ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

サーカス&サーカス2019その5(ネタバレあり)

2019-06-18 13:25:00 | 日記
甲斐バンドの「45年間の熱い記憶が結晶化した究極のライブベスト」
その「サーカス&サーカス2019」の初回限定盤に収録されるボーナストラックについて

甲斐さんは、セイヤングで…「未発表テイク、僕が延々選んでですね
もう、渋谷公会堂とか…もうナンか古ーい…みんな聴いたんですよ
もう、痩せた音ばかり聴いたんですよ(笑)痩せて頼りない音…

ただ、すごいのが、選んで行く内に…
一生懸命やってたんだよねぇ、工夫して…工夫して、色々考えて、みんなで練って
やっぱり、一生懸命やってたんだなあっていう、そのことに…
まっ、技術の上手さ、ちょっと置いといて(笑)
技術がどうかとか置いといて、そのことに胸打たれるのよ

だから、やっぱりね、ああやって苦心して、みんなで、さんざん話し合いながら
アレコレしてやってるバンドは、売れます!(笑)
だから、是非、楽しんで欲しいなと思ったんですけど…」と話されてましたが
その未発表テイクは、どどーん!と6曲♪(笑)

ビルボードツアーのMCでは…「そんなカセットテープみたいなの…
『イイじゃん、もう…』って思った(笑)
まだ、俺、監修してないんで…全部なくなったりして…(笑)
イヤ、入れますよ、ウリがなくなるから(笑)」…とおっしゃっていたのが

実際に「痩せて頼りない音」をお聴きになって
当時の甲斐バンドが、ご自分達の音楽に
どういう風に取り組んでいらしたかを改めて思い起こされたんでしょう

リマスタリングのため、ロンドンに音源を送られたばかりなのに
「5曲だったか?6曲だったか?忘れました(笑)」と話されていたくらい
あれこれ迷われたんじゃないかと…?(笑)

で、その初CD化の6曲ですが…
まず、1977年の渋谷公会堂の【そばかすの天使】
77年は、5月と8月に渋公ライブが行われてるんだけど
【そばかすの天使】のシングル発売は9月5日なので
おそらく8月20日の音源だと思われます

10月5日にアルバム「この夜にさよなら」がリリースされる前に
この【そばかすの天使(B面きんぽうげ)】が、
更にその前…5月5日に【氷のくちびる】が、それぞれ先行発売されていて

どうやら、オープニング曲に【きんぽうげ】
そして【氷のくちびる】から【ポップコーンをほおばって】という
不動のラインナップは、この年から定着したようですね?

ちなみに…5月8日のライブは、浜田省吾さん、近田春夫とハルヲフォン
ARBの皆さんが、オープニング・アクトを務められたり

アンコールの【吟遊詩人の唄】の時に
最前列の観客が、殺到した観客に押されケガをして
甲斐さんが歌を中断なさったにも関わらず、大合唱が起こったり

気分が悪くなった観客30人が、公会堂職員用のベッドに担ぎ込まれたり(汗)
終演後には、渋谷駅前で倒れた観客達が、次々と救急搬送されたり(汗)…と
数々の伝説を残しているようです(苦笑)

ともあれ…資料によると、8月の渋公ライブは、甲斐バンドの登場前に
【風が歌った日】をカルテットが演奏するという構成だったらしいんだけど
その演奏後、モニターが発煙し使用不能となり
甲斐バンドは、モニターなしで演奏なさったんだとか…(汗)

そうそう!この日は、円谷プロによって、初の16ミリ撮影も行われたようで
奥さんが、地元のレコード店で観たフィルムコンサートは
この時に撮影された映像みたいです(笑)

続いては、1977年の中野サンプラザから【一日の終り】と【光と影】
初代「サーカス&サーカス」に収録されなかった訳は不明だけど
前者は、77年秋の学園祭ツアーでもセットリスト入りしているし…と書いたトコで

ふと、77年のサンプラライブって、12月だけだったのか?と気になり
調べてみると、3月24日にもライブがあり
こちらには、イチローさんとキースさんが
ギターとパーカッションで参加なさってました♪

…で、このライブが終わった約4時間後
「甲斐よしひろのセイヤング」は、いきなりの最終回を迎え
この日のライブ音源をオンエア!?
我が家には、その放送を録音したカセットテープが残っていて
…って、もちろん今は聞けないし、聞けたとしても雑音まみれでしょうが…(苦笑)

そのカセットのレーベルには【一日の終り】も【光と影】も記されているし
今回のライブベストには、どちらの音源が入ってるのかなあと…?(笑)

そういえば、甲斐さんが話されていた
「ピンクフロイドみたいなのも1曲入れましたよ
ナンで、こんなテイクやってんだろ?(笑)」というのは
どの曲のことなんでしょうね?(笑)

余談…というより、追記になりますが
前回までにご紹介した全18曲の内、音源不明だった数曲について
ビルボード・ジャパンのサイトがアップしているのを発見♪

2曲目の【ジャンキーズ・ロックンロール】の音源は
なんと!花園ラグビー場!?(笑)
歌詞カードがどうなっているのか興味津々です(笑)

5曲目の【港からやってきた女】と
9曲目の【ビューティフル・エネルギー】は、100万$ナイト in 箱根…
ちゃんと聴き直してみないと判らないけど
まあ、奥さん的には、1勝1敗なのかな?(笑)

「ふりし~~~ぼるように…」は、残念ながら聴けないものの
「ドラムスの松藤が歌ってくれる!」んじゃないかと…(笑)

10曲目の【安奈】は、都有5号地の音源…ってことは
ドラムは、マック清水さんですね(笑)

14曲目【翼あるもの】も花園の音源…といっても
この日は、甲斐さんが「『今夜かぎりね』という歌詞を歌いたくない」と
アンコールの【きんぽうげ】をキャンセルされ

2曲目に登場し暴動のきっかけとなった(汗)
【翼あるもの】に変更なさったそうなので
どちらのテイクかはワカリマセン(笑)

11曲目の【漂泊者】は、両国国技館バージョン
…って、むちゃくちゃリズムが速いヤツでしたっけ?

そして、懸案の18曲目【バス通り】の音源は
「照和マイ・リトル・タウン」となっていて
「いよいよアヤシイ(笑)」と奥さん(笑)

でも、アコギツアーの音源は「甲斐バンド」じゃないし
この照和ライブのアコギバージョンが、一番新しいライブ音源になる訳で
「歌わずにCDを流す」証拠にはならないんじゃないかと…?(笑)
コメント
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