参院選 対決点鮮明 物価高騰 生活守る党は

2022年05月21日 21時35分02秒 | 日記
共産「やさしく強い経済」
自公は弱肉強食路線
 
 急激な物価高が暮らしを直撃し、価格転嫁できない中小業者も一段と苦境に…。いま国民から悲鳴が上がっています。深刻な物価高騰からどう生活と営業を守るのか――参院選は暮らしがかかった選挙です。「新しい資本主義」を掲げながら弱肉強食の新自由主義への回帰を強める岸田自公政権と「やさしく強い経済」への大転換を掲げる日本共産党との対決点が鮮明になっています。
 深刻な物価高の原因は、新型コロナとウクライナ侵略だけではありません。

安倍晋三元首相が日銀に強いた「異次元の金融緩和」による異常円安、アベノミクスが招いた大失政が大きな原因です。
 同時に暮らしがこれほど苦しいのは、岸田文雄首相も「弊害」にふれざるを得なくなっていた「新自由主義」の政策が実質賃金の大幅な低下などを招き、日本経済を「冷たく弱い経済」にしてしまった結果です。
 
 ところが岸田首相には、歴代自民党政権が、新自由主義政策の根幹をなす労働法制の規制緩和や社会保障の削減、消費税の連続増税を行ってきたことへの反省も、それを改める姿勢もありません。
 それどころか、5日のロンドンでの演説では「国民の預貯金を資産運用に誘導」し、「眠り続けてきた1000兆円単位の預貯金をたたき起こし市場を活性化する」と述べ、国民の預貯金や老後資金を「自己責任」の危うい投資へと促す「資産所得倍増プラン」を表明。「貯蓄から投資へ」という小泉政権時のスローガンまで蒸し返しました。
 
 岸田首相が就任前に大見えを切っていた「小泉改革以降の新自由主義的な政策からの転換」や、就任後棚上げにした富裕層優遇の金融所得課税の是正による分配政策とはもはや真逆の方向です。
 
 一方、日本維新の会は「解雇規制が給料が上がらない最大の原因」(党ホームページ)などと事実をねじ曲げ、労働法制のいっそうの規制緩和による「雇用の流動化」などの新自由主義的政策を政府以上に求めています。
 
 これに対し、日本共産党は日本経済を新自由主義から「やさしく強い経済」に大転換させようと、「五つの提案」を訴えています。
 「やさしく強い経済」への転換のための日本共産党の「五つの提案」の一つ目は消費税5%への緊急減税です。これまでの消費税増税も物価高も所得の少ない人ほど大きな打撃を受けています。一方、円安で大企業は過去最高の利益をあげ、富裕層も大きく資産を増やしています。そこに応分の負担を求めて減税を実現します。世界でもコロナ禍のもとで世界84の国・地域で消費税(付加価値税)の減税が行われています。中小零細業者やフリーランスを苦しめるインボイス(適格請求書)制度の導入については中止を強く求めています。
 二つ目は、政治の責任で賃金が上がる国にすることです。アベノミクスの8年間で130兆円も増えた大企業の内部留保に適正な課税を行って10兆円規模の税収を生み出し、最低賃金を時給1500円に引き上げるための中小・中堅企業への支援にあてることを提案しています。課税には適切な控除を設け、「賃上げ」「グリーン投資」を促進します。
 三つ目は、社会保障と教育予算を経済力にふさわしく充実することです。年金は6月からの0・4%の支給削減をストップさせて底上げをはかるとともに、自公維が決めた10月からの75歳以上の医療費窓口負担の2倍化を中止します。大学の学費を半減して入学金は廃止します。小中学校給食費は無償化を進めます。
 四つ目は、再エネの大規模普及など気候危機打開の本気の取り組み
 五つ目は、男女賃金格差の解消などジェンダー平等を貫きます。
 
 志位和夫委員長は「どれも当たり前ですが、本気で取り組もうとすれば、財界中心の政治のゆがみに正面からメスをいれる改革が必要です。日本共産党を伸ばすことが実行する最大の力になります」と訴えています。


*しんぶん赤旗より~

海洋放出を規制委了承

2022年05月19日 22時40分41秒 | 日記
福島原発汚染水 内外の反対の声無視
 東京電力福島第1原発事故で発生する放射能汚染水を処理した後に残る高濃度のトリチウム(3重水素)を含む汚染水(アルプス処理水)を薄めて海に放出する計画をめぐり、原子力規制委員会の会合が18日に開かれ、東電の申請を認める審査書案を了承しました。漁業者や地元住民をはじめとする国内外の多くの反対や懸念の声を置き去りにしたまま、実施の準備は新たな段階に進みました。(解説)

