ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐よしひろ BEAT HARDWORK(8/5)4

2022-08-17 20:25:00 | メディア
「次にかける…今、僕ですね、えー、色々…えー、ドラマって相変わらず、まあ観てますけど
今、何観てるか、まず…まず言いますね」と甲斐さん
「NHK-BSで『拾われた男』…松尾(諭)タカシ?タカシだっけ?(サトルさんです(笑))
えー、あの『SP』の時の…時の、あのー武骨な、メガネかけた、いかにも昭和顔の…」って

お名前を間違われた上に、この描写?って感じですが(笑)まあ確かに、その通りかと…(失礼!)
もっとも、我が家では「SP」よりも「相棒」に何度か登場した
「記憶力バツグンの弁護士」役の方が馴染みがあります(笑)

ともあれ…「僕、彼の自伝を実は読んでて、それがドラマになってんですよ
ものすごい面白くて、今、6話目が終わったくらいですかね?
日曜日の夜の10時…えー、やってて…」と説明なさってましたけど
NHK-BSというよりも、あのディズニープラスが「見放題独占配信している日本ドラマ」
…ということでニュースになったんですよね?

「あと、もう1コ、U-NEXT…U-NEXTで
『ジ・オファー』っていう、えー、アメリカドラマ、これーが、もう今ダントツにすごくて…
これ『ゴッドファーザー』…『ゴッドファーザー』を作ったプロデューサーの物語で
で、あの…主人公…あの『セッション』やった…
あの(J・K・シモンズに椅子を投げられた(笑))若きジャズドラマーを…
若者をやった彼です、彼…(マイルズ・テラー)
彼が、えー、プロデューサー(役と制作総指揮)やってて…

で、もう元々テレビ界で、ちょっと成功して(いた主人公は)
えー、その頃、映画がもう…まっ、なかなかすごくて、映画が…
それ、あやかりたいっていうことで、映画…映画(界)に移るんだけど
移った所が、その…潰れそうなパラマウント…パラマウント(映画)ね…に移って来てて
でも、今にも潰れそう、どうも売却の話が頻繁にある…みたいな、そんな時の…タイミングの時で

で…『ある愛の詩』…まっ、あるプロ…まっ、そいつ(主人公)のボスになるプロデューサーがいて
そいつがデキるプロデューサーで…えー、で、で…『ある愛の詩』を、えー、ちょうど撮ってる時で
アリ・マッグローって(『ある愛の詩』に出演して
そのデキるプロデューサーことロバート・エヴァンスと結婚した女優さんの名前ですが…?)

…で、撮り終えて、それが成功するわけ、ものすごく…
で、パラマウント、1回持ち直すんだけど
持ち直したら持ち直したで『ちょうど今、売り時だ!』みたいな…
そういう最中に、彼は、えー『ゴッドファーザー』をやり始める…

で、もう(ダン・フォグラーが)フランシス・フォード・コッポラになってる、そっくり!
(アンソニー・イッポリート演じる)アル・パチーノもそっくり!
えー(パトリック・ギャロの)マリオ・プーゾもそっくり!
アリ・マッグロー(役のメレディス・ギャレットソン)
もう雰囲気は、まっ、みんな似てんだよね

えー、それが、えー、今一番面白いかなという感じで、ハイ」と紹介なさっていたと思ったら
「えー、僕は、あのー、山本コータローの『岬めぐり』が、ちょっと好きなんで
それを聴きながら、そのあとに、その話をしましょう」と
山本コータロー&ウィークエンドの「岬めぐり」を流され

「山本コータロー、えー、亡くなりました、ハイ
僕、あのー、そうですね、奥さんの…えー(吉田)真由美さんとかも
ちょっと、こう…ナンか、えー、間接的に知り合い…知り合いとかもあったんですけど
僕、よく『グリニッチ・ビレッジの青春』をイイ!っていう風に
プロになった1年目くらいに、ラジオで言ってたら、それを聞きつけて…
えー、まっ、映画評論家ですけど、奥さんが…

