朝から昼までのほんの少しの時間だけ花を咲かせるツユクサ。その儚さから「万葉集」の時代、たくさんの和歌にも詠まれ、日本人に古くから親しまれてきました。
(万葉集では「つきくさ(月草)」の名で詠まれています)
朝咲き夕は消ぬる月草の消ぬべき恋も我れはするかも(万葉集 巻2291)
<ツユクサ 北柏ふるさと公園で撮影>
公園、山野、道端、畑などでごく普通にみられるツユクサ(露草)の仲間たちは、素朴だが美しい花ですね。朝靄や梅雨などしっとり、モイスチャーな雰囲気の似合う花は、野趣があり艶っぽい花です。
<ツユクサ 手賀沼湖畔で撮影>
意識しないと見逃してしまいそうなほど小さく可憐な植物です。その儚さが朝露を連想させることから「ツユクサ」と呼ばれるようになったと言われています。
よく見ないと見逃してしまいそうな野草の仲間ですが、ツユクサ(露草)は染料に使われたり食べることが出来たりと、「道端で見かける小さな植物」だけには留まらない、魅力的な植物なのです。
<ツユクサ 柏の葉公園で撮影>
ツユクサの花言葉はその可憐さに負けず劣らず、どこか儚さを感じさせるものが多く「尊敬」や「変わらぬ思い」の他に「恋の心変わり」や「ひそかな恋」や「敬われぬ愛」等があり、人に渡すにはちょっとネガティブな花言葉が多い花です。
<ムラサキツユクサ 手賀沼湖畔で撮影>
ムラサキツユクサはムラサキツユクサ属、ツユクサはツユクサ属に属しており、別属の植物です。開花季節はツユクサと同じく6~9月頃まで、咲く季節が同じなのも、間違えやすい理由の一つです。
<ムラサキツユクサ(白花) あけぼの山農業公園で撮影>
ツユクサの別名は「蛍草(ほたるぐさ)」「藍花(あいばな)」「青花(あおばな)」「移草(うつしぐさ)」「月草(つきくさ)」「鴨頭草(つきくさ)」「帽子花(ぼうしばな)」など。別名も多く、夏の季語でもよく使われる花です。
<ムラサキゴテン あけぼの山農業公園で撮影>
ムラサキゴテンは現在ムラサキツユクサ属に分類されていますが、以前はセトクレアセア属に分類されていたため「セトクレアセア」の名前で呼ばれることもあります。
『露草の仲間たち』
ツユクサの仲間は大きく分けてムラサキツユクサを含め4種類存在し、どれも一見すると見分けがつかないものばかりですが、特徴を把握しておけばどれも見分けるのは簡単です。
<ハツユキツユクサ itscom.netより>
ハツユキツユクサは初雪が積もった様に、茎の先端近くの葉に白あるいは赤紫色のまだら模様を持ったツユクサの種類です。開花季節は5~6月、二か月しか花を咲かせない、ツユクサの種類の中でも特に短命の植物です。
<マルバツユクサ(ツユクサ科ツユクサ属) CCOフリーライセンスより>
その花は非常に小さく、花弁も少ないため、ハスのような大きな葉っぱをもち、花がとても小さいツユクサがあったら、マルバツユクサと思ってよいでしょう。開花季節は7~10月と、ツユクサよりちょっと遅めです。
<トキワツユクサ(ツユクサ科ムラサキツユクサ属) みんなの花図鑑より>
トキワツユクサは南アフリカ原産の白い花弁を持つツユクサの仲間で、まだら入りの「シロフハカタカラクサ」が野生化したものと言われています。開花の季節は5~8月とツユクサよりやや早め、春の植物と言った方が近い種類です。
(万葉集では「つきくさ(月草)」の名で詠まれています)
朝咲き夕は消ぬる月草の消ぬべき恋も我れはするかも(万葉集 巻2291)
<ツユクサ 北柏ふるさと公園で撮影>
公園、山野、道端、畑などでごく普通にみられるツユクサ(露草)の仲間たちは、素朴だが美しい花ですね。朝靄や梅雨などしっとり、モイスチャーな雰囲気の似合う花は、野趣があり艶っぽい花です。
<ツユクサ 手賀沼湖畔で撮影>
意識しないと見逃してしまいそうなほど小さく可憐な植物です。その儚さが朝露を連想させることから「ツユクサ」と呼ばれるようになったと言われています。
