北海道の山登り・花・滝 大好きおぢさん日記

過去の記録を一つにまとめたブログで現役ではありません。

富良野岳 (22山目)

2021年08月08日 15時18分50秒 | 山登り 上川

 

 

登山日:2010/8/7

山名:富良野岳
標高:1,912m
場所:十勝連峰
コース:十勝岳温泉コース
標高差:642m

ガイド標準時間:登り3時間20分 下り2時間 計5時間20分
ガイド評点:55点(中級)

札幌発:2:22
登山口着:5:23
出発:5:39
山頂:8:08
所要時間:2:30 
駐車場着:11:02
登山時間:5:23

 

本日7日 2度目の富良野岳へ行きました。
天気予報はくもりのち昼から雨
でもねえもう日にちがないのです

とゆうか春の見たい花がまだギリギリ残っていないか?の確認なので曇っていてもいいのです 
頂上へいけなくても滝を見なくても・・・


本当は2週間前がラストチャンスと思ったが雨で撤退
次の休みは朝から雨
そして今日

5月~6月までは晴天続きだったが一番大事な7月にやられた!無理とは思ったがとにかく行く!

さて今日の上富良野市街は雲は多いが晴れている 
だが十勝岳温泉に向かったとたんに厚い雲があり山頂どころか連山自体も見えない・・・

 

今日はテーマは花だ 景色は捨てる!決意のもと 
5時40分登山口より出発

 

猛烈なガスの中、本日2組目で出発 だがやがて先頭に出発された1組が戻ってきた
「ガスで何も見えないから登っても仕方なくて」その通りでしょう。
富良野岳山頂からの展望は素晴らしいから

とゆうことで先頭になった 
確かに春の花は見えない
だが、そこは富良野岳 カミホロ分岐までにマルバシモツケを見る

 

ここからは夏の花
エゾウサギギク 


この位置でのチングルマは穂ばかり

 

と思ったら おっと咲いていた

 

さらにウメバチソウ これは夏の花

 

礫地帯に出た 相変わらずガスがたちこめ風が強い

 

ヨツバシオガマ

 

夏から秋の花で目立ったのがアザミ 水滴がいっぱいついて綺麗だ

 

次から次と花が現れる チングルマもエゾコザクラもチシマノキンバイソウも残っていた 
ちょっと進んでは花、また進んでは別の花と撮影ばかりで歩が進まない。

さすがは富良野岳!

チシマノキンバイソウ

 

トカチフウロ




雨後でも別の顔がある。水滴といえばハイオトギリが綺麗だね

 

とりあえず雨に当たらぬうちに肩分岐に到着
変わらず風が強いので小休止せず山頂を目指す

 

肩分岐から頂上まではまずコマクサ

数は少ないしもう終りかけか色も薄いがなんとか間に合う 

ダイセツトリカブト、キバナアキノキリンソウ、エゾウサギギクは今が盛り
まだヒメクワガタもたくさん他にもリンドウ系、イワギキョウ、イワブクロなど 
ヨツバシオガマ、エゾツツジ、アオノツガザクラは終る瞬間 あ~書き切れない

 

ムカゴトラノオ



誰もいない山頂へ一番乗り ガスだらけで展望は0%。 
風があるので岩陰で早めの昼食をとっていたら二人組が到着 
天気はこのあと雨の予報なので三峰山への稜線の花はあきらめる 

ここまで1滴も雨が降らなかったのはありがたい



帰途中に見落とした花があった
コバノトンボソウだろうか

 

急いで下山中に何組とも会うが引き返した人たちも見た 
結局、私のあと20組ほど名前があったが断念した組は7組もあった。

景色が見れない、雨が降りそうでは当然の判断だろう

 

安政火口を渡り切りあとは駐車場までの道
途中にエゾノオヤマノリンドウの群落を見る

 

ここから急に雨が降り出し、何とかフードで誤魔化し駐車場に到着

 

そうゆうことで二度目の富良野岳登山を終える。
目的にしていた花4種は全滅!探しきれなかったかもしれないけど来年の楽しみね 

下山後は過去二度お世話になった凌雲閣ではなくカミホロ山荘のお風呂に入る
こちらもいい湯であったな。