ツアーメンバーでいらっしゃる鈴木健太さんは
横浜公演の前に…「(ビルボード東京での)初日二日目を踏まえて色々と修正して来た
きっと吉と出る!一音一音、確信を持って弾くぞ!」…と呟かれ、本番に臨まれたものの
その終演後には…「イヤモニが片耳聴こえなかったり
アンプが飛んだりというトラブルだらけの中
なんとかやり切ったビルボード横浜でした!
ライブにはトラブルがつきもの…ついさっきまで何ともなかったのに
急に音が出なくなったりする。悔しいな!」…
と悩ましい思いのライブでいらしたことを明かされてましたが(汗)
でも…「次は大阪編、また色々変えたものを次へ活かします」
…と、気持ちを切り替えられた大阪3DAYSについては
「大阪初日、ライブ感の強いビルボード大阪で、この盛り上がり、凄かった!
さすが大阪、楽しかったです。ありがとうございました!また明日!
さらにブラッシュアップしていきます」とか
「甲斐さんツアー大阪3DAYS終了!大阪最終日、盛り上がり凄かった…!
イヤモニを貫通して来るオーディエンスの皆さんの声と手拍子で何も聴こえないほど(笑)
凄いライブ感、最高でした!」と、とにかく物凄く盛り上がった!(笑)
…ということを綴られてましたけど
例によって、甲斐さんの公式サイトからは…
「5/3,4,6の『Billboard Live & Bottom Line 2023 EAST around WEST』
大阪公演にて、若干枚数となりますが、当日券を販売致します
5月4日2ndのお席が比較的余裕がございます!」とのお知らせがあり
東京や横浜よりも格段に来場者数が多かったためとは思えないし
甲斐さんが「1回目から埋まって行く」とおっしゃっていた通り
2ndステージになると、空席が目立つというのも同じだったみたいだし
やはり「大阪は跳ねてる」という「人種」的なものなのかなあと…?(笑)
ただ、鈴木さんの「ライブ感の強いビルボード大阪」という言葉は
ビルボード東京や横浜に比べると、大阪はカウンター席やカジュアルエリアでも
あまり高さがない造りになっているため、ライブハウスみたいな感じがする
…といった意味だとすると、そこから生まれる一体感が
会場全体の空気を後押しした部分もあったんじゃないかと…?
…が、しかし、大阪2日目の午前中に届いたKメールには、当日券販売のお知らせのあとに
「来場の皆さまへお願い」として…「たくさんのご声援ありがとうございます
声出しの際は、可能な限り、マスク着用をお願い致します」との一文が添えられていて
奥さんは「東京や横浜の時には、こんな『お願い』はなかったのに…
そんなに、みんな大声で歌ってたのかなあ?(笑)」とクスクス(笑)
更に「今、マスクしてない人に『可能な限り』なんて言ったら
絶対に着けないよね?(笑)」と笑っていたんだけど(苦笑)
この日、会場に入ると、ステージ上方に掲げられたスクリーンに
「歌唱の際には、マスクの着用をお願い致します!」といった
注意書きの画面が再三再四表示されていたそうで
「昨日来てた人から、クレームかナンかがあったのかも知れない」と思ったらしい(汗)
すると、この2日目の1stステージで、オープニングの2曲が終わるなり
「昨日、大変なことが起こったんですよ!」と甲斐さん
開口一番のこのご発言に、ただならぬ気配を感じ「何事!?」と身構えていたら
「昨日、この前の方の客が、全員マスクしてなかったんだよ!」と
ステージ前方のテーブルを指し示され…って
甲斐さんご自身が、まさかのクレーマー!?(失礼!)
「イヤ、アンコールまで見えてなかったんだけど、暗くて…
で、アンコールになったら『誰もマスクしてないじゃん!』ってビックリして…
今回は『マスクしてたら歌っていいよ』ってことになってるけど
俺はマスクしてないのに、俺に飛沫かけてどうすんだ!?(笑)
じゃあ、もう俺がマスクして、こうするしかない(笑)」と
うつむきながら、客席にマイクを向けるポーズを取られたあと
「大阪は…福岡もだけど…西の方は『ラフッ!』『ラフッ!』…(笑)
東京はまだ、みんなマスクしてるし…まあ、8日になったら、外す人が増えるんでしょうけど
個人の判断とはいえヤメて下さい!」と、おっしゃったんだとか…(苦笑)
そりゃあ、ビルボードは、普通のホールより、ステージと客席が近い会場だし
甲斐さんだけでなく、メンバーの皆さんも、リスクは避けたいと思われたんじゃないかと…?
特に、劇伴やオケピでのお仕事が多い木村将之さんは
同席なさるオケの皆さんはもちろん、キャストやスタッフ
劇場関係者の方々にも影響が及んでしまうでしょうし…(汗)
もっとも、初日に「前の方」にいた奥さん達は、飲食時以外はマスクを着用していたため
「『全員』って…また話盛っちゃって…(笑)」と、心の中で口答えしてたそうですが(笑)
甲斐さん自らの、たっての「お願い」とあって
バッグや上着のポケットから、マスクを取り出され、着用なさる方もチラホラ…(苦笑)
でも、2ndステージから、お見えになった皆さんはともかく
1stステージで、甲斐さんの「お願い」をお聴きになったあとも
マスクを着用されてない方々がいらしたらしく
「イヤイヤ!マスクを持ってないんだったら
入れ替えの間にコンビニで買って来ればいいのに…」とビックリ!(苦笑)
ちなみに、マスクなしでも、しっかりお歌いになっていたそうです(汗)
まあ、マスクの着用は個人の判断に委ねられ
「逆マスク警察」状態になることに関する注意喚起もなされているとはいえ
電車内やエレベーターの中などの密閉空間、劇場やライブ会場など人が密集する場所では
これまで通り、マスクの着用が推奨されている訳だし
やはり「声出し」ライブは、マスクを着けた方がいいんじゃないかと…?
