ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐バンド THE BIG GIG AGAIN 2016その5

2016-08-12 13:05:53 | ライブ
さて、MCも「やり直し」も少なめ(笑)に
ライブはサクサクと進行して、アンコールに突入♪

再びステージに現れたメンバーの中に公平さんの姿が見えて
奥さんの予想はすべて的中(笑)

花園ライブでは、甲斐さんが「今夜かぎりね」と歌いたくないと
【翼あるもの】に差し替えられた【きんぽうげ】

でも、奥さん的には、83年のBIGGIGでこの曲を聴いた時の方が
「今夜かぎりね」の歌詞が切なかったようだけど

33年を経たこの日までには
「ONE NIGHT STAND」の心得もすっかり板につき…(笑)
平たく申せば、目いっぱい大声で歌い、手拍手し
暴れて楽しんで来たということですね(笑)

公平さんを送り出された後、メンバー紹介
コーラス、ギター、キーボードと八面六臂の大活躍をなさっても
「ドラムス、松藤英男!」とコールされた甲斐さん
やっぱり、そういうことなんですよね♪

そうそう!昨日の「甲斐さんが強一さんを煽られていた」ご様子は
「セッション」のDVDのジャケ写そのものだったと奥さん(笑)
…って、このJ.K.シモンズ、相当コワイんだけど…(笑)

続いて【観覧車'82】…おそらく、当時の甲斐さんの思いが
いちばん色濃く反映しているのではないか?と思われる曲を歌われる前に
以前「機関紙BEATNIK」シリーズでご紹介した言葉…

「こんなに来てくれて、本当にみんなに感謝します。ありがとう
BIGGIG、でかいライブハウスっていうよりも
本当に大きなガーデン・パーティって感じでね
シャンパンの代わりに歓声か?花束の代わりに拍手ね

ずっと2年近く、マスコミから遠ざかっています
復活と呼んでもいいし、何と呼んでもいい
でも、ここに来ている人数すべては
これは10時間で売り切れた人数です

いいかい?これが、どれだけの場所か、どんな状況かって考えるのは
これが終わって、じっくり歩いて帰る道の上でいいから…
とにかくみんなこの場所に一緒にいる…OK?

大きな傷口のひとつやふたつ
パックリと誰だってあるし、それを成長という
苦しい時もあれば、辛い時も嬉しい時も、上下いっぱいあるよ
UPもDOWNもね。その、UPの時からDOWNの時に行った時に
作ったヤツをやります」

…を口にされ「レインボー」の明かりの中で
クルリと軽やかに舞われた訳ですが

今回、奥さんは、この曲のリハーサル時の「不機嫌そうな声」が気にかかり
違う意味で、祈るような気持ちで聴いていたらしい(苦笑)
もちろん、甲斐さんが帽子を蹴飛ばされることはなく(笑)
ただの取り越し苦労だったんだとか…(笑)

【100万$ナイト】では、英二さんの代わりに
松藤さんがキーボードを弾かれていて
ドラムは強一さんお一人…と、思いきや

甲斐さんの「叫び」が始まる前に、ドラマーに復帰なさって
もう何十年もの間、奥さんの目を釘付けにしている
渾身のスティック捌きを見せて下さったようです

ただ、キーボードを弾いておられる時は
すぐそばにカメラマンの方がいらしたのを覚えてるんだけど
その後、どうだったかは記憶にないらしい(苦笑)

そうそう!この日も最後のドラムを待たずして拍手が起こったみたいで
ちょっと不満だった奥さん(苦笑)
でも、いつもより、かなり「タメ」が長くて
無理ないかと笑ってしまったそうだ(笑)

そして、大ラスは【破れたハートを売り物に】
イントロが流れる中、ドラムセットの前で
上着を着ようとなさっていた甲斐さん

汗で袖が通し難かったのか?
「もう、いい!」とばかりに上着を投げつけられたらしく
「子供がかんしゃく起こしてるみたい(笑)」と奥さん大爆笑(笑)

