心の平和を求めて・・・

夫と別居中→調停離婚成立。
私の身近で起きている「性格や考え方に偏りを持つ人」との戦いの記録です。

はじめに・・・このブログについて

自己愛性パーソナリティ障害の元夫との戦いの記録をつづっています。 パーソナリティ障害の人と付き合っていくのは 色々な苦労があります。 この障害の人は相手を思いやることができません。巻き込まれると自分の考え方や、人間性まで深く傷つけられてしまいます。 自分のやってきたことを一度まとめて記録にしようとブログを 立ち上げてみました。
はじまりは2005年4月6日から。
現在別居中(ダンナが勝手に出て行きました)→調停離婚が成立しました。

覚え書き↓
2009年11月  ダンナがまたおかしくなりはじめた。
2009年12月  ダンナがまた出て行った。(二度目の別居)
2010年 2月  姑とのバトル。これ以降一切連絡を取っていない。→姑の電話で暴言。

いろいろ考える。

2005-11-03 08:18:36 | 
今日は私は仕事だったけどダンナが子供達を見てくれることを放棄していたので
私はあまり気分良くない日だった。

ダンナは車を使いたいと言うので次男を私の実家に車で送ってから
もう一度、自宅に車を置いてそれから仕事に行く、
長男は友達と約束していると言うのでお弁当を作った。

何かの掲示板で奥さんに見向きもし無くなった夫に、
スカートを履くのがかなり効果的だ、とかなんとか・・・そんな発言を見て
なんとなく今日は久しぶりにスカート履いて仕事に出かけた。
さて、ダンナは帰ってきて私を見てどう思うのだろう。
それにしても一体私は何やっているんだろう・・・。(笑)
自分でも良くわからん行動です。

今日の仕事は事情を知っている同僚と一緒だったので
色々と話ができて少しは気が紛れた。
今日もダンナは夜自宅に戻ってくるのかなあ・・・と思うとゆううつだった。
夕方家に戻るとやっぱりダンナの自転車があった。

釣具を出してなにやら日曜日に出かける用意をしている。
今日はコタツ布団と釣り道具を買いに出かけたらしい。暢気だよな。

二人っきりでなんとなく気まずい雰囲気。
私も今日は仕事で疲れていて優しくなれない気分なので
かなりそっけない態度で色々と片付ける。

少しして、実家に次男を迎えに行く、
母が誕生日プレゼントよ、とお祝い金をくれた。
母もそんなにお金ないのに本当に気を遣わせて申し訳ない気分だ。

お金持ちの人からもらうお金は嬉しいけど
一生懸命働いて頑張って貯めた人からお金をもらうのって結構辛い。
だけど今年はそのお金が凄く有難かった。
今後ダンナがどうなるのかわからない今だから。
このお金で子供達の誕生日プレゼントを買ってあげようと思う。
本当に有難い。

次男と家に戻る、次男はお父さんが居て嬉しそうだ。
私は相変わらずそっけない態度だったのでダンナは身支度を始めた。
「それじゃあ・・・」と帰ろうとするところ
「今日はご飯食べていかないの?」とそっけなく言う。
「今日は食べるって言っていなかったから無いと思って・・・」と。
引き止めてよかった・・・

私はこの頃いつも引きとめようかやめようかと悩む事がある。

一度私の事をうざいと思われ、嫌われ・・・だからこそ
無理やり引き止める自信がもう私には無いのだ。
なのでついつい遠慮しちゃうのだ。
ひきとめたら嫌かな、迷惑かなとじゃあね、と言ってしまうことも多い。
賭けに近い。でも言ってみてよかったなと。

「子供達がかわいそうだからなるべく居てやってよ」と言うと黙っていた。

ご飯の用意をした。
今日は一品初めてのおかずを作ってみた。
この頃料理が楽しいのだ。今までは何をするにも嫌だったのに。
私もそういう意味でおかしかったのかもしれない。
しばらく前に次男が言った。
「おとうさんも病気だけどおかあさんも病気だったね」と。
子供はストレートで一番よくわかっている。

私もおかしかったんだ、いくらダンナに不満があっても
あそこまで頑なになってしまったのはなぜだろう、
なぜ素直にどこかでなんとかしないと・・・と思えなかったのだろう。
そして、何もかも嫌になってしまったはずなのに
どうしてまた気持ちが返ったのだろうか、
実は私はこれが自分でも一番不思議だ。