『グリニッチ・ビレッジの青春をイイと言う日本人は初めて聞いた』って言われて
『スゴイね!』って言われた記憶あるんですけど…『あ、そうなんだあ!?』と思って…
まっ、僕ら、あの…要するに、アメリカンニューシネマが…で育ってるんで
もう、区切りがあるんだよね、僕らの世代って…

だからもう、やっぱりローバジェットでも、アイデアと、こう…色んな技を駆使して
とにかく、こう…新しいものの切り口を見せる映画っていうのに
僕ら、もう延々、中学校の終わりくらいから飢えてるんで
えー、まっ、そういうところも違ったんでしょうけどね、ハイ

あっ!そうそうそう!ナンで今『岬めぐり』かけたか?ね?
これ、山本コータローさんが…亡くして『そうかあ!』っていう、ねぇ?
僕、実はですね、この曲って、ちょうどデビューする1年くらい前に流行ったと思うんだけど
えー、ちょうどこう…色んなこう…バタバタ、バタバタ…プロになる…
一番こう…ナンて言うんですかね?一番忙しい時に、これ流行ってて…

ナンかね、こんな曲が相変わらず流行ってるっていうのは
ホント駄目だなあって、ホントに思ってて、当時…
ちょっと殺意…ある種の殺意を持って見てたっていうか…
えー、で、フォークソングブームの…これ、わりと最後の方のね
ナンかこう…ある種の『あがき』にも見えたし
もう、相変わらず同じ感じなんだな、タッチが…みたいな感じで
まあ、思ってたと思うんですよ、まあ、生意気な19歳なんで…」とおっしゃったのを聴いて

その「生意気な19歳」の頃に、岸川さんから呼び出されて
「ナンで、俺の番組に出ないんだ?」と訊ねられた時に
「(出演しているバンドが)チューリップの亜流みたいなバンドばかりでつまらないから」
…とお答えになったという話を思い出しました(笑)
もっともその直後、岸川さんに「じゃあ、お前がそれを変えろ!」と言われて
番組に出るようになられたみたいですけど…(笑)

それはともかく…「で、ものすごい経って…もう10年以上かな?
あっ、15年か、もっと経ってたかも知んないけど
ある時に聞いたんだよ、急に、この曲を…ラジオだったか、ナンか忘れたけど
そしたら最後に『♪岬めぐりの~♪』って言って
『♪僕はどうして生きてゆこう♪』っていう歌詞があって、それが、ガーン!と飛び込んで来て…

で、それは、まあ2つあって…あのー、ね?
色んな人たちは、自分の心の中に、そういうものを…似たような感じを持ってたんで
ガン!と来る人もいると思うんですけど…
僕、あの…書くプロなんで、ええ…作家性が強いから、そういう方じゃなくて
ナンか、その…この言葉のある種のスゴさに気がついたっていうか『スゴイなあ!』って思って…
『この曲スゴかったんだ!?』っていうね、えー…いう感じでビックリしたことあるんですけど

えー、そこからですねナンか…ナンか…そこから、もいっ回、素直にちゃんと色んなフォーク…
まっ、自分のバンドもある程度、ナンかこう…1つ形になって、ナンかこう…
色んなことの展開が、もう色んな風に広がってた…っていうところもあったのかも知れないけど
ナンかこう…非常にショックでしたね、僕ね
あの…『気づかなかったんだ、俺は…』っていう…

僕、結構色んな…色んな曲に、色んな風に…まあ、どっちかっていうと…
あのー、ナンての?感受性を…まっ、働かしてる方なんで…えー、ね?
えー、ちょっとビックリした…そっから、僕、この曲好きです、ハイ、実は、ええ…
そういう話なんですけど…」と「岬めぐり」をおかけになった理由を話されてましたが
「ナンで、U-NEXTのドラマの話から、急に…?」との疑問は解消されずモヤっとしたトコで