前置きが長くなってしまいましたけど、ここからネタバレあります!ご注意下さいませ…
ビルボード大阪は、ステージ上手側奥のカーテンが開いて
甲斐さんを先頭に、メンバーの皆さんが登場されるみたいですが
他の出演アーティストの中には、上手側のカウンター席とカジュアルエリアの間にある
ドアから出て来られ、客席通路を通って、ステージに上がられる方もいらっしゃることを
奥さんは、ステージ上手側奥のカーテン前の席に着いていた際に
お隣のテーブルの方々から「あのドアから出て来るんですよね?」と訊ねられて初めて知り
「いえ、こっちのカーテンの奥からですよ」と答えつつ
「へえー!名古屋のブルーノート方式と同じ登場の仕方もあるんだ!?」と驚いたらしい(笑)
でも、そう言えば…と、以前のビルボツアーで、上手側のカジュアルエリアに座った時に
件のドア越しに、控え室から出て来られる「甲斐さんが見えるよ」と甲斐友さんから聞いて
一生懸命に首を伸ばし、ドアの奥を眺めたことを思い出し(笑)
件のドアの方が、控え室から近いんだと思い至ったみたいです(笑)
さて、その「開くカーテン」とステージの床の隙間から
何人かの方の靴が覗いてることに気づき、時計を見ると、ちょうど「本来の」開演時刻(笑)
甲斐時間のあと、2CELLOSのSEが流れ始め
いつものタイミングで、甲斐さん、鈴木さん、木村さんがご登場♪
大きな歓声と拍手が起こる中、カーテンが閉じられる直前に
カーテンの奥の通路で、横向きに立っておられるとおぼしき山田さんの左足の靴が見えて
奥さんは、以前に山田さんが「1人で待ってる時が一番緊張します」
…と話されていたことを思い出したらしい
ただ、1曲目の「橋の明かり」が、まだまだ終わらない内に
スタッフの方が、カーテンを少し持ち上げられたのか?
こちら向きに両足を揃えて立っていらっしゃる山田さんの膝から下が覗いていたそうで
「ちょっと早過ぎね?(笑)」と奥さん(笑)
ビルボ東京だと、山田さんの立ち位置は、場内に入るドアから一番遠いみたいだけど
大阪は、出て来られたすぐ目の前らしいので
「そんなに慌てなくても…(笑)」と思ったようです(笑)
もっとも、2曲目の「無法者の愛」が始まる前には、甲斐さんのMCがないため
手早くセッティングを済ませて、速やかに演奏に入らないと
妙に間延びしてしまうおそれはあるのかなあと…?
その2曲の演奏終了後、前述のMCがあり(苦笑)
「あのイントロが聞こえるよ」と「カオス」
奥さんは、すでに間奏の手拍子は諦めていたようですが
初日は、甲斐さんご自身が手拍子なさるのを見て、自然発生的に手拍子が起こったので
「イイ感じじゃない♪」と、続く「VIOLET SKY」も手拍子しながら、椅子の上でジタバタ(笑)
でも、大いに盛り上がり、盛大な拍手が収まったトコで
甲斐さんから「要らない手拍子をありがとう」とダメ出し!?
「やりにくかったもんねぇ?」とメンバーの皆さんを振り返られ
「手を叩くタイミングが違うんだよ、2,4(拍目)で(叩いて)くれ」…って
奥さん達は、東京・横浜と同じように手拍子していたらしく
「ウラで叩いてた人がいたのかなあ?」と首をひねっていると
「ナンでも引きずられるな!最初の(手拍子を始めた)ヤツが正しいとは限らないんだから…
やりにくかった~、ねぇ?言っといたから…(笑)」と、木村さんに声をおかけになったので
「そんな絶対音感と、天才的なリズム感の持ち主と比べられちゃ…」と苦笑い(苦笑)
更に…「甲斐バンドは厳しかったんだよ!手拍子が合ってないと演奏止めるっていう…
松藤止めてたもん!(笑)『合ってない!』って…(笑)」…と明かされ
「へえ~っ!」という表情でいらした鈴木さんと木村さんが
松藤さんのお名前を耳になさった途端に大笑い(笑)
でも、その直後…「ケンタ、そのリズムで行くの?って時があるんだけど(笑)
そういう時は、木村くんの音しか聴いてない(笑)」…とバッサリ(苦笑)
ちなみに、奥さんによれば…確か、以前のアコギツアーで、観客の手拍子がズレた時も
松藤さんは、ご自身のリズムでギターをお弾きになっていたのに対し
西村智彦さんは、甲斐さんから「客のリズムに引っ張られてどうする!素人か!?(笑)」
…と、ツッコまれていらしたそうです(笑)