ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐バンド Circus & Circus 2024・東京3(ネタバレあり)

2024-12-20 14:51:00 | ライブ
今回のツアーに関しては、ツアー開幕前も開幕してからも
甲斐さんのご発言による曲名のネタバレがなく?(笑)…って

まあ、ご自身のレギュラーラジオ番組で「KAIBAND STORY BOX」の特集として流された曲や
やはり「50周年」ということで「当然」外れないであろう曲を鑑みれば
「おおよその見当はつく」という方が多かったのでは?と思料致します

それでも、ご自身のツアーデビュー当日まで
セットリストは楽しみに取っておきたい方も少なくないでしょうし…ということで
この「マクラ」部分を設けている訳ですが、今ツアーにまつわる「X」を拝見すると
これから参加される皆さんのために、曲名を伏せて投稿なさっている方がほとんどなんだけど

中には「興奮覚めやらず」といった感じで「○○が聴けて嬉しかった~!」と
思わずポロリしてしまわれる方もいらっしゃって
この時代に、ネタバレをブロックするためには、アナログ生活を送るしかないのかなあと…?(苦笑)

まあ、奥さんみたいに、帰宅するまで、サッカーの試合結果(あるいは経過)を知りたくない
…という程度なら「その間はスマホに触れなければいい」で済みますが(笑)
新聞や雑誌にはない「即時性」が魅力である反面
「好ましからざる情報」も、一方的に入って来てしまうというジレンマ、悩ましいですねぇ…(苦笑)

そう言えば…昔は、古本屋で買った推理小説の後半部分に「犯人は○○」という
元の持ち主の手によるものと思われる?書き込みがあったりしたけど(汗)
そういう場合は、買い取り時にチェックを怠った店主に文句を言うんですかね?(笑)

まあ、奥さんは「ネタバレがないなら、その方が楽しみ」くらいの感覚らしく
甲斐さんが「ポロリ」なさった曲が、自分の聴きたいと思っていた曲だと嬉しいみたいだし
日比谷野音に場所を移して開催された「THE BIG GIG AGAIN」や
昨年の夏に、やはり日比谷野音で行われた、両国国技館のこけら落としライブの再現などは
「今の甲斐バンド」なら、どう演奏されるのか?という視点で楽しみにしていたし

「かりそめのスウィング」ツアーなどで、先行リリースされたアルバムの収録曲が
その収録順の通りに、ツアーのセットリストとなるという試みに関しては
「ネタバレ」云々というよりも、机上で練られた曲順を、実際に演奏してみた際に
何らかの不都合があったとしても、そういう「ウリ」である以上、修正することが出来ない
…という点で「うーん…」と首を傾げてましたが…(苦笑)

もっとも、甲斐さんは「実際にやってみて
曲と曲の繋がりが悪いところは、MCを入れればいい(笑)」と、おっしゃってましたよね?(笑)
その甲斐さんご自身が「今回は、セットリストがバッチリなんで…」と話されていた通り
初日の広島公演から、曲順が変わることはなかったようだけど

イチローさんが、仙台公演の翌日に「発見の日々!」というタイトルで…
「昨日の、K.B. ある曲に、ピタッとフィットするギターを発見!
いや、発見という言葉は違うかも知れませんが
ここ数回、ある曲の為に、セットとは別のギターを持参していました

で、その曲にフィットしても、流れで、次の曲との関係も有ります
また、曲間が短い場面では、持ち替えは困難です
そんなこんなを乗り越えたギターが有りまして
でも!でも!さらなる探究で、川崎には別のを持参するかも知れません!頑張ります!」

…と綴られているのを拝見して、演者の方にとってのセットリストには
演奏なさる上での色んなご都合があることを改めて実感しましたし
何より、各ツアー先で、同じセットリストを奏でられる中でも
常に、より良い演奏をなさるための探究を続けておられることが
楽曲や観客に真摯に向き合っていらっしゃる「これぞプロ!」という感じですよね?

それはともかく、ライブ後半に突入する11曲目…
「嵐の季節」は、サビのリフレインを観客に歌わせたあと
後奏の部分が「トントン拍子」にテンポアップするのは、奥さんのお気に入りのアレンジみたいだけど
それは、ライブの流れに勢いをつける的なものなのか?
それとも、スタンディングに耐える観客への配慮なのか?決めかねているんだとか…(笑)

もっとも、次の「ティーンエイジ・ラスト」の前に、甲斐さんが必ず口になさるという…
「96年の再結成の時に、みんなでミーティングをしてて
大森さんと初めて会った時から、その時までのことを書こうと思って作ったナンバーです」
…との言葉から、すでに涙腺が危うい身には「ライブの流れ」を気にかける余裕はないようですが…(苦笑)

この日は、コンタクトレンズを装着していることと
「涙腺が決壊する際の顔を甲斐さんに見られたくない」一心で(笑)
かなり堪えたらしいんだけど「やっぱりムリだった~!」みたいです(笑)

ともあれ…「氷のくちびる」の最中に「もう、すっかり忘れてた(笑)」シューティング…って
ライブ序盤に「スチール写真を撮ってるの?」と思ったほど
パッと現れては去って行かれたカメラマンの方が、ハンディカメラを抱えて
ステージと最前列の間の通路から、甲斐さんのお姿を捉えに出て来られたそうで

