先回の続きです。1月の花のアルバム ③ 2023-02-22
常緑性の低木で熱帯アフリカに約10種類の仲間が知られています。主に春~秋にかけて花を咲かせますが、温室など一年を通して高い気温がキープできる温室では季節に関係なく花を咲かせます。

茎の頂点から花茎を伸ばして表面に細かい毛の生えた白い苞(ほう)と呼ばれるものがいつくか付き、その間から花の本体がにょっきりと伸び出てきます。花名はその真っ白な花の姿に由来しています。

<ホワイトキャンドル キツネノマゴ科ウィットフィルディア属>
1/26 あけぼの山農業公園
サントリーフラワーズの商品名で、最大の特徴は、何と言っても花付きの良さ。 秋に植えれば、春には美しいドーム状にボリュームいっぱいに花が咲き誇ります。

生育が早く、寒さに強い品種なので、秋に植えてすぐに開花し、冬を越したあとの春にはより豪華に咲き誇ります。
<ボンザマーガレット・チェリー キク科アルギランセマム属>
1/31 北柏ふるさと公園
スペイン領カナリア諸島原産の半耐寒性低木です。関東地方以西では霜に当てなければ戸外でも冬越しが可能で、冬から春まで長期間花を楽しむことができます。

花形は一重、丁字、八重、ポンポン咲きなど変化に富んでいます。基本的に香りはありませんが、ラベンダーに似た香りをもつ交配種もあります。
<マーガレット(木春菊) キク科 / モクシュンギク属(アルギランセマム属)
1/31 北柏ふるさと公園
原産地はオーストラリア。先住民族アボリジニの間ではブッシュ・タッカーとして、好んで食されていました。

日系アメリカ人のマモル・タキタニがマカダミアとチョコレートの相性が良いことに注目し、ナッツをチョコレートで包んだものを製品化してみると爆発的な人気を呼びました。

<マカダミアナッツ ヤマモガシ科マカダミア属> 1/26 あけぼの山農業公園
中国原産で、ヒイラギナンテンと台湾原産のマホニア・ロマリフォーリアを掛け合わせた品種です。黄色の芳香のある花穂が30cm以上伸びます。花の少ない11月頃から2月まで咲き続けます。

花名は9世紀のアメリカの植物学者「Mc.Mahon(マクマホン)さん」の名前に因みます。

<マホニア・チャリティー メギ科 ヒイラギナンテン属> 1/31 北柏ふるさと公園
西ヨーロッパで広く分布しており、ウェールズでは国花として制定されています。多年草の球根植物で垂直に伸びた花茎から3cmから5cmほどの黄色いや白の花を1輪咲かせます。

花の特徴としては、中心部に筒状の副花冠があり、トランペットのベルの形に似ている事から命名されたと言われています。

<ラッパズイセン(喇叭水仙) ヒガンバナ科スイセン属> 1/16 柏の葉公園
ルイラソウ属の植物は、熱帯アメリカを中心に世界に約250種が分布しています。一般にルイラソウまたは野生のペチュニアとして知られています。

花はラッパ状で、四季咲き性の種類が多いですが、冬から春にかけて開花するものもあります。

<ルエリア キツネノマゴ科ルイラソウ属(ルエリア属)>
1/26 あけぼの山農業公園
中国原産の落葉低木。寒い季節に淡いクリーム色の花を咲かせます。花は香りが良く、花びらには厚みがあります。花の中心部が赤紫色をしています。

梅の花が咲く頃に香りの良い花を咲かせること、花が蝋を塗ったような質感であることから「梅」に例えられて、名が付いたと言われています。

<ロウバイ(蝋梅) クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属> 1/26 あけぼの山農業公園
北アフリカ、スペインに10種ほどが知られています。姿はマーガレットによく似ていますが、氷点下になると傷んでしまうマーガレットに比べて低温に強く、-10℃程度まで戸外で育てることができます。

黄色と茶褐色の花の中央部分(菅状花)と, 真っ白な花弁のコントラストが特徴的な品種で、茎が固く折れにくいのが特徴です。
<ローダンセマム・アフリカンアイズ キク科ローダンセマム属>
1/16 柏の葉公園
中国原産のスイカズラ科の落葉中木ですが、落葉性とは言っても完全に葉を落とすのではなく、地上近くの枝の葉は残っています。

1月には咲き始め、2月にかけてたくさん花を付けます。種小名のfragrantissimaは、「非常に香りのよい」という意味ですが、その名のとおり、なかなかよい香りを持っています。

<ロニセラ スイカズラ科スイカズラ属> 1/26 あけぼの山農業公園
一つ一つの花は米粒サイズの小さな花ですが、4月~6月、無数にブルーの小花が開花している光景はとても素敵です。最近は、ブルーの他、ピンクや白もあります。

ドイツ名は「vergissmeinnicht(私を忘れないで)」。英名も「forget me not」と直訳された名前で呼ばれています。どこの言葉でも同じ意味の名前をもっている素敵な植物です。

<ワスレナグサ(勿忘草) ムラサキ科ワスレナグサ属> 1/13 自宅
1月の花のアルバム4回に渡り、最後までご覧いただきありがとうございました。
次回も同様にアルバム形式で、出会った花木をご紹介する予定です。(2023年3月投稿予定)また、ご覧いただけると、とても嬉しいです。
常緑性の低木で熱帯アフリカに約10種類の仲間が知られています。主に春~秋にかけて花を咲かせますが、温室など一年を通して高い気温がキープできる温室では季節に関係なく花を咲かせます。