(写真)福島第1原発。奥に見えているのが汚染水タンク群=2021年2月
 審査書案は6月17日まで一般からの意見募集を行い、その結果を踏まえて正式に決定される見通しです。
 計画は、敷地内のタンクにためているアルプス処理水を、海水で基準値未満の濃度に薄めて、海底トンネルを通じて約1キロメートル沖合で放出するもの。政府と東電は来年4月ごろの放出開始をめざしています。すでに準備作業を進めており、正式に認められれば、トンネルや関連設備などの本格工事を進めます。
 審査書案は、放出手順、設備の安全性、人や環境への放射線影響などを評価。東電の計画について、問題なしと結論づけました。
 アルプス処理水の処分方法をめぐっては、海洋放出すれば風評被害など社会的な影響が大きいと懸念されており、市民団体などからはタンクでの保管継続やモルタル固化など代替案の検討を求める声があがっています。
 政府と東電は2015年、海洋放出に反対する地元漁業者に対して「関係者の理解なしには、いかなる処分も行いません」と約束していました。しかし政府は昨年4月、これを覆して海洋放出方針を決定。東電が12月に具体的な計画を申請していました。

足立区議会でも汚染水を海に放出しないよう国に求める陳情も出ており、審議されています。



産後ケアデイサービス

2022年05月18日 20時04分15秒 | 日記


本日、足立区に唯一出来た「産後ケアデイサービス」に行ってきました。
産後のお母さんの心とからだの休憩や赤ちゃんの適切なケア、育児等の支援が必要な方をサポートする施設です。


デイサービス型
【利用できる方】
・足立区に住所がある方
・利用希望日現在、産後1 年未満のお母さんと赤ちゃん
・育児に関して不安や心配のある方
・家族から援助が得られにくい方
【ケアの内容】
赤ちゃんは別室で保育士がお世話します。お母さんはゆっくり休息をとり、助産師と随時相談することができます。
※外出はできません。
・お母さんの休息  ・育児相談 
・授乳の相談    ・リラクゼーション


【実施施設】
マタニティ&ベビーハウスOhana
足立区梅島3-4-8 うめじまKSビル2F (東武スカイツリーライン梅島駅から徒歩3分)
【開催日時】
毎週火曜日(産後5か月未満のお母さんと赤ちゃん)
毎週水曜日(産後5か月~1年未満のお母さんと赤ちゃん)
※祝日、12月29日~1月3日は除く
いずれの曜日も時間は、午前10時から午後3時


【費用】
500円(昼食が必要な方は別途有料)
【利用方法】
実施施設のホームページ(https://kosodatepalette.jimdo.com/産後ケア/(外部サイトへリンク))よりお申込みください。※申し込み多数の場合は抽選となります。
【手続きの流れ】
 1.利用希望日の属する月の前月1日から15日までに実施施設のホームページよりお申込みください。(定員は1回あたり3~4組です。お申込み人数が定員を超えた場合は抽選となります。利用希望者が定員に満たない場合は、随時、申込みを受け付けします。上記実施施設のホームページよりお申込みください。)
(例)・利用希望日が9月14日の場合8月1日から8月15日までに申し込み
  ・利用希望日が10月5日の場合 9月1日から9月15日までに申し込み
                     ↓
 2.申込期限終了後、利用者を決定し保健予防課より利用の可否を郵送で通知します。
                     ↓
 3.利用が決定した方は、利用日当日必要な持ち物をご持参いただき、利用料のお預かり、検温等の受付終了後、産後ケアの開始になります。産後ケア終了後、アンケートにご協力をお願いします。
    [当日の持ち物] ・母子健康手帳 ・健康保険証 ・利用料500円
            ・区からの利用結果通知書
                   ・ミルク、哺乳瓶、おむつ、おしりふき、着替え等は、施設に用意してありますが赤ちゃんが普段使っているもの、離乳食などを使用されたい場合は、ご持参ください。※できるだけ、マスクの着用をお願いします(お母さんのみ)。
【利用者の声】
産後ケア(デイサービス型)をご利用になった方の声を紹介します。
  • 「悩みを親身に聞いてもらえて励みになった。」
  • 「コロナ禍で、他の親子と交流がもてずにいたが、同じくらいの月齢の子の様子が知ることができて有意義だった。悩みを共感してくれる人がいて救われた気持ちになった。」
  • 「こどもをとてもよく見てくれて、助産師さんにいろいろ相談できて安心した。」
  • 「子どもを預かってもらえるので、とてもゆっくり過ごすことができ、体力的にも精神的にも回復した。」
とてもリラックスできる空間でした。完全予約制なので受け入れ人数は3人~4人で保育士さんが一人に1人ついていて安心して子どもを預けられ、自身がゆっくりできます。自分自身の子育ての悩みも話すことができ、一緒になった親同士がお友だちになれます。一人ぼっちの子育てから解放されるとても必要な場所だと思いました。
 そしてここから子育てサロンへとつなげることもできます。
ただ、足立区ではここ1ヶ所しかないので遠くから来たり、予約が空いていないなどの悩みもあります。
もっとこういう施設がたくさんできるといいです。
 

日本一の読書のまち 三郷市

2022年05月17日 19時17分42秒 | 日記
本日、足立区議団で「日本一の読書のまち」宣言をしている三郷市に視察に行ってきました。
とても素晴らしく、また参考になりました。
「日本一の読書のまち推進事業」について、生涯学習部日本一の読書のまち推進課と教育委員会生涯学習部、学校教育部から丁寧な説明を受けました。