区役所の戸籍事務の外部化は撤回を 区民集会に500名

2014年06月29日 19時46分08秒 | 日記

 

プライバシーが危ない!

会場から告発の発言が次々「偽装請負はのがれられない」

 6月17日(火)区役所庁舎ホールの座席を埋め尽くす500人の区民・関係者が集まり、足立区政の外部化を考える会主催の「6・17区民集会 自治体の役割と公共サービスのあり方を考える」が開かれました。

開会のあいさつにたった黒岩弁護士は「国保・介護保険・会計管理、さらに課税の委託を進めると宣言している。このような状況が続くのであれば、裁判に訴えてでもたたかう」と述べました。
 

区議団のぬかが区議は「待ち時間が長くなったのは民間業務の後、区職員がそれを再確認するため、いわば二重行政となって時間がかかっている。経費節減にもならず、約1100万円の支出増になっている」と指摘。
 

区職労の二見書記次長は「民間委託で減り続けきた区の職員では、大災害時に区民の生命や安全を守れない、窓口に区の職員が座らなくなると、区民の声を聞く機会が失われ、区政に反映できなくなることが心配されると話しました。
 

講演に立った久保木弁護士からは、「民間委託でサービス向上と公費削減の実現は神話。公務の市場化は、労働条件の悪化サービスの低下。さらにプライバシー危機に、区役所が労働法違反の偽装請負を行うことは、逃れられず、住民運動と公務労働者の共同で、民営化を跳ね返そう」と話しました。
 

集会に参加した区民からは、実際に窓口で長時間待たされた体験などが話されました。「富士ゼロックスが時給千円で職員を募集、1日7時間・月20日で14万円にしかならず、これで専門性の高い仕事はできない」との発言がありました。
 

最後に区職労鈴木委員長が、「区職労も皆さんと一緒に委託撤回めざして頑張ります」とあいさつ、集会を終えました。

 


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2 コメント

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杉並区議補選当選 (アウトソーシング)
2014-06-30 20:21:23
杉並区議補選で、上保さん当選しました。これで杉並区議は7名になり、若手3人となりました。頼もしいことですね。期待を寄せましょう。
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ヤッター (西の原えみ子)
2014-06-30 22:14:39
上保さん(29歳)が得票率14.44%を獲得し当選!ヤッター!!
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