再び2012年の旅に戻ります。クライネ・シャイデック駅から、これから訪ねるスフィンクス展望台を捕らえてみました。雲のかけらがひとつも無い満天の青が私たちを迎えてくれました。
ユングフラウ鉄道はクライネ・シャイデック駅(2061m)を出るとアイガー・メンヒの岩山の中に潜ります。 まず、ここアイガーウ゛ァント駅(2865m)で5分間の停車。岩山をくりぬいた展望窓から外の風景が眺められます。
この湖は何というのでしょうか。下界にはインターラーゲンの町を挟んで大きな湖が二つ(ブリエンツ湖・トゥーン湖)並んでいるんです。見える湖はどちらなんでしょう。
私たちの宿の村グリンデルワルトを望みます。宿のある村の中心部はもっと右側でしょう。山肌に邪魔されてしまいました。こうして写真整理をしていて「なぜお客さんが窓の外にカメラを向けている姿を後ろから撮ってないんだろう」と残念がることしきりなんです。
次の展望停車がここ「アイスメーア」 登ってきました。もうそこには氷河の世界が拡がっていました。
駆けていって写真を写して、5分間はせわしいのです。もう次の列車が到着してお客さんの降車が始まっています。