ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

帰ってきたマイ・ブラザー2(ネタバレあり)

2023-05-25 22:53:00 | ライブ
大阪公演が行われたのは、甲斐さんのライブや
吉田鋼太郎さんが出演なさった舞台「ツインズ」の観賞で
奥さんが何度か訪れたことのある大阪・森ノ宮ピロティホール
例によって、在来線の遅延を見越し、早めに家を出た奥さん(笑)

遅れていた先発列車が、ちょうどホームに入って来たトコだったそうで
予定より早く森ノ宮駅に到着したものの、会場の入口付近に喫煙所があったはず…と
真っ直ぐに会場へ向かうと、その喫煙所がなくなっていたらしく
近くの喫煙可能な喫茶店は満席だったため、そのまま入場待ちの列に並ぶことに…(苦笑)

7人のキャストの皆さんの年齢を鑑みて…って
最年少の池谷のぶえさんが、51歳でいらっしゃるようで(笑)…
奥さんが「たぶん?中高年が多いんじゃない?(笑)」と予想した通り
平均年齢高めな観客席だったみたいだけど(笑)
男性陣が、ほとんどシニア層なのに対し
女性陣の中には、親御さんの付き添いでもなさげな20~30代の方々がいらしたそうで
おそらく?堤真一さん、寺脇康文さんのファンの方じゃないかと…?

奥さんの席は、マチネが下手側の通路際、ソワレは、どセンター、どちらも1ケタ列の良席で
「甲斐さんのライブの時より、ステージが近く感じた」んだとか…(笑)
甲斐時間がないとはいえ、早々と入場してしまったため
開演まで、ロビーで購入したプログラムに目を通しながら待機…

やがて、ほとんどの観客が席に着き、開演時間の13時まであと少しと迫ったトコで
観賞上の注意点を伝えるアナウンスが流れ始め
「ん?」と、その声に耳を澄ますと、まぎれもない水谷豊さんの声!?(笑)

以前に、クドカンさん脚本の「ロミオとジュリエット」を観賞した際も
キャストの方が、生アナウンスをなさっていたようですが
その時は、たどたどしいアナウンスが終わる前に、お芝居が始まってしまった(笑)のが
今回は、なめらかな水谷さんのアナウンスが終わると、盛大な拍手が起こったらしい(笑)

そのアナウンスから、ほどなくして開演…
舞台下手奥に引き戸のドア、その上手には、サッシ窓、窓の前に長机とパイプ椅子
上手側の壁際にも長机が置かれ、更に、左右両端のステージ際にもパイプ椅子が1脚ずつ…
といった、どうやらコーラスグループの楽屋らしきセットに

中迫マネージャー役の寺脇康文さん、長男ハジメ役の水谷さん
次男の信二役の段田安則さんが、引き戸を開けて入って来られると、場内から拍手(笑)
タバコを吸いに行っていた四男・四郎役の堤真一さんが
少し遅れて入って来られた時にも拍手が起こり
「吉本新喜劇みたいやな(笑)」と奥さん心の声(笑)…確かに!(笑)

その新喜劇ならぬ舞台のストーリーはというと、奥さんの購入したプログラムによれば…
「ここは神奈川県の浦賀。とあるホールのリハーサル室に
伝説のグループ『ブラザー4(フォー)』がやって来た
かつて大ヒット曲を放ちながら、あっという間に表舞台から消え去った4人兄弟のコーラスグループだ

4人が揃って顔を合わせるのは実に40年ぶり
たった2年半しか活動していなかった彼らの歌が、令和の時代に
ひょんなことからSNSで人気になっているらしい
再結成を望む熱烈なファンの声に後押しされ
当時のマネージャーだった中迫順平があちこち駆けずり回り
40年越しの復活コンサートが今夜、開かれることになったのだ

思い思いにリハーサル室に現れる4人。リードボーカルは長男の若村ハジメ
バックコーラスは、次男の信二、三男の裕三、四男の四郎
数少ない持ち歌を練習しようと試みるも、長いブランクは大きく、どうにもおぼつかない
一抹の不安を覚えつつも、中迫は変わらない4人の関係性に胸いっぱいになっている

と、そこへ、今回の復活コンサートのきっかけを作った姉妹が現れた
『ブラザー4』の長年のファンである、釈堂梨花と幸恵だ
彼女たちを筆頭に、会場には復活を待ち望んでいたファンが詰めかけているという
その熱い期待に応えるべく、4人は往年の歌声と絆を取り戻すことができるのか…?」

…とのことですが、脚本を担当されたマギーさんは「最初の打ち合わせでプロデューサーから
『四兄弟・コーラスグループ・楽屋』という三つのお題をいただいた
落語の即興三題噺よろしく、その場で『例えば…』と話したら
『それ!書ける?』で『書きます!』と即答

すぐに頭の中で水谷さんを長男とする四兄弟が動き出した
今思えば、ちょっとした『降りてくる』的なやつだった気もする。天からのギフトだ」と明かされ
三男役の高橋克実さんによれば「アテ書きの成功例」という作品になっているそうです

この大阪公演開幕の前日、名古屋公演休演の罰ゲームという訳じゃないんでしょうけど(笑)
高橋さんは、ネットニュースや関西ローカルラジオで精力的なプロモーションを展開♪
甲斐さんも何度か出演なさった「ドッキリハッキリ三代澤泰司です」には
2度目のご登場とのことでしたが、水谷さんや段田さん、堤さんも出演されたことがおありらしく
ミヨちゃんの「段田さんなんて、しょっちゅうお話しして頂いてて…」との言葉にビックリ!

