堪能したハイキングを終えてツェルマットの街に帰り着きました。この建物この町で歴史が偲ばれるひとつのポイントとか。穀物倉庫として使われたというこの建て屋、よくご覧下さい。柱と床の間に円盤状の石が挟んであります。「ネズミ返し」なるほどこれにはネズミも降参したことでしょう。
この日本語の説明文がいつの日にか中国さんの文字に変わるかもしれませんね。 なんといっても相手は日本の13倍の人口ですから観光地も黙ってはいないと思うんです。
華やかな街のレストランで今日の敢歩をねぎらっての乾杯。添乗員殿は業務中とかで残念ながらノンアルコールでの祝杯でした。このあとサースフェーへの帰りの列車で、ブログno25で2012年の写真と併せてご紹介した可愛い民家の写真を撮したのです。
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2007年の旅は、ツェルマットハイキングの翌日(7月18日)が千秋楽。バスでフィ-シュへ向かい、ロープウェイでエッギスホルン(2869m)へ。
フィ-シュ駅前ロ-プウェイ乗り場の案内板。矢印(フィ-シュ)から矢印(エッギスホルン)までロ-プウェイを乗り継ぎながら昇ります。
ユングフラウを源とするヨーロッパ第一の規模を誇るアレッチ氷河。流れの中に黒い帯を引きながら流れ下る様は壮観。そこで添乗員殿と記念撮影となった次第。背後のユングフラウ・メンヒ・アイガ-の並び順が今まで見慣れていた順番の逆に並んでいます。この三山の裏側(どちらを表というのか知りませんが)に来ているんです。
幸いにも連日好天に恵まれたこの旅、 氷河観光を終えて日本への途につきます。国境を越えてイタリアはミラノへ。240kmのバス走行が9日間最後の行程となりました。そしてミラノからはJALに成田まで運んでもらいました。