茎の頂点から花茎を伸ばして表面に細かい毛の生えた白い苞(ほう)と呼ばれるものがいつくか付き、その間から花の本体がにょっきりと伸び出てきます。花名はその真っ白な花の姿に由来しています。

<ホワイトキャンドル キツネノマゴ科ウィットフィルディア属>
1/26 あけぼの山農業公園
サントリーフラワーズの商品名で、最大の特徴は、何と言っても花付きの良さ。 秋に植えれば、春には美しいドーム状にボリュームいっぱいに花が咲き誇ります。

生育が早く、寒さに強い品種なので、秋に植えてすぐに開花し、冬を越したあとの春にはより豪華に咲き誇ります。
<ボンザマーガレット・チェリー キク科アルギランセマム属>
1/31 北柏ふるさと公園
スペイン領カナリア諸島原産の半耐寒性低木です。関東地方以西では霜に当てなければ戸外でも冬越しが可能で、冬から春まで長期間花を楽しむことができます。

花形は一重、丁字、八重、ポンポン咲きなど変化に富んでいます。基本的に香りはありませんが、ラベンダーに似た香りをもつ交配種もあります。
<マーガレット(木春菊) キク科 / モクシュンギク属(アルギランセマム属)
1/31 北柏ふるさと公園
原産地はオーストラリア。先住民族アボリジニの間ではブッシュ・タッカーとして、好んで食されていました。

日系アメリカ人のマモル・タキタニがマカダミアとチョコレートの相性が良いことに注目し、ナッツをチョコレートで包んだものを製品化してみると爆発的な人気を呼びました。

<マカダミアナッツ ヤマモガシ科マカダミア属> 1/26 あけぼの山農業公園
中国原産で、ヒイラギナンテンと台湾原産のマホニア・ロマリフォーリアを掛け合わせた品種です。黄色の芳香のある花穂が30cm以上伸びます。花の少ない11月頃から2月まで咲き続けます。

花名は9世紀のアメリカの植物学者「Mc.Mahon(マクマホン)さん」の名前に因みます。

<マホニア・チャリティー メギ科 ヒイラギナンテン属> 1/31 北柏ふるさと公園
西ヨーロッパで広く分布しており、ウェールズでは国花として制定されています。多年草の球根植物で垂直に伸びた花茎から3cmから5cmほどの黄色いや白の花を1輪咲かせます。

花の特徴としては、中心部に筒状の副花冠があり、トランペットのベルの形に似ている事から命名されたと言われています。

<ラッパズイセン(喇叭水仙) ヒガンバナ科スイセン属> 1/16 柏の葉公園
ルイラソウ属の植物は、熱帯アメリカを中心に世界に約250種が分布しています。一般にルイラソウまたは野生のペチュニアとして知られています。

花はラッパ状で、四季咲き性の種類が多いですが、冬から春にかけて開花するものもあります。

<ルエリア キツネノマゴ科ルイラソウ属(ルエリア属)>
1/26 あけぼの山農業公園
中国原産の落葉低木。寒い季節に淡いクリーム色の花を咲かせます。花は香りが良く、花びらには厚みがあります。花の中心部が赤紫色をしています。

梅の花が咲く頃に香りの良い花を咲かせること、花が蝋を塗ったような質感であることから「梅」に例えられて、名が付いたと言われています。

<ロウバイ(蝋梅) クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属> 1/26 あけぼの山農業公園
北アフリカ、スペインに10種ほどが知られています。姿はマーガレットによく似ていますが、氷点下になると傷んでしまうマーガレットに比べて低温に強く、-10℃程度まで戸外で育てることができます。

黄色と茶褐色の花の中央部分(菅状花)と, 真っ白な花弁のコントラストが特徴的な品種で、茎が固く折れにくいのが特徴です。
<ローダンセマム・アフリカンアイズ キク科ローダンセマム属>
1/16 柏の葉公園
中国原産のスイカズラ科の落葉中木ですが、落葉性とは言っても完全に葉を落とすのではなく、地上近くの枝の葉は残っています。

1月には咲き始め、2月にかけてたくさん花を付けます。種小名のfragrantissimaは、「非常に香りのよい」という意味ですが、その名のとおり、なかなかよい香りを持っています。

<ロニセラ スイカズラ科スイカズラ属> 1/26 あけぼの山農業公園
一つ一つの花は米粒サイズの小さな花ですが、4月~6月、無数にブルーの小花が開花している光景はとても素敵です。最近は、ブルーの他、ピンクや白もあります。

ドイツ名は「vergissmeinnicht(私を忘れないで)」。英名も「forget me not」と直訳された名前で呼ばれています。どこの言葉でも同じ意味の名前をもっている素敵な植物です。

<ワスレナグサ(勿忘草) ムラサキ科ワスレナグサ属> 1/13 自宅
1月の花のアルバム4回に渡り、最後までご覧いただきありがとうございました。
次回も同様にアルバム形式で、出会った花木をご紹介する予定です。(2023年3月投稿予定)また、ご覧いただけると、とても嬉しいです。