一度離れた心はなかなか戻れないのではないか、
それとも離れたのではなく、意地を張りすぎていただけなのか、
やっぱり病気だったのか・・・

ご飯を食べた後ダンナは焼酎をたくさん飲んでいた。
最近酒が増えたかなあ、と思ったらそういえばグラス小さくしたからだったんだなあと。(笑)

子供達は明日学校なので9:30に寝かしつける、
それからまたダンナと色々と話をした。
思い切って女性の話をしてみた。また雰囲気悪くなればごまかそうと。
そうしたらダンナ、冷静に話してくれた。

「もしかして結婚して初めて誰かに夢中になったんじゃない?」
黙っていたけどそうだったんだろうなあ。
ダンナは図星な時は黙っていたりすることが多い。

「そういう事ってあるよ。私も正直言って何度もあったよ。
 気持ちはどうしても変えられないんだよね、
 夢中になってしまったら自分でも止められないんだよね。
 だけどそこであなたは家族を捨てて女の為に外へ逃げ出したんだよね。」と。

最初はちょっと表情が曇ったけどすぐ冷静になって話し出した。
「それだけじゃないけどね・・・」と。

男と女の違いというか・・・私とダンナの違いだろうけど
それがいろいろとわかってきた。
私は女性問題があって自分がとても酷く傷ついたと言った、
それがあったからおかしくなったし、許せなかったと。

ダンナは不倫が理由で別居をした方があなたが楽なんじゃないか?と言った。
私に原因があってではなく、別のところに原因があれば私が楽なんじゃないかと。
それは違うと言った。

女性にとって別の女性に行ってしまうことがどれだけ傷つくか、辛い事か・・・
ということを聞かせた。
自分の悪い部分をあれこれ言われるよりもそんなことが些細な事になるほど
あなたのしたことは酷い事なんだよ。と言うと何だか意外だったようだ。
男と女の違いなんだね。

そしてどうやら・・・もう彼女とは切れたらしい。
だから寂しいだのなんだのって言っていたんだろうね。
「振られたの?」
「振られたのかな。」と寂しそうに。
「私は終わると思っていたけどね」と。

でも以前の夢中になっているダンナではなく冷静に話をしていた。
結局女にいいように振り回されて終わったということにも多少気づいているみたいだ。
根はとても慎重な人だからなあ、

私は知り合いには女に走って借金までしてしまう人もいるよと言った。
男はそういう生き物らしいねと、
ダンナはそういう女にお金をかけることは絶対出来ないと言う。
父親が女性にだらしなかったからと。
そういう面冷静なんだろうね。っていうか他人よりも何よりも自分が一番だから。

お金なきゃ40の何の魅力も無い自身の無い男なんて誰が相手するだろうか。
結局女性も都合良い部分だけをダンナに求めたんだろうなあ。
私は本当に好きな相手だったらとことん戦ってくるだろうし、
精神的に異常な部分があるのではとなんとなく思ったけど
すんなり引いていったということはやっぱり自分の身内が可愛いし、
ややこしい事になるのが嫌だったんだろうな。まあ思っていたより正常な人だったのかな。
遊びで刺激をもらえればそんでよかったんだろうな。
まあそれだけの男だったんだろうな。

私がその女だったらやっぱり別れるなあと言ってやった。(笑)
そりゃそうだ、優柔不断、きっぱりした決断力もない、お金も無い。鬱持ち、それから・・・(笑)

じゃあ私は何で一緒に居るのか・・・自分でもわからないけど
たかが数ヶ月で知り合った女にダンナの何がわかるだろうだ。
もしかしたらただ悔しいだけなのかも?