ともあれ…ミヨちゃんが「この4人が、よう揃いましたよね?」とお訊ねになると
高橋さんは「あっ、そうですね…まあでも、ホントに豊さん自身がもう
舞台は生涯で、これで3度目っていう…しかも23年ぶり、ハイ
舞台っていうね、印象が全然ないですから、だからもう、みんなビックリしてるし…
そいで、寺脇さんも出てるんで『相棒』を舞台でやるの!?とかって…(笑)
誰が殺されるんだろう?って感じが…(笑)」とお答えになってました(笑)

更に…「豊さんと映像の仕事は、みんなポツポツやってたんですけど
舞台で一緒にやるっていうのは初めてなんですよ
そうするとですね『稽古をしている豊さん』っていうのが
今でも、ナンか思い出すだけで、ちょっとドキドキするんです

やっぱ、見たことないくらい…ナンでしょう…『素』なんですよね
やっぱ『相棒』の現場だと、どっかで、こう…『右京さん』なんですよ
やっぱり、ナンとなく雰囲気が…休憩の時も、ちょっと『右京』をまとってる感じが…」
…と話されてましたが、3人の「弟たち」が「傷だらけの天使を観て育った」と口を揃えておっしゃっている、そのご長男が
舞台に関しては、一番「新米」でいらっしゃるんですもんね?(笑)

ちなみに…同日に収録、大阪公演初日にオンエアーされた
FM COCOLOの「M's Groove」では、パーソナリティのmemeさんから
「他のご兄弟それぞれの舞台上のキャラクターと舞台裏の顔を教えて頂けますか?」と振られ
まず、水谷さんについて「えー、ハジメ…我々は『ハジメ兄ちゃん』と呼んでおりますけども

やっぱり、まあ、一番この復活に懸けてる…復帰に懸けてる…そのグループのね
とにかくもう1回、みんなでグループ組んでやらないかということを提案して
そういう気持ちが一番強いのが、このハジメ兄ちゃんですね」と紹介されたあと
前述のように「初めて見る素の豊さん」の話をなさってました

続いて、段田さんの役柄と「裏の顔」に関して
「これはですね、まああの…ホントに一番堅実なんですかね?考え方が…
そういう役なんです、次男ってね。で、その自由人っぽいハジメ兄ちゃんについて行く、と…
で、まあ『そういうの良くないんじゃないか?』とか『こっちへ行こうよ!』とか
そういうような『舵取り』な感じですね

で、素の部分…素の舞台裏の段田さんですね
段田さんはね、えー、どう思ってるか知らないんですけど
私、この3年間で、段田さんと兄弟役をずーっとやってるんですよ(笑)スゴイことなんですよ
最初『女の一生』ってお芝居で…大竹しのぶさん主演の…で、段田さんがお兄さんで、僕が弟で…
去年の春に『セールスマンの死』っていう舞台で、段田さんの兄の役を…
死んだアニキの役だったんですよ、僕が…」…って、甲斐さんがご覧になった舞台ですよね?

「で、去年の秋にまた『女の一生』再演で、また兄弟やって…で、年明けたら、4人兄弟で…
ここ…ホントに3年またぎで、ずっと兄弟なんですよ
だから、段田さんは、もういい加減、他の人間にならないかと思ってるかも知れませんけど…(笑)」
…と、おっしゃってましたが(笑)段田さんは、4兄弟の皆さんによる座談会の中で

水谷さんと舞台でご一緒するのは新鮮だけど
高橋さんと堤さんについては「またか!もう飽きた!(笑)」と明かされた(笑)一方で
水谷さんの「3人とも舞台の世界では『押しも押されもせぬ』っていう皆さんじゃないですか
どう?合ってますか?」という言葉に「まあ…合ってます…と言っておきましょう(笑)

高橋さんも、もう立派に独り立ちしましたよ
堤くんも、これがまた、どこの馬の骨か判らん
高い所から飛び降りとった男がね、ここまで立派になりました(笑)
僕ね、嫉妬心があるんですよ。他の俳優だと
『こんなヤツがナンで人気あるんだ?』って思ったりするけど
この2人に関しては、ないんですよ、活躍してくれると…(『嬉しい?』と水谷さん)
そういう感覚ありますね」とおっしゃってます(笑)

そして、四男役の堤さんに関しては…「堤くんはですね
四男坊は年がちょっと離れてる設定なんですね
グループ結成の時は、まだ高校生だったっていう…
『僕は、ホントにその頃ね、兄ちゃんたちの言う通りにやって来たんだよ』って言うような…
一番下で、みんなに一番可愛がられてるという…ハイ

まあ、素でもそうですね、あのー、全体的にみんな…年的にも、そのまんまの順番で
真ちゃんが、一番若いっちゃ若いんですよ
まっ、若いっつっても、全員がもう…60近いんですけど…(笑)」と話されてましたが(笑)
「4人兄弟の末っ子」と聞くと、目に浮かぶ(笑)某ミュージシャンの方も
ご兄弟に限らず、また目上の方とも限らず「愛されキャラ」でいらっしゃいますもんね?(笑)

最後にご自身の役柄については…「私はですね、いっちばんいい加減な人です、ハイ(笑)
あのー、ナンと言うんですかね?どなたの親戚にも必ず1人くらいいる
『アイツ、どうしてんだ?今?』…そういう…
で、景気の良い時だけ、頻繁に実家に帰って来たりする…そういう感じですね(笑)」と説明(笑)

memeさんの「実際はどうですか?」との質問には
「まっ、似てるところは、とってもありますね、だからもう、風来坊的な感じですね
今回も急に現れて、で、またいなくなったりもしますんで…
その辺は、だから…えー、私はキライじゃないですね、この役、ハイ(笑)」と返されていて
マギーさんは、高橋さんの、どことなく憎めない雰囲気を上手く活かされたなあと…(笑)
コメント
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