ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

我が家で話題のニュース4

2019-06-23 14:22:00 | 日記
このところの奥さんは、甲斐友さんが撮影したニューヨークの映像…
特に「満面笑顔で手を振る甲斐さん」…を繰り返し眺めてニヤついてばかり(笑)

まあ、この映像を手にするまで紆余曲折があったので…って
まず、我が家にはPCがないため(汗)
映像が収められたSEカードを別の甲斐友さんに送って
大容量の中身を幾枚かのDVDに落として貰い

返送されて来たDVDをまたまた別の甲斐友さんに送ってコピーをお願いしたところ
ライブの動画の一部と、甲斐バンドの聖地巡り写真を
BGM入りスライドショーにアレンジしたものが返って来て(笑)
エンドロールに「主演 甲斐よしひろバンド」と入れてあるほどの力作に大喜び(笑)
いつもお世話になっている甲斐友さん達に送らせて貰ったんだとか…

そんな訳で「ニューヨーク」というワードには、やたら敏感に反応を示し(笑)
岡沢茂さんのツイッターで、タイムズスクエアやグラウンドゼロ
メトロポリタン美術館などの写真を見ては「キャイキャイ」(笑)
ドキュメンタリー映画「ニューヨーク公共図書館」のレビューにわくわく♪(笑)

この「公共」という言葉…日本語でいう「おおやけ」と
英語の「パブリック」は、同じ意味で使われてますが
その語源は「おおやけ」が「大宅」…大きな建物…
つまり「お上」を指しているのに対し
「パブリック」は、ラテン語の「人びと」から派生しているらしく

フレデリック・ワイズマン監督が…
「僕にとって、ニューヨーク公共図書館は、民主主義の実例であり
アメリカの最も優れた一面の象徴なんだ」…と語っているように
この映画には、公共図書館が書籍の収蔵や案内にとどまらず
科学者や詩人らの座談会、子供向けの数学教室、就職フェアなどを催し
家にインターネット環境がない人に、接続機器の貸し出しも行っており

貧富や肌の色に関わらず、それぞれに困難を抱える
全ての階層、民族、世代の人々が「知」に触れられるよう
「手助け」することに情熱を注いでいるスタッフの姿が収められているみたいで
奥さんが、この映画はもちろん
次にニューヨークを訪れる機会があれば
この図書館に行ってみたいと思っているのは間違いないでしょう(笑)

ただ、そのアメリカ大統領が来日し「接待場所」と揶揄されるほど
異例づくしの大相撲観戦が行われたことには「ナンだかなあ…」って感じ(苦笑)

甲斐バンドが新国技館のこけら落としライブをやった際に
「律儀なバイト君」が「リハーサル中は誰も入れるな」という言い付けを守り
当時の春日野理事長をシャットアウトしてしまい
「『ノコッタ!ノコッタ!』じゃなくて『オコッタ!オコッタ!』」という
定番ネタを甲斐さんに提供した訳だけど(笑)

その春日野理事長が、好角家でいらした昭和天皇のご希望に応え
充分な警備が出来るとして、新国技館の2階に
椅子に座って観戦可能な貴賓席を設置なさって
英国のチャールズ皇太子とダイアナ妃や
フランスのシラク大統領の大相撲観戦にも使用されて来た…にも関わらず

トランプ大統領に対しては、日本の国技に触れて貰おうと
土俵を見下ろす貴賓席ではなく、土俵そばでの観戦を提案
米国側が「力士が落ちて来ないか?」などと懸念すると
周囲にSPを配置すると説得にあたり
あぐらに慣れない大統領のために椅子を用意する特例処置…って、どんだけ~!?

トランプ大統領が格闘技好きだろうが
トランプ杯という特注カップを自ら授与したいと言おうが
正面最前列の升席4席分を占領した上、その周囲に配されたSP達は
土俵に背を向けたまま拍手もせず場内を監視
100人を超える制服警察官が、1メートルおきにいるような異様な雰囲気で
庶民の文化であり、楽しみである本来の相撲の空気感を壊す権利はないし

当日の観客の中には、入場までに1時間以上かかった方もおられるほど
厳重な荷物チェックが行われたり
「ご注意」と書かれた紙を配って
凶器になりかねない缶や瓶の持ち込みを禁止する一方で
館内の自販機に「休場」と記された紙を貼って販売中止にしたため
館内の売店は30分待ちになったり

場内で座布団などを投げる行為を退場、処分の対象とし
暴行罪や損害賠償責任を負う可能性があると警告したり…
って、まあ、これに関しては「花園でも言って欲しかったけど(笑)」と奥さん(笑)

甲斐さんが「お土産に持って帰ろうって喜んで貰えるかな」とお考えになったという
席番入りの座布団ならぬビニールシートが
バンバン飛び交っていた光景を思い出したらしい(笑)

ともあれ…大統領が登場した際に周囲の観客が総立ちとなり
一斉にスマホを向けたことに苛立たれた観客の方々がいらしたのはまだしも
次の取組の呼び出しまで、3分ほど待たされた御嶽海関は
「もうちょっと上手くやればいいのに…
トランプ大統領を見に来たのか、朝乃山を見に来たのか判らない」とチクリ

スポーツ評論家の玉木正之さんは、トランプ杯授与について
「大統領自ら土俵に上がらずとも
駐日大使に託すなりすれば、まだ混乱は避けられるはず
ファンからしたら邪魔だ」とコメント

来年以降も夏場所の優勝力士に贈られることが決定しているみたいだけど
トランプ大統領自身、そんなに観戦を楽しんでいたようには見えなかったし
次回からは、玉木さんの提案通りにして頂きたいですね

我が家のご贔屓コラムニスト、ミュージシャンの後藤正文さんは
大の相撲ファンでいらっしゃるらしく
「何度もチケットを購入しているが
正面升席のチケットを取るのは難しい
日曜日に行われる千秋楽となると、全ての席種が人気で
正面の最前列で観戦する自分の姿など想像も出来ない

この日の警備のために、多くの正面升席が、一般には販売されない
…という記事を読んで、とても虚しい気持ちになった
八百長問題などで、数年前までチケットが売れない時期があった
客席はガラガラで盛り上がりに欠けたが、ファンの多くは熱心に応援を続けた

昨今は満員御礼が続いていて嬉しい
けれども、この日の光景に、自分と大相撲のこれまでの繋がりの
大切な何かを踏みつけられたような気分になった
同じように感じている人は、少なくないと思う」と記されてました

「国技」だから「国賓」を招待するというのは理解できるんだけど
そもそも、相撲が国技だということは
誰が決めた訳でも、法律で定められている訳でもなく
どうやら「国技館」で催されるから「国技」となったらしい(苦笑)

ノンフィクション作家の高橋秀実さんによれば…
明治時代に常設の相撲場を建てるにあたって、その名称が検討された際に
開館の挨拶文の中に、たまたま「角力は日本の国技」という件があり
それが名前に使われて、以降「国技」という語が一般的になったんだとか…

ちなみに、名称の候補には「尚武館」という案もあったそうで
そちらが選ばれていたら、大相撲は「国技」じゃなかったかも知れないし
甲斐バンドのこけら落としライブも
「新尚武館ライブ」だったかも知れませんね?(笑)
コメント
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