登山日:2011/9/25
山名:ニペソツ山
標高:2,013m
場所:東大雪
コース:一六ノ沢(杉沢)コース
標高差:987m
ガイド標準時間:登り5時間30分 下り4時間20分 計9時間50分
ガイド評点:65点(中級)
札幌発:1:43
登山口着:6:15
出発:6:30
山頂:11:00
所要時間:4:30
駐車場着:14:30
登山時間:8:00
今年1番の目標であったニペソツ山へ行ってきました
札幌を深夜2時前に出発し高速を使わなかったからか
登山口に着いたのは6時過ぎ
ビックリしたのは車がビッシリ!
他にも手前側に駐車済みで20台以上はあろうか
3連休の最後で天気予報も上々の今日、
この山を選んだ人が多かった
登山口にて準備体操をして
6:30出発だ!
ガイドブックにより長丁場は承知の上。
それだけに9月の末ではもう肌寒く、少なくとも今年苦戦した暑さ対策は考えなくて良さそうだ
これだけでも大きい!
いきなり丸太を渡り急登りが始まる
まずはニペソツ山本峰までの3つの山を越える
一つ目が小天狗岳だ
ニペソツまで5.5kmくらいで急登は一度終了か
その後、緩いのぼりを快適に進む
何と言っても青空を見上げると
今日はニペソツの勇姿が見えるはず!
とつらい登りも苦にならない
振り返り見ると通称「おっぱい山」といわれる
「ピリベツ岳」と「西クマネシリ岳」がくっきりと
ここまで約1時間20分だ
雲海が素晴らしいなぁ
そして小天狗山頂へ向けて急登が再開する
体力さえあれば難なくクリアしていくが山頂は通らず手前の岩場を廻っていく
この小さな岩場のへつりがもしかしたら一番難儀する場所かも
下を見ると怖いよ
上側を超えて行ったほうが行きは楽かな?
上をよじ登っていったほうが楽だった
小天狗を超えるとすっきり見えるのが前天狗だ
すっきりとカッコイイ山で
もしニペソツ山がなかったのなら
この山めがけての登山も十分ありえるだろう
とにかく小天狗でも標高はそこそこあるので眺めはいい
しかもこの青空は前天狗を超えてからの
あのニペソツの勇姿をくっきりと見えるのではと、期待を持たせ疲れを感じないのだ
さらに前天狗の左奥にウペペサンケが・・・
この山をくっきりとしかも近くで見たのは初めてで感動した。
小天狗をスイスイ下っていく
少しばかり雨水が倒れた笹の上に被っているが大きな問題はない
それより帰りの登り返しがちょっと疲れるかな?
やっと天狗のコルだ 確かにテントが何張りかできる
もう少し進んだ道の横側にもテン場らしい箇所があった
ここまで1時間40分くらい
ここには終わりかけのエゾオヤマリンドウがまだ咲いていた
ちょっと道端を見るとシラタマノキがころころと白い身を・・・
なんともかわいいものだね
前天狗をトラバース中にナキウサギを見る
この時期?良く鳴き良く姿を現す
かわいいんだよね
わかるかなぁ?
石狩岳、音更岳の石狩連山
前天狗は頂上を通らず巻いていく
もう少しで
そしてついに
ニペソツの勇姿が一番カッコイイと言われている
箇所へ登りつめた!
ガスで山の部分だけまったく見えず・・・
残念!!
本日、最大の楽しみであった前天狗からのニペソツの勇姿
悔やんでも仕方がない
またここに来る動機が出来たとゆうもの
それに帰りも見えるチャンスはあるのだ
気を取り直し天狗岳のコルから一気にニペソツ本峰へ向かう
やはり山頂部はガスの中だ
それでも東、東南方向は雲が少なく糠平湖と山々が見えた
すれ違った下山者に聞くとあと1時間早ければ
勇姿が見れたそうな・・・
このガスの中、おそらく山頂へ着いても何も見えないだろう
だがここまで来たのだ
もしかして一瞬でも下界が見えるかも知れない
それに憧れの頂までもう一歩なのだ
力を振り絞り最後の急登を行く
幾度も立ち止まり休憩し呼吸を整えて
もう少し、もう少しと・・・
ついに山頂へ!
所用時間は4時間30分であった
最後の最後までガスは晴れなかった
時間のない中で自分としては待ったほうだが
やはりニペソツの山頂の勇姿を見ることは出来なかった
芦別岳登山から約1か月
ニペソツを登ること、勇姿を見ることがずっと楽しみであった
秋も深まり気温が下がったので芦別岳ほどの疲れはない
これで降りよう
お今日イチの花だ
カワラボウフウかな
ニペソツ本峰の岩場で再びナキウサギ
これも遠すぎた
なごり惜しいコルより山頂方面を見るがこれが限度
ついぞお目にかかることはなかった
そして帰りはまず天狗岳
これを登るのかぁ はぁ……
さらに前天狗を登り返す
ここのコルは春から夏はお花畑だろうな
登り切ってのラストチャンスも もちろんダメ!
来年また来るぞ(余計ガスが増えたわ)
前天狗を降りて軽く小天狗を登って岩場を超えたら下りオンリーだ
岩場は帰りも上から降りた
さあ気を付けて下山だ
下りは長く感じたが沢の音が聞こえたらゴール
ふう 無事に下山できた
安堵感が半端ない
憧れのニペソツ山頂についに立てた
残念ながら勇姿を見ることは出来なかったが
また来れる理由が出来たようなもの
来年にまた来るときはもっと体力をつける
体力さえあれば難しい山ではないと実感出来たのも大きい
時期は涼しい秋がベストだが、たくさんの花が見たいよ
エゾオヤマリンドウも終わりがけ
ぜひ又、来年へ
9月25日訪問
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます