春(4月)と(秋)に華やかに繰り広げられる高山祭り。その屋台(重要有形文化財)が展示されています。
2トンの重量というこの屋台、菊のご紋章は徳川様の紋章より花びらが1枚多いそうだ。
古くから飛騨の国は、大和朝廷へ税の代わりに匠(たくみ)を送り出していたという。彼らが奈良の都の宮殿やお寺の建築にその腕をふるった。この人たちのことを総じて「飛騨の匠」と呼んでいるという。脈々と培われたその技術が江戸後期に高山祭りの屋台となって花開いたそうだ。
2階から眺めた屋台。現在23台が残っているとのこと。その23台が4台ずつ代わる代わるここに展示されるという。
案内パンフから切り取ったお祭りの様子。訪ねてみたくなります。