晴れときどき風

ノンキな主婦が時に風に吹かれながら送る平凡な毎日。

ただただ腹立たしい。

2007年06月29日 17時58分40秒 | 日記
最近は見るのも聞くのも嫌になるほど暗いニュースが多い。
その中でも、山口県の若奥様と赤ちゃんが殺された事件の裁判の報道には唖然としました。
ほとんどの人が「弁護士って何?」と思ったのではないでしょうか。

ある人のブログで、
「弁護士は被告人の利益を守るという契約をした人であって、『なぜ悪人の弁護をするのか!』とか『被害者の遺族の心情を考えろ!』とかは民度の低い人の言う事である。被告人の利益を害する行為をした時こそ、弁護人は弁護人の職責を果たしていないと責められるべきである。」というような事を書いてありましたが・・・。

では弁護人は真実を曲げてまで、嘘をついてまで、被告人を刑から逃れさせようとして良いのでしょうか? 
被告人は自分の不利益になることは黙秘権を認められるとされていますが、嘘までついていいとされているのでしょうか?偽証罪というものがありますよね。
では弁護士の嘘は?
100歩譲って、今回被告人が証言したことが真実だったとしても、実母をその女性に見たからと勝手に他人の家に入り込み、騒がれたら気づかぬ間に殺し、赤ちゃんまでなぜかポケットに入っていた紐で殺し、更に・・・・。
とても口に出すのも酷い所業。
そして何年も自分と向き合う時間があったのに、一つも反省も謝罪の気持ちも持てなかった人間を15年ほどで社会に放り出す、そんなこと信じられない。

「死刑廃止論者」の人権派弁護士さんだそうですが、真実は真実と認め酌量すべき情状は訴え、その上で「それでも死刑にすべきではない。何故なら・・・」と主張されるべきではありませんか?

昔、隠れキリシタンの方々は踏み絵を踏んでも信仰を守ろうとしました。
それは信仰を守るための嘘。
死刑にさせないために嘘をつき、それで守れるものは人権?それとも狂犬?

私の子供の頃、弁護士は正義の味方、憧れの職業でした。
今、うちの子が世界で二番目に嫌いな職業が「弁護士」だそうです。