今日の予定表。前日夜各部屋にこんなお便りが届きます。
希望者が募られ、ミッテルランド運河とウ゛ェーザー川が交差する立体交差点へ、新旧の運河に沿ってしばらく歩いたところに展望台があるのです。
バスでメルヘン街道の町のひとつハーメルンにやってきました。何処の観光地に行ってもトイレは必須。 観光の前後には「トイレはあちらですよ」と添乗員。必ず立ち寄るお友達処。 話はころっと変わるのですが、日本にも「メルヘン街道」があるのご存じでしたか。それは長野県茅野市から八ヶ岳連峰の北の端を抜けて南佐久郡佐久穂町へ通ずる38km。その頂点が麦草峠でその標高は2127m。国道では全国で2番目に高い峠だという。紅葉もいい。白駒の池も美しい。是非どうぞ。
さて、なんのお話をしたっけ。お互い分かるはずないよね。なぜだか知らないけど二人してにっこりだね。旅友がこんな画を捕らえてくれました。
町の中心マルクト広場。現地の観光案内所でいただいた「ハーメルンへようこそ」と書かれた日本語パンフのトップページは、うれしいことに私の撮影したこの写真と同じ場所でした。そして「商業都市として発展し、裕福な商人らはその富や名声を示すため華やかな家々を建築しました。そのため、ハーメルンはウ゛ェーザー・ルネッサンス様式の宝石ともいえる美しい町並みを持つに至ったのです」と記されています。 この広場のまわりにパンフが紹介している名のある家々が並んでいるのです。
この町を有名にしたグリム童話「ハーメルンの笛吹き男」にちなむ「ねずみ取り男の家」(1602年築)が正面に。その建物の脇道は「舞楽禁制通り」と言われ、子供達がこの通りを通って笛吹き男の笛の音に誘われて行方不明になった話から、現在でも音楽を奏でることが禁ぜられているという。
笛吹き男と台座にはネズミの彫刻。童話では、町人の願いを受けて、街中のネズミを笛の音でウ゛ェーザー川に誘い込んでおぼれさせてしまったこの男に、約束の報酬を払わなかったとして、怒ったこの男は、後日笛の音で子供を誘い連れ去ったというのです。
笛吹き男衣装のガイドさんは手に笛を抱えて・・・ 私達のガイドは後方添乗員とお話ししている体格のおよろしい方。