ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

2020年の秋ドラ13

2021-01-01 14:05:00 | 日記
新年明けましておめでとうございます!m(__)m
また今年も昨年のブログネタを引きずったままの年越しとなりましたが(苦笑)
甲斐さんもマイペースこそが長続きの秘訣だとおっしゃってましたし
本年もゆるゆると進めて参りたいと思っております(笑)
よろしければ、お暇な時にでもおつきあいください♪

さて…光秀が、茶会で傷を負った脚を引き摺りながら、訪れた先は伊呂波太夫の家…
「お礼なら駒ちゃんにどうぞ!私は駒ちゃんに言われてやっただけですから…
細川藤孝様は明智様を贔屓にしておいでだから、話を通すのは容易でしたよ」と伊呂波太夫

「それにつけても、幕府のお偉方がごっそり抜けて
これからいよいよ明智様の肩の荷が重くおなりですね」
…と、摂津晴門を始め、古参の役人らがお役御免になったことに触れると
光秀は「肩が悲鳴を上げております(笑)」と軽口を叩いたものの

つと、表情を引き締め「以前、太夫から帝は美しいお方だという話を伺いました
信長様は御所へ足繁く通っておられる。帝よりお褒め頂くのが何より嬉しいと…
我ら武士にとって将軍…公方様がそうであると私は思うのだが
しかし、信長様は帝に…判らなくはないが…やはり判らない
太夫は帝をどういうお方だと?…よくご存知ですか?」と質問

太夫は「いいえ、以前申し上げた通り、1度お声をかけられただけ…それ以外は何も…」
…と答えていたけど、フツー平民が帝と直に言葉を交わすなんて絶対に有り得ませぬ(笑)
…が、光秀の気落ちした様子を見て「帝の覚えがめでたいお方がいますよ、この近くに…
これから、そのお方に栗をお届けしようと思うていたところです。お会いになってみます?」
…って、またまた架空の人物のおかげで話がサクサク進み(笑)

太夫が引き合わせた「帝をよくご存知の方」は、公卿であり古典学者でもある三条西実澄
演じておられるのは、奥さんが子供の頃から大好きな石橋蓮司さん♪
太夫が「明智様はね、帝のことを色々お知りになりたいそうです
実澄じいさまならようご存知と思うて…」と紹介し

光秀が「古今和歌集を究められた高名なる三条西家のご当主様と伺い、畏れ多いとは存じましたが
何事も学ぶべしと思い定め、不躾ながら推参致しました」と挨拶するも
実澄じいさまは、太夫の持参した栗をつまみながら
黙々と何かを読むばかりで、光秀の方を見ようともせず…(苦笑)

たまりかねた太夫が「ちょっと!何かおっしゃって下さいな!」と声をかけると
相変わらず顔は上げないまま「何をだ?」と実澄じいさま
「帝のお話ですよ!私にいつもおっしゃるではないですか
お心に一点の曇りもない、古えの帝にも比すべきお方だと…」という太夫の言葉にも
「それで全てじゃ」と一言(苦笑)

実澄の文机周りを見渡していた光秀が「それは万葉集でござりますか?」と訊ねると
「万葉集の歌詠みでは誰がお好きじゃ?」と初めて反応するじいさま(笑)
光秀が「柿本人麻呂に尽きると…」と答えると「何故?」と重ねて訊いたものの
「国と帝、家と妻への思い、そのどちらも胸に響く歌と存じまする」という光秀の返事はスルー(笑)

でも、じいさまが御所に上がり、帝と話すシーンでは…
帝が「実澄の館に明智が参ったのか?」と聞き返すと
「明智をご存知であらせられますか!?」と驚き
「近頃、その名をよく耳にする。信長が一目置く武将じゃと…
それを実澄は追い返したのか?栗を食べるのに忙しゅうて…とな」と言われ(笑)

「追い返しは致しませぬ。柿本人麻呂が良いと言うので、如何なる歌が良いか?と問うと
2~3首よどみなく挙げ、私もそれには同感でござりました
久しぶりに歯ごたえのある武士に会うたかなと、そう思いつつ
栗の歯ごたえもよろしく、気づくと日も暮れていて、お帰り願ごうた次第で…」
…って、案外、光秀の訪問が楽しかったらしい様子(笑)

帝が「何用あって、明智は実澄のもとへ参ったのか?」と訊き
じいさまが「お上が如何なるお方か、お聞かせ願いたいと…
それは、こちらが聞きたい話でござります。よくもぬけぬけと…」と答えるや
「実澄、気に入ったのであろう?明智を…」と言い当てられた時の
石橋さんの表情を拝見して、奥さんは「可愛い♪」とクスクス(笑)
チャーミングなおじさまに滅法弱いのは、ファザコンの気があるからなのかなあ?(笑)

