歴史的な街並みが保たれているというプカラ地区でのランチ。旅行者が気ままに散歩するのに最も楽しいエリアだといいます。細く入り組んだ路地に古い家並みがひしめくように立ち並び、独特の雰囲気を醸し出しているといいますが・・・
お昼のお弁当はギリシャ料理をいただきました。鉢植えのオリーブのそこで歌ってくれるのでした。確か日本の歌謡曲も歌ってくれたと記憶しているんですが、「上を向いて歩こう」 だったっけ、曲名は忘れてしまった。
そしてプカラ地区を歩きます。狭い小路の向こうにあの門「ハドリアノ門」が見えています。
アテネの海の玄関口、そしてエーゲ海クルーズの拠点ピレウス港にやってきました。この船、MSCの「ファンタジア」定員が3200人余という、最上階は18階ですって。これは私たちの乗る船ではありません。
こちらが私たちの乗るクイーン・ヴィクトリア。旅客定員2000人余、MSCの「ファンタジア」と併せれば5200人。このふたつの船のおかげで、アテネの観光箇所は人であふれていたのだ。パルテノン神殿もあの人混み現象を呈したのでしょう。
乗船の手続きが進んでいます。クレジットカードを登録して、顔写真の撮影、そしてクルーズカードをいただきます。このカードは、キャビンの鍵、船内での支払いや寄港地での乗下船の際使われるのです。 この港から新たに乗船するお客さんは少なかったのかもしれない。以外にスムースな乗船手続きを終えて小型シャトルバスで船に向かいます。市内観光に出かけているお客さんは、まだ帰らないのだろうか。この港で船会社のエクスカーションは11コースも設定されていたのです。
赤いカーペットを踏みしめての乗船が始まった。
キュナード社だからなんでしょうか、やはり氷の中にシャンパンが置いてありました。写真には写っていませんがどこへやってしまったのでしょう。でも、いただいたことには間違いありません。
初めのお仕事が避難訓練。参加したかどうか、あのクルーズカードでチェックされるんです。チェックされていなければ呼び出しがあるんですって。とにかく法律に忠実らしい。
行程表には、出航は23時59分としてありました。何故24時ではいけないのでしょう。零時では、何かたたりでもあるというのか。古のことわざでも海運界にはあるのでしょうか。出港の時間には夢の中でしたが、本当に59分に出たのでしょうか。