そして男って本当にバカだな。
甘いメールの文章にそそのかされてその気になっちゃうんだ。
まあそうした寂しい時期だったから余計かな。

それにしても腹立つのはそうしたメールを送り続けてくる水商売の女達。
男ってわかっちゃいるけどそういうのに弱いよね。
それを手玉にとって商売している女達。
許せないよね。だけどダンナはそういうのにはのらないらしい。(笑)
とにかくお金をかけたくないのだ。所詮自分以外のものにお金をかけるなんて
無駄だとしか思っていないから。

でもまあ、お金なきゃ女はよってこないよと。(笑)
それが全てだもん、女は打算的だから。

女は怖いね~。そして男もだけどね。寂しいからと女に逃げるのは最低だ。
だけどそう思うのは女で、男はそういう風には考えないらしい。

相手を傷つけたくないから傷つけないようにする・・・
それが余計傷つけることだと思わずに。
ダンナの行動はそういうことがとても多い気がする。

色々と性格の話になった、いつもの小さい頃のトラウマの話にもなった。

「あなたはトラウマを抱えやすい人だね」と話した。
人から見れば些細な事をトラウマとして大人になって引きずってしまっているのだ。
それは何故だろう、ダンナの話からしかわからないけど多分、
そうして傷ついた心を誰も修正してくれなかったからだろう、

何かで読んだ話をした、たとえば母親から酷く叱られた、
それは自分が悪いわけではないのに。
母親は自分のイライラを子供にぶつけていた、そしてそのまま大人になった・・・
その時に母親は自分が悪かったごめんね、と抱きしめてあげればそれで気持ちが終止できた。
母親はそれをやらなかった為にトラウマとして心から消える事はなかった・・・
自分が子供を感情的にぶつけてしまったらその後で必ず子供を抱きしめてあげよう、
あなたを愛している、ごめんねと言ってあげよう、それでトラウマの糸は切れる・・・
そんなような内容だった。

ちょうどダンナが祖父母と同居している時期の事だったので
姑も色々と精神的にダメな時期だったんじゃないかなと私は言ってみた。

ダンナは
「母親に甘えたいと思ったことが無かった・・・というより
 甘える余裕と言うか懐の広さがその頃の母親になかった」と今日は話した。
ようは甘えたかったのに甘えられなかったということなんだね。

大きな木の台のミシンがあった、そして何故かアイロンがあった、
アイロンの形がかっこよかったのでおもちゃの車みたいにして遊んでいた。
よせばいいのにコンセントに差し込んで遊んでいてミシン台に大きなコゲをつけてしまった・・・
母親に凄い怒られた、お前が悪い!と。
それが2~3歳の頃だということらしいけど、はっきりと覚えているらしい。
それがトラウマになっていると。

ダンナは記憶力がいいんだろうけど、
それがトラウマを作りやすい基になっているんじゃないかと言った。
そんな小さな頃のことって普通の人は殆ど忘れてしまうし覚えていないものだ。
たとえ小さな頃、叱られ続けたとしても忘れてしまうものだと。
心の傷に気付かず、どこかで突然出てきたりするものだろう。

もちろん心の傷をだれも修復せずにそのまま持ち続けてしまったということもあるだろうけど。
私は言った
「それはあなたが悪いんじゃないでしょう。2~3歳の小さな子供からしたら
 あのアイロンの形は魅力的だし、遊びたいと思っても当たり前だ、
 どちらかというとそんなアイロンを2~3歳の子供の手の届くところに
 置いておいたお母さんの責任なんだよと。」
そのときのダンナの顔は不思議そうな顔をしていた。

あれ?自分が悪いんじゃないの?というような鳩が豆鉄砲を食らったような。

「お母さんはあんな性格でつい心にも無い酷い言葉を言ってしまう事が
 あるかもしれないけどもしかしたら自分の責任をついつい小さなあなたに
 ぶつけてしまったのかもしれない、それに姑問題とかいろいろかかえていたから
 余計心に余裕がなかったのかもしれない。
 だけど、それはあなたのせいではないことは確実。
 小さな子がいたずらをしてしまうのもあたりまえだし2~3歳なんて
 そうしていたずらして成長していくもんなんだよ。」

もしも母親に対する小さい頃の色々な気持ちがあるのなら思い切って
ぶつけてみればいい、だけど小さい頃の事をあれこれ言っても
終わった事は仕方が無いと思う、逆にお母さんを傷つけてしまうかもしれない。

ダンナはこのごろ小さい頃の話しをよくする。
何で私にそういう話をしてくれるんだろう、
やはりどこかで救われたいと思っているのかな、
私は少しでもダンナの心に近づけるのではないかな・・・と少し嬉しいけど。
私はそんなトラウマを一つずつ、解消していってあげられたらいいなあと思う。