「ああ…真っ正面から『動かない甲斐さん』を撮るのね?」と理解したのも束の間
何度か、後ろを気になさるご様子で、観客側を振り返られていたかと思ったら
「あっという間にいなくなった(笑)」らしく
「あんな短い映像をどう使うんだろ?(笑)」とビックリ!(笑)

しかも、甲斐さんご自身も、そのカメラマンの方の立ち去ろうとなさる動きで
初めて撮影されていたことに、お気づきになったようで(笑)
下手側へ移動しようとなさった足を止めて、撮影に協力されたみたいで
「ギターを弾く甲斐さん」好きの奥さんには、思いがけない「サービスショット」になった模様…(笑)

続く「翼あるもの」で、甲斐さんは、冒頭のフレーズを歌われただけで
すぐに観客に丸投げなさったらしく(笑)
奥さんは「最終日には全然歌わなくなってるかも知れない(笑)」とクスクス(笑)

そして、本編ラストの「漂泊者」では、すぐ目の前で「爆発」シーンを観賞(笑)
甲斐さんは、お召しになっているパンツの「ある部分(笑)」をガシッと掴まれ(笑)
そのまま、パンツの生地を引っ張るようにして手を上げられたそうです(笑)

この日は「すぐに帰って来るからね!」という甲斐さんの言葉はなかったみたいだけど
演者の皆さんが、いったんステージから降りられたあと
アンコールを待っていた時間は、ホンの2~3分だったらしく
メンバーの皆さんが…って、イチローさんは、白いツアーTシャツをお召しになって…再登場♪

「ダイナマイトが150屯」のイントロが始まった途端に
奥さんは「やっぱり、強一さんとのツインドラムはイイねぇ♪」とアガり
この日も、黒の長袖Tシャツにお色直しなさった甲斐さんが出て来られ
蹴り上げられたマイクスタンドが、キレイな弧を描くのを間近に見て、もうひとアガり(笑)

もっとも、甲斐さんが「俺が、マイクスタンド蹴るたびにビビってる(笑)」
…と、おっしゃっていた(笑)岡沢さんは「演奏中じゃなければ逃げ出したい!」といった感じで(笑)
マイクスタンドの動きを見守っていらしたようで
そのご様子にお気づきになった甲斐さんは、大笑いなさっていたんだとか…(笑)

メンバー紹介の前だったか?あとだったか?甲斐さんが「指笛鳴らしてるヤツがいただろ!
ヤメろ!鳴らしても踊らないぞ!(笑)」とクレーム?(笑)
でも、いつぞやの沖縄公演では、沖縄の皆さんはみんな指笛が吹けることを
羨ましそうに話されていたような気が…?(笑)

ともあれ…アンコール2曲目の「吟遊詩人の唄」が始まった途端
やや上手側の前方にいらっしゃった男性が、拳を突き上げておられることに気づいた奥さん
「この曲って、そんな曲だったっけ?(笑)」とビックリ!

後半の、観客に歌わせる部分になると「前のめり」になって(笑)
拳を突き上げながら、お歌いになっていたらしく
「彼にとっては『嵐の季節』みたいな曲なのかも知れない…?」と思ったそうです(笑)

最後のMCで、甲斐さんが「このツアーも残り…3本?美しく終わりたいね」と、おっしゃると
客席から拍手が起こったものの「イヤ、俺たちが美しいんだよ?(笑)」と甲斐さん(笑)
奥さんは「イヤ、別に、自分たちが『美しい』と捉えた訳じゃないと思うよ?(笑)」

…と、心の中で口答え(笑)したあと、ふと「かりそめのスウィング」の
「♪厚い化粧の下 荒れた肌にも…♪」という歌詞を歌われた時に
「チラッと、こっちを見た(…と主張(笑))のは、そういうこと?(笑)」と被害妄想…(笑)

それはさておき…大ラス曲「HERO」で大団円を迎えたあと
演者の皆さんが、それぞれ握手なさっていた時に
松藤さんが、強一さんとハグを交わされるのを拝見して
奥さんは「こういうの、ナンかいいなあ♪」と、グッと来て、うるうるしたらしい

まあ、甲斐さんが口になさった「残り3本」という言葉と
「最前列どセンター」という「神位置」での楽しい時間が、あっという間に過ぎ去ったことに
少しセンチメンタルな気分になっていたせいかも知れませんが…(苦笑)

ちなみに、東京公演に関して、佐藤強一さんは…「40周年50周年とサポートさせて頂いたのに
50周年ツアーを全部サポート出来ないのは痛恨の極みではありますけど...(中略)
記念すべき50周年に、1公演でも参加させて頂けることを有り難く光栄に思います
12/1は、しっかりと準備を整えて、最高の演奏でサポートしたいと思います」…と臨まれ

終演後には…「自分なりに誠心誠意のサポートは出来たかと思っております
僕が参加する1公演だけのために、事前の打ち合わせや練習に協力して下さった
松藤英男さんを始め、田中一郎さん、ベースの岡沢茂さん、本当にありがとうございました
陰ながら50周年ツアーの大成功をお祈りしています」…と綴られていて
単に、メインアーティストとサポートミュージシャンというだけではない
親密な人間関係が築かれているんだなあと…

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