Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!

サイクリング・テニス・散歩等の道すがら、公園・野原・湖畔・川辺等で見つけた美しい花をスマホで撮っています。

2月の花のアルバム ③

2023-03-25 | みんなの花図鑑
先回の続きです。⇒ 2月の花のアルバム ② 2023-03-21

今回も、2月の花のアルバム②同様、花の名前や分類(科名、属名)は写真の後に表記しました。まず、写真と説明を見ていただき、花の名前を考えていただけるようにしました。

今回投稿した花や木も樹名板が無いものが多く、グーグルレンズを参考に名前を記載しています。間違いがあれば、ご指摘いただけると助かります。



千利休などの茶人が好んでいたことから、茶花として茶室に飾られることが多い花です。花は白の一重、極小輪(4~5cm)です。花弁は大小不揃いで一重咲きで、花に芳香があります。



ヤブツバキとチャと交雑種と言われています。椿と違うところは花がラッパ状に咲き8分程度しか開かずに、椿のようにポトッと花が散ってしまいます。早咲きで花付きが良く、冬の間も花を咲かせ続けてくれます。



<シロワビスケ(白侘助) ツバキ科ツバキ属> 2/22 あけぼの山農業公園 




東南アジアから日本にかけて自生する原種を交雑育種してできてきた洋ランです。ランとしてはたいへん丈夫で、寒さにも強い品種です。



開花期は年に1度、12月から4月の間に、1つの花茎に多いときは10個以上の花を付けます。栽培に適した環境であれば2カ月程度咲き続けるという花もちのよさも特徴です。



<シンビジウム ラン科シュンラン属(シンビジウム属)> 2/9 柏の葉公園




1茎に1花が咲き、副冠が花弁より短いスイセンの最もポピュラーな大杯咲きスイセンです。



花弁(花びら)は白、副花冠(カップ)は、オレンジ色の縁取りのある黄色です。



<スイセン(水仙)「ルーレット」 ヒガンバナ科スイセン属>
2/21 アンデルセン公園




秋から春にかけて芳香のある花を咲かせ、切り花、花壇や鉢物に利用されています。草丈が20~80cmほどで、優しい香りのする春の花です。

<ベイビーブルー>


<ベイビーブルー>


ベイビーシリーズは千葉県の黒川氏作出の品種です。花は豪華な八重で、側枝の開花が早く全体的なボリューム感が出しやすいという特徴があります。

<ベイビーローズ>


レインボー、ピンクフラッシュ、イエロー、アプリコット、クリアピンク、パープル、ピンク、ブルー、ライトブルーフラッシュ、ラブリーピンク、レッド、ローズなどバリエーションが豊富です。

<ベイビーローズ>


<ストック(アラセイトウ:紫羅欄花)「ベイビーシリーズ」 アブラナ科アラセイトウ属>
2/21 アンデルセン公園




東南アジアに広く分布する着生ランです。多くは木に着生しますが、岩などに着生することもあります。



香りがよいものも多く、また花の咲き方も下垂するものや、弓状に咲くもの、ほぼ直立して咲くものなどさまざまで、コレクションとしても楽しめるランです。

<セロジネ ラン科セロジネ属> 2/2 市川植物園




中国中部を原産とするロウバイの一品種。日本へ渡来したのは明治時代で、各地の庭園や公園に広く植栽されています。



原種のロウバイは花の中央部が暗い紫色になるが、本種は中央部も含めて花全体が黄色くなる特徴を持っています。



<ソシンロウバイ(素心蝋梅) ロウバイ科ロウバイ属> 2/9 柏の葉公園




全長89cm。全身は白色、くちばしは繁殖羽では黒色、非繁殖期は黄色をしています。脚も黒っぽい色をしています。



日本には夏鳥として渡来し、本州~九州では繁殖しています。近年は本州以南で越冬するものも増えています。



大きな木のある林に集団で営巣します。河川、池沼、水田、干潟など水辺に生息し、魚類をはじめザリガニ、カエルなど水辺の小動物を食べています。



<ダイサギ(大鷺) ペリカン目サギ科 全長89cm> 2/22 手賀沼湖畔




菜の花をカラフルにしたような花で、以前は春にしか咲かなかったのですが、霜に強い品種が改良されて、秋から春にかけて楽しめるようになりました。



通常は秋に播種して低温に感応した後春に開花しますが、シュガーラッシュは低温処理なしで開花します。花期は10月~5月。花色は赤、黄色、白など。草丈は10~20cmです。