でも、甲斐さんが前に進み出て来られると
両隣には、松藤さんとイチローさんのマイクスタンドが置かれていて
2016年の「甲斐バンド」のメンバーだけで
フロントを務められるというスタイルにグッと来ながら
大森さんの姿を思い浮かべていたという

全23曲、約2時間の「セトリ全バレ」ライブが終わり
前回は、PA電源のショートのために音が出なくなって
再度、ミラーボールを回して、ブレイカーが上がるのを待ったという
いわくつきの【Power to the people】が、すぐさま流れ始め

「リベンジ出来たね(笑)」と思ったのも束の間
客席から起こっているのが、メンバーの皆さんへの拍手なのか?
それとも、この曲に合わせた手拍子なのか?(笑)

渾然一体となっている内に、観客への「挨拶」が終わり
メンバー同士で握手なさったり、肩を抱き合われたりと
いつものライブ終了後の光景が展開する中

ふと気づくと、甲斐さんが一番下手側の舞台袖に近い所におられ
一人、二人とメンバーの皆さんを先に通されたものの
結局、そのままステージを降りて行かれ
この日の特製バスタオルに迎えられていたそうです

イチローさんが一番最後に下がられてからも、ジョンの歌声は続き…
奥さんは、いつもの【アヴェ・マリア】みたいに
メンバー全員がステージを後にされてから
【Power…】を流しても良かったんじゃないかと…(笑)

甲斐友さんによれば…
甲斐さんに促されて、先にステージを降りられた強一さんが
甲斐さんの横を通られる際に「ハイタッチ」ならぬ
「ロータッチ(笑)」をなさったので
「そのまま一緒に行っちゃったんじゃない?(笑)」と…

また、一説によると…最後の「挨拶」の時に
もう一度、公平さんをお呼びになることになっていたはずが
すっかりお忘れになっていたようで(汗)

奥さん達は「打ち上げ」をしながら
今頃きっと「ゴメン、ゴメン!」って謝ってるよ(笑)と話していたんだとか…(笑)

それはさておき…33年前のその日、そこにいた人といなかった人
そして、33年後のあの日、そこにいた人といられなかった人

時代も違えば、オーディエンスも変化している中で
「非常に恐ろしい」「面白い」ことを見せて下さった甲斐バンド

受け止め方は人それぞれ、十人十色、千差万別だと思われますが
奥さんに関して言えば、同じセトリとはいえ

また、たとえ甲斐さんが「メンバー、スタッフ、照明、PA
当時の人間たちと同じ」とおっしゃっていても

「AGAIN」は「BIGGIG」とは「別モノ」だと思って臨んだみたいで
大森さんのことを思い浮かべている時でも
聴こえる音は「今の甲斐バンド」であり

そういう意味では、古いアルバムを眺めて、クスッと微笑んでしまうような
「湿り気のないノスタルジー」を感じられたライブだったらしい

甲斐さんが話されていた「ある種のロマン」かどうかは判りませんけど
「甲斐バンドのチャレンジ」を楽しんだことは間違いないでしょうね♪

最後に…8月7日の前後から
このブログのアクセス数がトンでもないことになっておりまして(汗)

まあ、今までも甲斐さんや甲斐バンドのライブがある時には
読んで下さる方が激増してはいたんですが

今回は、1日の最高アクセス数もさることながら
ランキングの順位が「一ケタ」違う状態がずっと続いてて

やはり「BIGGIG AGAIN」というのは
甲斐フリークの皆さんにとって「特別」なものなんだなあと…

ただ、WOWOWの映像も観れないまま
その「特別」なライブの「AGAIN」にかなり興奮していたであろう
奥さんのアヤシイ記憶だけが頼りの又聞きレポで
不愉快な思いをなさった方がいらっしゃいましたら
心よりお詫び申し上げますm(__)m

また、最後までおつきあい下さった皆さま
本当にありがとうございました!m(__)m

次回から、いつも通りのゆるゆるな内容に戻らせて頂きます(笑)
コメント (2)
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