親にああされた、こうされた、と思うよりも親はあのときああだった、
だから心に余裕が無かった、あんな酷い事を言われた・・・だけど母親も
がんばっていたんだ・・・
そう思えれば一歩大人になれるしトラウマも消えていくと思うよと。
それは自分の考え方次第だと。

自分は幼稚だと言っていた、私はそんなことは無いと思うと言う。
どうしてそんなに自分に自信が無いのだろうと、そうだね、オドオドしているねと。
もっと自信もてばいいのにと。
私は何でオドオドしているのかわからないと。堂々としていいんだよと。

決断が遅いのも自分で言っていた。それは十分わかっているよと。
だけど私はダンナのこと十分理解していなかった、わかろうとしなかったんだね。
わかっていたらもっと思いやることもできたのに。

独身の頃もそういえばそういう話いっぱいしていたなあ~
あの頃ちょっと変わった人だと思ったけどまさか・・・とは思ったけど。

そういう話をする時、ダンナの場合相手に好意がある場合なのだ。
人格障害だから好意を持つ女性には昔話をするのだ。(笑)
ということは私のこともう何とも思っていないと言い放ったけど
少しは気持ちが戻ってきていると思ってもいいのかなと・・・。わからないけど。

だけどこういう人、とわかれば付き合えるのではないかなと。
確かに難しい・・・私はもっと単純明快な人間だと思っていただけに驚く事は多い。
だからダンナを良くわかっている人でなければ、
そして金目当ての打算的、表面的な女ではダンナと長続きしないのだ。

ご飯を食べて帰ろうとした・・・うーん・・・私はまた悩んで言う。
「明日の朝、ご飯と味噌汁と卵くらいならあるよ・・・」と
ダンナはめちゃめちゃ、くしゃくしゃな苦笑をして泊まっていくと言った。

そして夜はHを…。
女としての自身をすっかりなくしていた私は自分から誘えなくなってしまった。
なので冗談っぽく胸を触らせたらダンナから来た。
結局今回もダメだったけど、私は嬉しかった・・・
女性が出来た頃からできなくなったので私はすっかり女として自信をなくしていた。
だから出来ないのは自分のせいだと思って酷く落ち込んだ。
今日は「やっぱり飲みすぎだわ(笑)」と。
「でもいいじゃない、出来ないとよそでしないから安心でしょと。」
薬のせいかもしれないけどそれもあるのではないかなあと。

私はもしも前に話した更年期障害だと判断を誤るとEDになる可能性もあるよと言う話をした。
それは大丈夫だなあ~と。(笑)
意外とダメになることを深刻に考えていない。
もともと性欲が強いというタイプでもなかったのでそれほどのこだわりというか・・・
深刻には考えていないのかもしれない。
不思議なんだけど。

よそではできるんじゃない?と聞くと多分そういう事では無いと思う、と言う。
私だけがダメだということでもないという。
私がダメならもう女として自身を亡くす・・・。
でもダンナがそうじゃないって言うのだから、それを信じよう。
無理しなくてもいいんだよ。と私も言う。
ダンナとこうして体を寄せる事がこんなに幸せなんて・・・。
私は一体どうしてしまったんだろうね。
また暗い中で手を握ってしばらく話を続けた。

ダンナは本当にまだ私のこと思ってくれているんだろうか・・・
そうして優しくされると何だかそう思わせられてしまう。

でもまあ焦らず行こう、女と切れただけでも私にとっては安心だ。
寂しいからとまたよそに逃げる事無く、私に帰ってきてくれた。

わからないけどもしかしたらダンナは愛に飢えているんじゃないかなと思う。
愛して欲しくて欲しくて・・・
そしてそっぽ向かれると恐ろしくて。
傷つくのも怖くてそして相手を傷つけまいとして傷つけてしまう。

女は懲りた・・・とか。これからは釣りとか趣味に走りたいと言っていた。
もともと女に走るタイプの人じゃなかったからなあ。(笑)

でも一度あったことは二度ある、
ダンナとの人生はまだまだこれからなのだ、私はもっと強くなり、
だんなのことを十分理解してあげる必要があると思う。
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