ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

2020年の秋ドラ14

2021-01-07 19:55:00 | 日記
「麒麟がくる」越年放映に倣って(笑)ドラマネタ再開です
…が、ただいまの時点で第39話まで終了し、残り5話で「本能寺」に行き着くのかな?
…と思っていたら「光秀は本能寺に行かなかった」説が浮上してクスクス(笑)
まあ、実際には、足を運ばなかったのではないか?と言われてるだけで
企てに関与していなかったという意味じゃないみたいだけど…

ともあれ…光秀が、帝の声を聴き、心ここにあらずといった状態で館に戻ると
木下藤吉郎の案内で、近江から柴田勝家と佐久間信盛が訪ねて来ていて
1度は和睦したはずの、大和の松永久秀と筒井順慶の争いが再燃し
河内の国にも飛び火している件について相談するシーンへ…

光秀にも、信長から「出陣せよ」との文が届いていたものの
勝家によれば、将軍・義昭は、筒井びいきの上に
兄・義輝を殺したのが松永だと思い込んでおり
なんとしても松永の首を獲れ!戦支度を急げ!との催促があったため
信長も気が重いながら、出陣を命じたらしい(汗)

一方、藤吉郎は、越前の朝倉や近江の浅井たちと密かに繋がっている義昭が
信長が大和と河内に兵を送り、近江や美濃が手薄になったところを攻めさせる魂胆であり
叩くなら、大和や河内ではなく、まずは近江の浅井だと主張
更に「そもそも、柴田様も佐久間様も、本心で松永を討ちたいと思われますか?」と問われ
勝家は「猿めが!」と悪態をついたものの

佐久間は、帰り際に光秀に向かって「一度、申し上げようと思うていたのだが
比叡山を攻めた折、殿は『叡山の者はことごとく殺せ』と命じられた
だが、明智殿は、おなごと子供を助け、戦のあとで
それを殿にハッキリ申し上げたと聞きました
此度の戦も、明智殿の思うところを殿に直言して頂きたい」と提言

この時点では、光秀はまだ幕府方の人間であり
将軍が武士の棟梁として、諸大名を束ねてこそ
「麒麟がくる」ような穏やかな世が作れると信じていた訳だけど
翌日、義昭を訪ねた際に、戦嫌いの将軍が庭で剣術の指南を受けていることにビックリ!

三淵藤英から「兄君の義輝様は剣の達人におわした
公方様は、ここのところ、それを気にされていてな
戦に行くにも、多少の心得があった方が良かろうと
剣の心得のある者を捕まえては、指南を受けておられる」と説明されても
「兄君は兄君、公方様は公方様なのだが…」と戸惑うばかり

そんな光秀の思いをよそに、手合わせを命じる義昭
三淵が「十兵衛殿は、弟・藤孝も舌を巻くほどの剣の使い手
あまりお勧めは致しませぬ」と、やんわり窘めても
「それゆえ、太刀さばきを見てみたいのじゃ」と譲らず…(汗)

光秀は仕方なく庭に降り、相手を務めるも、力の差は歴然
義昭は、駄々っ子のように竹刀を振り回し、ドタバタと空回りするばかり(苦笑)
その間、光秀は、初めて義昭に会った時や、命がけで越前を抜け出した時
そして、上洛を果たした時などに、義昭が口にした言葉…

「死にとうない…その一心で大和を出て参った」
私がもし将軍になれば人を救える、貧しい人々を…」
「我らにとって、ここは夢の都であった
(『その美しき都に戻さねばなりませぬ』という光秀の言葉に)
自信はあるか?(と問いただした)」…などを思い出していて

今、目の前にいる、髪を振り乱し、肩で荒い息をし
つんのめって庭に倒れた自分を助け起こそうとした光秀の手を振り払った
その義昭の姿とのあまりの違いにショックを隠せず…(汗)

その夜、光秀が自宅の縁側で、妻の煕子に…
「昨日、御所へ行った…御所で帝のお声を聴いた
信長様が帝を敬うておられるのが、少し判った
我ら武士は、将軍の名の下に集まり、世を平らかにすべき…そう思うて来た
だが、信長様は最早、そう思うておられぬのかも知れぬ…そう思うた」と胸の内を明かすと
煕子は、あえて話題を完成間近な坂本城に変え、光秀と一緒に城を見に行くことに…

光秀が「まず、誰よりも先、そなたに見せてやろうと…」思っていた坂本城で
「必ずここへ皆を呼び寄せる!人質として、そなた達を京に残せとは
いかに公方様でも、何と仰せになろうとも、その儀だけは飲めぬ!」
…と、以前からくすぶっていたのであろう思いを口にすると