<チェイランサス「シュガーラッシュレッド」 アブラナ科ニオイアラセイトウ属> 
 2/21 アンデルセン公園




花も葉もシンプルで美しく、世界中で人気のある球根植物です。現在の品種リストには5000を超える品種が登録され、およそ1000品種が世界中で育てられています。



品種は、開花期の早生、中生、晩生そして原種の4つに大別され、さらに来歴、花形と草姿などによって15系統に分類されています。



<チューリップ ユリ科チューリップ属> 2/21 アンデルセン公園




跳ねては止まって胸張って"だるまさんが転んだ!"をしているように見えます。
全長24cm。10月ごろ、シベリアから大群で渡ってくる冬鳥の代表です。



積雪のない地方の水田の刈跡、畑地、草地、河原など広々とした背の低い草地にすんでいます。



冬鳥なので日本ではさえずりをしません。そこで冬には口をつぐんでいるので、この名前が付いたと言われています。

<ツグミ スズメ目ヒタキ科ツグミ属 全長24cm> 2/22 あけぼの山農業公園




大輪の白の花びらが春の陽に素晴らしい陰影を作ります。別名を白澄 (シラスミ)といい、赤花を赤澄と称するそうです。


 
この名は安土桃山・江戸初期の京都の豪商・角倉了以 (すみのくら りょうい)(1554-1614)の角倉家にちなむものだそうです。



<ツバキ(椿)「白角倉」 ツバキ科ツバキ属> 2/22 あけぼの山農業公園




名前は、英語で「太陽の目」を意味する「Day‘s eye」に由来してつけられました。



日本語ではヒナギクとも呼ばれています。さまざまな種類があり、種類によって咲き方が異なります。



中心が黄色い白い一重の花が咲くイングリッシュ、花弁のボリュームがあるチロリアン、赤い花弁のポンポネットなどがポピュラーな品種です。



<デイジー(雛菊:ヒナギク) キク科ヒナギク属> 2/21 アンデルセン公園




原産地は、インドやタイなどの熱帯アジア地域からニューギニアやオーストラリアまでと広く、国内にも「セッコク」と「キバナセッコク」が自生します。



原種の数は1600以上とされ、園芸用の品種も非常に豊富です。高さはおよそ3cmから2mとさまざまで、花の色も白や黄、ピンク、オレンジ、赤、紫、複色など多岐にわたります。

<デンドロビウム ラン科セッコク属(デンドロビウム属)>
2/9 柏の葉公園




土手や野原、荒地にもよく生えるため雑草のように扱われることもありますが、日本では昔から食用にされてきた歴史があり、子供の遊び道具としても身近な草です。愛称あるいは通称として、ぺんぺん草が使われます。



名前の由来は、「愛でる草」という意味の「撫で菜」が変化してなったという説があります。他に、密集するように生えることから「馴染む菜」が転じてなったとも言われています。



<ナズナ(薺菜) アブラナ科ナズナ属> 2/21 手賀沼湖畔




原産地は南アフリカで、50種ほどが自生しているとされています。日本で主に園芸用として流通しているのは2〜3種類で、一年草タイプと宿根草タイプがあります。



主な開花時期は3月~6月です。しかし、品種や環境によっては真夏と真冬以外は咲き続けるものもあります。



<ネメシア ゴマノハグサ科ネメシア属> 2/9 柏の葉公園




マーガレットによく似た花をつけるキク科フランスギク属の一年草です。マーガレットに比べて花は小さく、平均して直径3cm~5cmの花をつけます。



花色は中心が黄色、花弁が白。はっきりとした濃い色の黄色と白のコントラストがきれいな花です。特徴的なのは花だけではありません。



その葉も特徴的です。草丈は20cm前後、四方に葉を茂らせます。葉は丸みを帯びた形状ではなく、ギザギザとしたのこぎりのような形をしています。


<ノースポール(寒白菊) キク科フランスキク属> 2/21 アンデルセン公園




本州中部~沖縄に分布するキジカクシ科の多年草。開花は夏で、細く伸びた花茎の先に、白い小花をまばらに咲かせます。花の直径は1~2センチで、花弁のような萼片はやや反り返って下向きに咲きます。



秋から冬にかけて実(タネ)がなります。最初は緑色で、緑 → 青 → 紺と徐々に変化していきます。「実」ではなく、「種」が正しいようです。


<ノシラン(熨斗蘭) キジカクシ科ジャノヒゲ属> 2/9 柏の葉公園




全長21cm。体形は横長で、尾が長いセキレイの仲間。頭から背は黒色か灰色で、腹と翼は広く白色。白い顔に目を通る細い黒線があります。「チチン チチン」と鳴きながら、波形に飛ぶのが特徴です。



住宅地でも飛び回る姿をよく見かけ、警戒心が薄く人からも逃げない鳥とも言われています。公園では人に餌をねだる姿も見られます。その一方で縄張り意識は強く、夏はつがいで、冬は単独で縄張りを持ちます。



<ハクセキレイ(白鶺鴒) スズメ目セキレイ科 全長21cm>
2/9 柏の葉公園


最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回「2月の花のアルバム 最終回」に続きます。