登山日:2013/7/7
山名:富良野岳
標高:1,912m
場所:十勝連峰
コース:十勝岳温泉コース
標高差:642m
ガイド標準時間:登り3時間20分 下り2時間 計5時間20分
ガイド評点:55点(中級)
札幌発:3:50
登山口着:6:48
出発:7:06
山頂:10:30
所要時間:3:24
駐車場着:13:54
登山時間:6:48
3度目の富良野岳です。
でも
残雪と朝もやの富良野岳
すでに山頂からの景色はあきらめぎみ
しかし
今日の目的は花にあり。
過去の登頂は8月以降で花のシーズンは終わっていたので
高名な山に花を目指して登ってみた。
雨が降らなきゃいいかくらいの気持ちで。
この山での雪渓は初めて。
人気の山ゆえ多人数の踏み跡がありがたい
雪渓を渡るときは風がひんやりと心地良い。
そろそろ花が現れる
おなじみのチングルマとエゾツガザクラ
どちらも良く見る高山植物だ。
黄色いスミレが本当に好きなんだよね
これを見れるとテンションがあがる。
キバナコマノツメ
チシマノキンバイソウ
エゾノハクサンイチゲ
エゾノツガザクラが綺麗に咲いている
ここは富良野岳の肩、三峰山への分岐点。
コマクサはここに咲くが今年はまだ少し早かったかぁ
コケモモ
ミヤマキンバイ?
イワヒゲ
エゾヒメクワガタ
やがて斜面にお花畑が広がる。
やはりチングルマだね
斜面の谷側にはチングルマやエゾノハクサンイチゲの群落が
ピンク色が混ざっていると思ったらエゾツツジも
さらにトカチフウロとホソバベンケイソウ
登山道の山側はエゾコザクラやコイワカガミが多かった
見事だなぁ
おっと 久しぶりの
ウズラバハクサンチドリ
実はペンケヌーシ岳でしか見たことが
なかったので嬉しいね~
ミヤマアズマギク
そういえばこの花のことすっかり忘れていた。
でも見つけたときはうれしかったね
予想よりたくさん咲いていたし
コイワカガミ。
カラフトイソツツジ
そうそう富良野岳といえばこの花だ
まだ一度も見たことがなく
時期的にも残雪の様子から見て早いだろうなと・・・
他の登山者から
ほら、ここにつぼみがと教えてもらった。
うーん やはりまだか・・・!
ロープの外
ちょっと離れたところに青い色が目に入った。
おお咲いていたよー
ひと株だけだし
あっちゃ向いているしww
だけど立派な開花で、ズームでピントが合わなかったが
なんとかねこれで満足さ
エゾルリソウ
三峰山分岐の登りから山頂までの斜面
聞きしに勝る素晴らしいお花畑だった。
花の種類も多い!
そして前回同様360度周りが何も見えない山頂へ到達。
撮影しながらのゆっくり登山
もともと苦しい山ではないが時間さえあればもっとゆっくりでいい
下山も花を楽しみながら撮影しながら降りるものだから
時間ばかりかかってしまう。
振り返えるがガス中の山頂は見えない
しかし、年に2度も来る予定はないのでこれらのお花を目にしては
撮影しないで帰るわけにはいかないねぇ
アイオノツガザクラ
途中にロープの向こう側に
荒地の黄色い花が点在
エゾタカネスミレの群生地だった。
大雪より先にここでお目にかかれた。
ピンクの花が共演!
エゾコザクラ
コイワカガミ
エゾノツガザクラ
一つ一つは小さいけれど
立派な主役たる花たちを一枚に収める。
おお
やっと霧が晴れて下界が見えてきた!
チングルマ、エゾノハクサンイチゲの群落の向こうに原始ヶ原が。
また、滝コース
行きたくなったよな
三峰山の下部をトラバース中
やっとこちら側も霧が一瞬だが晴れた
右に上ふらの岳、中央にドーンと上ホロカメットク山だ
ハクセンナズナ
最初の渡渉場所まで帰ってきた。
ここまで来たら下山も終わりのようなもの
前回はここから雨に降られ濡れながら駐車場まで小走りに降りたが
今日は心配なし
いつもより水量豊富な沢をひと跨ぎし最後の一服。
だらだらと歩いて駐車場へ いつもの光景だった
降りて来た時は必ず駐車場は満車状態で路肩へ停めている車も多数。
紅葉もいいのだけれど
観光客も多くて・・・
やはり、富良野岳は素晴らしい
今回は霧のため、十勝岳も夕張連山も見ることは出来なかったがあれだけの花を見ればね
もう大満足でいい山行でした。
また来年
7月7日訪問
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