民でも買える値段になったということです。これは、世界で初めての「バブル崩壊」で、オランダの黒歴史とも言えます。
オランダのチューリップにはこんな伝説が残っています。
ある美しい少女に3人の騎士が求婚をしました。一人は黄金の王冠、もう一人は剣、最後の一人は財宝をもって愛をささやきました。
しかし、三人の騎士から求婚されたものの、誰とも選べぬ少女は悩んだ末に、花の精霊に願い、自分を花の姿に変えてもらいました。
結納であった王冠は花に、剣は葉に、財宝は球根になりました。そして、花の姿に変えられた少女の名から、その花はチューリップと名付けられました。
最後に日本全国のチューリップ10選をご紹介します。(Tripα(トリパ) 日本旅行より)
<国営みちのく杜の湖畔公園(宮城県)>
釜房湖のほとりに位置する東北唯一の国営公園で、チューリップや芝桜が並び華やかな光景が広がります。
<胎内チューリップフェスティバル(新潟県)>
ヘリコプターによる空中遊泳や、チューリップウエディングなどのイベントが開催されます。新潟県は県花がチューリップで、切り花のチューリップ出荷量全国1位です。
<となみチューリップフェア(富山県)>
チューリップタワーから眺める20万本のチューリップで描く大花壇の地上絵も必見です。富山県は県花がチューリップで、球根の出荷量全国1位です。
<佐倉ふるさと広場(千葉県)>
佐倉ふるさと広場にあるオランダ風車を背景に色とりどりのチューリップが彩り豊かに咲き揃う、関東最大級のチューリップフェスタです。
<国営昭和記念公園(東京)>
オランダのキューケンホフ公園の元園長ヘンクN.T.コスター氏が監修しています。
<横浜公園(神奈川県)>
横浜スタジアムに隣接する横浜公園では16万本のチューリップが花を咲かせます。
<ぐりんぱ天空のチューリップ祭り(静岡県)>
世界遺産の富士山をバックにチューリップを鑑賞できます。
<なばなの里チューリップまつり(三重県)>
日本最大級の花園一面に咲く約180万株のチューリップは、圧巻の光景です。
<国営明石海峡公園(兵庫県)>
公園からは海も見えるので、海を背景にチューリップの写真が撮ることができます。
<世羅高原農場(広島県)>
全国で開催されるチューリップ祭りの中でも美しい「花絵」を楽しめるのが、広島県の世羅高原農場です。
チューリップとオランダのお話、いろいろの歴史があったのですね。また、オランダと風車の疑問もありましたが、詳細は別の機会に譲りたいと思います。ざっと調べてみたら、概略は以下の内容でした。
オランダは全土の26%が海抜ゼロメートル以下。そこで、中世以降、海岸を堤防でふさぎ、内水面を干拓地に変えて土地を増やしてきました。その時、干拓地の水を海へかき出す揚水機の動力源として利用され、改良を重ねたのが風車だそうです。