ともあれ…帝は、以前から光秀の名を聞き知っていたことは元より
実澄が、自分との話題にのぼせるほど気に入っていることに興味をそそられあそばしたのか?(笑)
実澄に「折りを見て、連れて参るが良い」と告げ
じいさまは「はっ!?…はっ!」とあたふた(笑)
奥さんが「可愛い♪」を連発したことは言うまでもありませぬ(笑)

そして、伊呂波太夫が光秀の館にやって来て…
「明智様がよろしければ、近々じいさまのお供で、御所へ参りませんか?」という
「実澄じいさまからの伝言」を伝え「御所?」と戸惑う光秀に
「帝ですよ!帝!これは内密のことゆえ、そのおつもりで、とも…
行くか、行かぬか、それを訊いて参れと命じられましたので、ご返事を…」…と訊ねるシーンがあり

その当日、実澄の館で御所に上がるための支度をした光秀を見て
「フフフ(笑)…おや、お似合いとは申しませんが、如何にも三条西家の御用人のようで
よろしいのではありませんか?(笑)」と、口とは裏腹に笑いを堪え切れない太夫(笑)
もっとも、尾野真千子さんと長谷川博己さんは、甲斐さん絶賛のドラマ
「夏目漱石の妻」で夫婦役を務めておられたし
初共演では滲み出ない親しみみたいなものがこぼれていたような気が…?(笑)

光秀が「これで御所へ…?」と御用人の衣装を身に着けた自分に戸惑うように問うと
実澄から「さよう。そなたは帝が如何なるお方か知りたいと言うて参られた
人を知るには、目を見、声を聞くこと…今日それが出来るかどうかであるが
ご尊顔を拝するのは無理として、お声は僅かに拝聴できるやも知れぬ
それゆえ、お誘いしたまでじゃ。如何なされる?」と問い返され
もちろん「お供させて頂きます」と答えたんだけど、着替えまで済ませてるんだしねぇ(笑)

その御所の中に入り、珍しげにこっそりと庭を見回していた光秀に
実澄は、帝との拝謁の間の手前で「そなたは、ここに控えておれ」と告げ
本物の御用人たちだけを連れて中へ入って行くと
ほどなくして「水を渡り また水を渡り 花を看 また花を看る 春風江上の路 覚えず君が家に到る」
…という詩を詠む声が聞こえて来て、その内容に口元をほころばせる光秀

一方、室内では…実澄が「春風吹く中、川を渡り、水を見、頭上の花を見ながら
いつの間にか、友の家に着いていた…
人は、水の流れや花を見る時、無心に時を過ごす…」と詩の内容を話し
帝から「いつの世も、そうありたいものよのう…
この詩を読む時、朕もそう生きたいと思うが、実澄はどうか?」と訊かれて

「は…」と返事をしたあと、小さく咳払いをしてから
「今日は庭に珍しき鳥が舞い降りております
万葉の歌を好む珍しき鳥ゆえ、そのことをお訊きあそばされみるのも一興かと…?」と切り出すと
帝は「彼の者が参っておるのか!?」と驚き、頷く実澄を見て
つと立ち上がり「珍しき庭の鳥へ…」と、今で言うメモみたいな紙をそっと投げ落とし
実澄じいさまはニンマリ…って、そんなメモいつの間に書いたんだ!?(笑)

その二つ折りにされたメモを、実澄の御用人から手渡された光秀は
開いてすぐに「朕」という字が目に飛び込んで来たのか?ハッとした表情
そこには「朕惟如比詩欲令起居」…「朕は、この詩の如く、日々生きたいと思う」と記されていて
思わず生唾を飲み込み「私もそのように生きたく存じまする!
さりながら、迷いながらの道でございます!」と声を張り上げて応えると

室内から「目指すは、いずこぞ?」という帝のものらしき声が聞こえ
思わず、その場にかがみ伏し「穏やかな世でございます!」と返す光秀
帝は「その道は遠いのう…」と先代の将軍・義輝と同じような感慨を洩らされたものの
「朕も迷う…なれど、迷わずに歩もうではないか
明智十兵衛、その名を胸に留め置くぞよ」と声をかけ、光秀カンゲキ!(笑)

まあ、奥さんは、お二人を引き合わせた実澄じいさまが
帝の最後の言葉を聞いて、黙って頭を下げたカットに萌え~♪(笑)
ただ…「これでもう実澄じいさまは、お役御免かも知れない」とも申しておりましたが…(苦笑)
コメント
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