「えー、さっき言いました、あのー、U-NEXTの…えー『ジ・オファー』ね?
その…えー『ゴッドファーザー』を作ったプロデューサーの話なんですけど
えー、その中に、衝撃的な感じで、えー、かかった曲をかけましょう
これ、もうタイミングも抜群だったんですよ
ザ・クラッシュ『I Fought the Law』」を流され

曲明けには「法律のために戦う、その法律の
そんな法律の中で、俺たちは生かさせられてるんだ…みたいな
えー、そういう複雑な使い方を…これ、あの…さっきも言いましたけど
その…えー、そのパラマウントで『ゴッドファーザー』を作ったプロデューサーが
結局、当時、その…マフィア…『もう、どうしてもニューヨークで撮らないとダメだ!』と
コッポラが言ってて、で、マリオ・プーゾも(コッポラも)どっちもイタリア系なんで
『もうニューヨークしか、絶対ムリだ!』って言って…

で、バジェットもスゴイんだけど、もうそれよか、もうそんなことはもう考えられない
じゃあ、やろうと、ニューヨークで…って
そうすると、マフィアとどっかで、えー、あの…繋がっとかないと撮れない訳ですよね
そこでもう延々…まっ、結局、最初にマフィアは、その『ゴッドファーザー』みたいな
イタリア人を偏見と悪意に満ちた…えー、これもベストセラーになるんですが

マフィアも、あの…『撮ろうとするんだったら撮らさない』って言って、嫌がらせをするんだけど
でも結局、そのマフィアとも繋がって、しっかり話をして
で、映画撮影始まる…みたいなことなんだけど
そん中で、ちょっと面白かったのは『マフィア』って言葉、絶対使うなと…
まっ、プロデューサーが、その…ある種、呼ばれて、えー、彼らに…で、言われる訳ね

したら、実は、本の中に1回しか出て来てないと…えー、っていうシーンがあるんだけど
もし、アレだったら、それも削るって、まあ、言うんだけど…
だから『ゴッドファーザー』観ると『ファミリー』っていう…あの…言い方しか…
これ、家族だからね、その…えー、ギャングとは言っても、家族の話だから…
えー、で…『ファミリー』『ファミリー』って言って…

考えたら、出て来ないんだよね、ほとんどもう
ナンか、あのー、そういうようなこととかも、逸話がいっぱい出て来てて
なかなか、えー、面白いと思います、ハイ…えー、よかったら…」と勧めていらしたので
ちょっと公式サイトや視聴者の方々の感想などググってみたら…

そもそも「ジ・オファー」というタイトルは
「ゴッドファーザー」の名台詞の1つ…「断われないオファー」に因んだものらしいんだけど
この主人公のプロデューサーは、デキるプロデューサー(上司)から
「ギャング映画は売れない」が、当時の定説だったのにも関わらず
「低予算で、ヒット作品を作れ!」とムチャ振りされるわ

スタジオでは、その予算やキャスティング、演出に不満やダメ出しが炸裂するわ
コッポラとマリオ・プーゾからは「商業映画ではなく、芸術作品を作りたい」と詰め寄られるわ
…って、原作者(マリオ・プーゾ)が脚本を書くことからして認められてなかった時代なのに
どうしてもマーロン・ブランドをキャスティングしたいと手紙を書いて口説き落としたらしいし(笑)

コッポラはコッポラで、アル・パチーノ出演とシチリアロケは頑として譲らなかったみたいだし(笑)
あっちからも、こっちからも「断われない」案件が山積みで板挟みになっている上に
「ファミリー」はスタジオを襲撃して来たりして、まさに命がけの七転八倒…って感じ!?(汗)
「ゴッドファーザー」の名シーンを彷彿させる場面も登場するようですし
U-NEXTにお試し入会してみようかなあ?(笑)
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