「スーパープレミアム商品券」に関する申し入れ

2015年07月22日 20時55分53秒 | 日記

7月11日に発売された「スーパープレミアム商品券」、早朝から並んだのに買えないなど区には200件を超える苦情が寄せられました。
 13日の朝のワイドショーでも足立区の混乱ぶりが放映されました。

「いつも買っているお店に行ったのに売れ切れていた、もうこの店では買わない」「並んでも買えないのは不公平」

商店の方たちも、「大型店で使う人が90%だと思うがそれでも地域の商店街の活性化につながればと、販売に協力した」と言っていました。

これだけ周知された商品券、楽しみにしていた方たちにも、区として対応すべきです。

共産党区議団は、この問題を放置することはできないと、21日に区長に申入れをおこない、石川副区長が対応しました。



足立区長 近藤やよい様
区内共通商品券発行に関する申し入れ
2015年7月21日
日本共産党足立区議団


区が発行したスーパープレミアム商品券は、希望者が殺到し発売開始時刻には並んでも買えない状況であり、苦情が相次ぎました。
これには多くの問題点がありました。
まず第1に購入者のほとんどの人が10万円分購入したために買えない人が圧倒的多数だったという問題です。「同じように税金を払っているのに、買える人と買えない人がでて不公平」「結局、10万円分買える人がより恩恵を受けた」との声があるように消費税増税に対する消費喚起策というにも関わらず、不公平感が広がったことです。
第2に地域経済循環、中小商店支援の点です。
商品券を販売した足立区商店街振興組合連合会の役員も「9割が大型店で使用されてしまうのでは」「販売の苦労は我々で、儲けは大手に」と語っています。
しかも、今回のスーパープレミアム商品券を発行したために、例年発行している年末に向けての「プレミアム商品券」を発行しない予定であり、これでは地域経済の活性化には繋がりません。
今回の発行により「プレミアム商品券」の周知が広まったことを好機ととらえ、更なる積極的地域経済循環策を打っていただきたく、以下の通り申し入れるものです。


1、例年行っている地元商店向けの「プレミアム商品券」を今年も販売できるようにすること。
2、そのために緊急に予算措置を行い、区として支援を行うこと。