賢夫人は「この近江の国は、美濃の国と京とのちょうど中程でございましょうか?
今、どちらに心を惹かれておられますか?」と質問
「どちらも大事なのだ、どちらも…ただ…今のままでは済まぬ」と答える光秀
いつもながらの板挟み状態を観ていると、中間管理職の悲哀って言葉が浮かびますねぇ…(苦笑)

その後、幕府と織田の連合軍は、松永と松永に急接近して来た三好の一党の討伐に出るも
信長は、この戦に加わらず、河内に攻め込んだ連合軍は松永久秀を取り逃がし、戦は終了(苦笑)
…が、甲斐の武田信玄は「このところ、信長の動きが鈍い
公方様との足並みにも乱れを感じる
その公方様は、ワシに上洛せよと矢の催促じゃ
まず遠江へ出て、浜松城の徳川家康を討つ!」…と京へ向かって進撃開始(汗)

そして、光秀は信長に呼ばれ…「3日前に夢を見た
甲斐より大入道が上洛し、ワシを捕らえて公方様の前に突き出すのじゃ
公方様は、事も無げに『耳と鼻を削ぎ落とし、五条の橋に晒せ』と仰せになる
そこで目が覚めた…恐ろしい夢じゃ
しかし、こう思うた…近頃、ワシは公方様に冷たく当たったかも知れぬ

そなたも目を通したであろう?公方様に送ったあの文を…
いくつもの例を挙げて、公方様をお諌めした
よく働いた家臣に褒美をやらず、己が可愛いと思う近習の者にのみ、金品を与える
ワシの許しも得ず、諸国に御内書を送り、寺社の領地を没収したり
お支えする、この信長の面目が立たぬと…
あとで思うた…どうも遠慮が足りなんだようじゃ

夢とはいえ、あれでワシは耳鼻を削がれることになったのだ…違うか?
そこで思いついたのじゃ!この鵠を差し上げ、日々のお慰みにして頂こうかと…
公方様も幾分、ご機嫌を直して頂けると思うてな
松永久秀を討てと命じられた折も、すかさず兵を出した
ワシなりに気を遣こうておるのじゃ…そう思わぬか?」…と訊ねられたものの

「気をお遣いになるのであれば、親しきお大名にも今少し、お気を遣われるべきかと…」と光秀
「徳川家康殿の領地に、武田信玄が攻め込んでいるとの知らせが入りました
武田勢は2万以上の兵だと聞いております
家康殿の軍は、せいぜい7~8千…3千の援軍では到底、勝ち目がございますまい」
…と「思うところ」をキッパリ直言(苦笑)

でも、信長は「仕方あるまい!こっちもギリギリでやっておる
越前の朝倉が、北近江に1万5千の兵を繰り出し、明日、ワシも出陣する
家康を助けても、ワシが負けたら元も子もあるまい!」と苦境を明かし

光秀が「信長様には公方様がついておられます
そのお声ひとつで、畿内の大名が馳せ参じましょう
しかし、家康殿は違います!家康殿は信長様を敬い、頼りにしておられます
我らも家康殿にどれほど助けられたか判りませぬ
せめて、あと3千!イヤ、2千でも構いませぬ、援軍を!」と懇願するも

「夢の話をしたであろう?公方様が、そうまであてになるお方と思うか?
信玄も朝倉も浅井も皆、公方様が上洛を促しておられる。ワシを追い落とすつもりか?」
…って、先ほど、将軍に「鵠」を献上しようとしていた
あの殊勝な気持ちはどこへやら?な発言(汗)

が…「さようなことは断じて!公方様をお支えしているのは信長様であると公方様もご承知のはず
決して追い落とすなど…もし、さような動きがあれば
この十兵衛が、食い止めてご覧に入れまする!」という光秀の言葉を聞いて
「以前、帰蝶が申しておった…
『十兵衛は、どこまで行っても十兵衛じゃ』と…と、ふっと頬を緩める信長(笑)

確かに、このドラマの「明智光秀」は、理不尽なことや、筋が通らないことがあると
相手が誰であろうとハッキリ意見したり
負け戦と判っていても、斎藤道三側についたりと
とにかく損得勘定抜きで、自分の心に恥じるような言動は「死んでもヤダね!(笑)」って人だし
おそらく?それは、幼少の頃も今も、そしてこの先もずっと変わらないんじゃないかと…?
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