よく見ないと見逃してしまいそうな野草の仲間ですが、ツユクサ(露草)は染料に使われたり食べることが出来たりと、「道端で見かける小さな植物」だけには留まらない、魅力的な植物なのです。
<ツユクサ 柏の葉公園で撮影>
ツユクサの花言葉はその可憐さに負けず劣らず、どこか儚さを感じさせるものが多く「尊敬」や「変わらぬ思い」の他に「恋の心変わり」や「ひそかな恋」や「敬われぬ愛」等があり、人に渡すにはちょっとネガティブな花言葉が多い花です。
<ムラサキツユクサ 手賀沼湖畔で撮影>
ムラサキツユクサはムラサキツユクサ属、ツユクサはツユクサ属に属しており、別属の植物です。開花季節はツユクサと同じく6~9月頃まで、咲く季節が同じなのも、間違えやすい理由の一つです。
<ムラサキツユクサ(白花) あけぼの山農業公園で撮影>
ツユクサの別名は「蛍草(ほたるぐさ)」「藍花(あいばな)」「青花(あおばな)」「移草(うつしぐさ)」「月草(つきくさ)」「鴨頭草(つきくさ)」「帽子花(ぼうしばな)」など。別名も多く、夏の季語でもよく使われる花です。
<ムラサキゴテン あけぼの山農業公園で撮影>
ムラサキゴテンは現在ムラサキツユクサ属に分類されていますが、以前はセトクレアセア属に分類されていたため「セトクレアセア」の名前で呼ばれることもあります。
『露草の仲間たち』
ツユクサの仲間は大きく分けてムラサキツユクサを含め4種類存在し、どれも一見すると見分けがつかないものばかりですが、特徴を把握しておけばどれも見分けるのは簡単です。
<ハツユキツユクサ itscom.netより>
ハツユキツユクサは初雪が積もった様に、茎の先端近くの葉に白あるいは赤紫色のまだら模様を持ったツユクサの種類です。開花季節は5~6月、二か月しか花を咲かせない、ツユクサの種類の中でも特に短命の植物です。
<マルバツユクサ(ツユクサ科ツユクサ属) CCOフリーライセンスより>
その花は非常に小さく、花弁も少ないため、ハスのような大きな葉っぱをもち、花がとても小さいツユクサがあったら、マルバツユクサと思ってよいでしょう。開花季節は7~10月と、ツユクサよりちょっと遅めです。
<トキワツユクサ(ツユクサ科ムラサキツユクサ属) みんなの花図鑑より>
トキワツユクサは南アフリカ原産の白い花弁を持つツユクサの仲間で、まだら入りの「シロフハカタカラクサ」が野生化したものと言われています。開花の季節は5~8月とツユクサよりやや早め、春の植物と言った方が近い種類です。
ツユクサの仲間のお写真、とても綺麗ですね。
今うちの庭にもツユクサがいっぱい咲いています。
何故か今年、急に増えました。
ムラサキツユクサは春に咲いて、葉が黄色くなって来るので全部切ってしまいました。
来春又芽が出て来ます。
ハツユキツユクサも持っていますが、色がだんだん出なくなり、今はみすぼらしい姿をしています。
挿し芽をして更新した方がいいかもしれません。
買った時は、「トラデスカンティア属、胡蝶の舞」というタグが付いていました。
花は咲きませんでした。
しいちゃんが「メガネツユクサ」というのを載せておられましたが、見たことはありません。
ツユクサはとても魅力的な植物だと思います。(^^♪
露草のような小さな花をスマホで撮るのは難しいです。ズーム機能を使うのですが、手振れやピント合わせの失敗が多く、何回も撮り直ししています。
わが家の庭でツユクサを育てた経験はありませんが、種が飛んできて、自然に生えるということもないようで、嫌われているのかもしれません。(笑)
ハツユキツユクサ、メガネツユクサにはまだ出会ったことがありません。
ツユクサ こんなに種類があったんですね。
ビックリです。
私が知っているのはツユクサとムラサキツユクサのみです。
メガネツユクサはブログに載せている方がいたので画像では
見ましたが本ものは見たことが無いです。
