北海道の山登り・花・滝 大好きおぢさん日記

過去の記録を一つにまとめたブログで現役ではありません。

南暑寒岳 (86山目)

2021年11月24日 21時17分34秒 | 山登り 空知

 

 

登山日:2013/7/15

山名:南暑寒岳
標高:1,296m
場所:増毛山系
コース:ペンケペタン川コース
標高差:756m

ガイド標準時間:登り4時間 下り3時間 計7時間
ガイド評点:50点(初級)

札幌発:3:46
登山口着:6:34
出発:6:53
山頂:11:32
所要時間:4:39 
駐車場着:15:35
登山時間:8:42

 

4年ぶり2度目の雨竜沼湿原と南暑寒岳です。
前回とほぼ同時期。

4年前は本来「白竜の滝」を見に行ったのだが調子に乗って湿原から人生初めての登山までしてしまい
すっかり山のとりこになった記念すべき山です。
(だが膝を痛めて下山中から大変な目にあった…)

今回の目的は湿原の花々と山頂からの眺望。




朝、6時半の到着時はまだまだ駐車場はすいていましたな

 

前回同様、登山受付で協力金500円を払って
出発。


天気は上々で時折の雲が直射日光を浴びず心地良い

目の前の岩峰と同じ高さまで
まずは白竜の滝と湿原を目指します。

 

 

白竜の滝



変わらずいい滝でねぇ
下に人がいるが今は登るだけ

帰りに下へ降りようと思ったけど
結局、疲れ果てて今回も上からだけだった・・・


水の落ち口の赤い葉がいいアクセントだ

種類は少ないけど花の出始め

タニウツギ

 

ネギの種類?

 

 

この滝は沢向こうの断崖で前回も撮影した。



いくつかの水が落ちているけど
撮影に値?するのはこれぐらいか

岩肌から察するに常時流れている滝と思われる。

 

道はすでに登山道であり
ペンケペタン川がすぐ下に見えるともうすぐ湿原。

途中で山側から湧水が(飲めるのかな?)
川側には川に降りて休憩出来る場所などあり
もうすぐ湿原に到達の気分でテンションも上がって来るね。


湿原入口から
右に主峰、暑寒別岳
左にこれから登る南暑寒岳がくっきりと


いい天気だ

 

さあ~湿原に入った

花は・・・ちょっと寂しい!
時期的なのか少なくなっているのかそれでも各種の花を撮影出来た

エゾノリュウキンカ

 

ハクサンチドリ




イワイチョウは盛りだった。

 

大きな葉のホロムイイチゴ

 

他の山ではすでに終わっている
シラネアオイがこの時期見れるのも
道北と積雪の関係かな?

 

オオバタチツボスミレ



この花は是が非とも撮影したかったね
今年の花のテーマはスミレ種だから、たくさん咲いていて良かったなと

 

 

前回と違うのはほぼ同時期なのに
エゾカンゾウの咲き具合が全然違ったことだ
ただ単に今年は遅いだけなら良いが・・・



あとヒオウギアヤメも一輪も見ることが出来なかったなぁ

 

ツマトリソウ

 

池糖とチングルマ


そういえば前回はチングルマは見なかったな
やはり今回は遅れているだけであろう
でもチングルマを見るとほっとするのは私だけか?

 

湿原の花 ヒメシャクナゲ

 

ショウジョウバカマ

 

ミヤマキンポウゲ

 

サンカヨウ

 

早いところでは5月の上旬で咲いているのに
さすがに道北だ
まさか7月の中旬で見れるとは

オオバナノエンレイソウ。

 

共演で

シナノキンバイ
イワイチョウ
ハクサンチドリ
ミヤマキンポウゲ



艶やかだね。

 

 

希少種のクロバナハンショウズル



帰途側の木道すぐ横で3株くらい咲いていた。
なんとも言えない質感だな

 

 

今年も同じ場所で目立たない花
ホソバノキソチドリを見れた。




以前見た花が同じ場所で咲いている安堵感
毎年、きちんと咲いて欲しいね^^

 

ああ何とも言えないいい感じだ。


こんな光景がそこかしこにあるんだからね

 

さて展望台へ向かおう。

 

さー展望台で一服したら
南暑寒岳にリベンジに向かおう!


ちょっと雲が黒くなってきたな~
大丈夫か・・・

 

 

山頂へ向って登りはそんなにきつくない
このぐらいの低山でもこの時期まだ雪渓が登山道に残っていた。

涼しいけどね

登山道にも花があるよ ツバメオモト

 

ザゼンソウ

 

タカネナナカマド

 

タケシマランは葉の裏に

 

イワツツジ

 

ハイオトギリ

 

ウコンウツギ

 

ミヤマキンバイ

 

ミヤマホツツジ

 

アキノキリンソウ

 

 

 

そして楽に山頂に到達。



4年ぶりの山頂だ
前回はガスのため一切何も見えず
無事にリベンジを果たした!

 

 

いや~目の前の暑寒別岳がキレイだ。
山を見るなら残雪時だね




実は中央やや右側の沢に滝が見えているんだよ。
いいもん見つけたね

それがこの滝

残雪からの水流なので季節滝かと思うが
それにしても高い位置から落ちている

 

 

もう一つ滝を見つけた

これは山頂から群別岳を撮影
急登をロープを使い降りて暑寒別岳へ向かうルート。




左側には台形の黄金山も見える



中央の沢に見事な滝を見る。

 

それがこの滝



ズームも限界だが
見事な落差を誇る滝だ。


この沢は徳富川だろうか
良く見ると左上部にも残雪からの滝が見える

 

伏見岳に続いて無事、リベンジを果たした
南暑寒岳を後にする。




 

 

さて
帰りはまた湿原を通るが時期がずれて花が少ない
しかも乾燥化?が進んでいるみたいで野原に木道があるだけみたいな箇所もあった。

それでも定番のワタスゲはちゃんと健在だね。

 

エゾヒョウタンボク

 

 

 

ガスで陰ってきたが
湿原から南暑寒岳へお別れ。


今度はもう少し時期を遅くしてエゾカンゾウの群生を
見たいね。

 

 

道中に川へ降りれる箇所がある。
ちょっと休憩で川中の岩の上でくつろぐも良し
虫がいなければ最高!

 

前回来た時も
今回スタートした時も
この滝を撮影しなきゃと思っていた。



湿原に行く人なら誰もが目にするであろうが
サイトなどでは白竜の滝以外は一切記載がなく?
最もスタート地点に近いのに
無視され続けてきた滝だ。





ということで
花が中心の登山だったけど山頂からの眺めもあったし
これでリベンジ終了でいいだろう


また別の時期の花を見に来年になるか次になるか
ただ間違ってもこっち側から暑寒別岳には行かないようにしよう

疲れるから



7月15日 訪問

 

 

 



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