自民党 地方選政策に「改憲」盛り込む
自民党は地方選政策に「改憲」を盛り込みました。
それだけではありません。
安倍首相は統一地方選挙直前、3月17日の防衛大学校の卒業式と20日の改憲派の集会(夕刊フジ主催)で連続して自衛隊明記の9条改憲へ強い執念を燃やしました。
重大争点 足立から声あげ 必ず阻止
卒業式では「自衛隊の諸君が強い誇りをもって職務を全うできるよう環境を整えるため全力を尽くす決意だ」と述べ、憲法9条に自衛隊を明記する改憲への執念を示しました。 集会ではビデオメッセージで「(自衛隊の)違憲論争に終始符を打つ。その責任を果たす決意だ」と繰り返しました。
任官辞退 過去10年で最高に
しかしこうした発言をすればするほど、誇りを持つどころか卒業生は「任官」を辞退する方が増え、今年は昨年度から11人増の49人と、過去10年で最多となりました。
自衛隊は、憲法9条の「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」と定めた条項との矛盾・緊張関係・違憲論争の微妙なバランスの中で、海外での戦闘行為や武力行使、攻撃型の兵器や空母の保持などは「禁止」されてきました。
憲法9条があったからこそ
憲法9条の改悪を許すかどうかは地方選挙の重大争点です。
9条があったからこそ、戦後の平和は守られ、自衛隊が海外で、一人の外国人も殺さず一人の戦死者も出すことはなかったのだと思います。
違憲論争に「終止符」が打たれ、自衛隊の存在が憲法に書き込まれれば、自衛隊の海外での武力行使や戦闘行為に道が開かれます。 これは「いつか来た道」「戦争へと続く道」です。断じて許してはなりません。
9条守り抜く
平和とは戦争をしないことです。
「戦争だけはしないでほしい」という区民のみなさんの多くの声が聞こえます。
平和の最大の基礎となる憲法9条を守り抜きます。そのために足立から声をあげます。
党派を超えて憲法9条を守り抜く議席を増やし、9条改憲に「ノー」を突きつけて平和を守りぬきましょう。