良く見る露草、花を趣味にする前は、梅雨時期に咲き、
露が花びらに乗せた状態が綺麗だから、露草なんだと
思っていました。
花期がほんとに長い花を知ったのは、数年前のことです^^;
色々な露草、
こうして見せていただくと、花や色の違いを感じさせていただけます。
しいちゃんのお庭に咲く、メガネツユクサ、
私も少ししか見ないのですが、可愛さがありますよね^^
名前も色々なものがあり、
ハツユキツユクサ、ハツユキカズラをイメージしましたが
名前を付けた人は、どちらも初雪をおもったんでしょうね
そしてシベの不思議さに、自然を感じます。
ツユクサの種類、私も調べてびっくりしました。
私もツユクサ、ムラサキツユクサ、ムラサキゴテン以外は
知りませんでしたよ。
たまには一つの花だけにフォーカスを当ててみるのも、
新しい発見があって良いかもしれません。(^.^)
確かにツユクサやムラサキツユクサは今でも方々で見かけます。
初夏から秋にかけて本当に長い間咲き続けてくれますね。
路傍や野原で咲いているときは気にも留めませんが、このように
写真に撮って眺めると美しく、捨てたものではありません。
また、ツユクサ仲間の名前の付け方も頷けるものが多いですね。
思わず、頑張れツユクサ!とエールを送りたくなります。
早々に私の護国寺にコメントをお寄せ頂き有難うございましたm(__)m
花期が長いツユクサ、雑草(失礼)と言ってもおかしくないくらい、彼方此方で見かけますが、
小さな可憐な花の形、可愛らしいですよね(^^)
実家の庭にも結構蔓延っておりますが、実家の庭を管理している兄は青い色の花が好きなのでそのままにしている様です。
因みに花図鑑に写真を投稿する様になった頃、ムラサキツユクサとツユクサ名前が同じツユクサと呼ぶので正に???状態でした(^_^;)
ninbuさんがおっしゃられる様に、呼び名は似ていても属が違うとの事、納得です。
お写真どれも素敵ですね(^_-)-☆
そしてムラサキゴテン等も含め、どちらのツユクサも好きです(^o^)
最後に私は球技が苦手でサッカーやテニスはしておりませんし、仕事上仕方なくやったゴルフは別として、
スポーツはテレビ観戦オンリーです(^0^;)
強いて言えばスキーだけは、自粛で出掛けられ無かった今年を除いて、未だに続けており、ジェットスキーも含め、
身体が動く間は続けようと思っております。
ツユクサは、なんとも可愛らしい形をしていますよね。
そして強い!!
家には斑入りのツユクサとメガネツユクサがいますが写真撮ったらまもなく抜きます。
それでもまた芽吹きますけどね。
ムラサキツユクサも鉢で育ててましたが、庭に降ろしました。
この子はツユクサみたいにあちこちで芽吹きませんので、地上部切っての冬越しになります。
ハツユキツユクサと、マルバツユクサ欲しい(笑)
けどね今は我慢できるようになりました。
くるっと回って16歳ですから(笑)
ツユクサもこれだけ増えると、もう雑草と言ってもよいでしょうね。
でも、不思議と可憐で可愛いので皆さん躊躇ってしまうようです。
私のように、ツユクサのような小さな花をスマホで撮るのは大変です。
ズーム機能を使っても手振れを起こしたり、ピント合わせの失敗で
10枚撮影しても、まともなのは1~2枚撮れれば良いほうです。
ヒゲオヤジさんはスキーとジェットスキーという、高度な技術を要する
素晴らしい趣味をお持ちなので、私から見ると高値の花です。(^.^)
ツユクサを投稿しようと思ったのはしいちゃんの投稿した
眼鏡ツユクサを見たのがきっかけでした。
8月以来、日夜眼鏡ツユクサを探し求めましたが、出会うことは
かないませんでした。(^-^;
どこにでもありそうなツユクサ、でも、見つかるのはツユクサ
とムラサキツユクサばかりです。
仕方なしに、眼鏡ツユクサのない”露草づくし”を見切り発車
してしまったんですよ。
ハツユキツユクサ、マルバツユクサは私も欲しい!(笑)