幻想世界の、部分を見ても
その部分を見ている「私」も
その「部分」も、まったく無い。
という感覚がリアルだ。
体感しているすべては
神の愛、実在でしかないのだ。
言葉でうまく表現できないのだけど
圧倒的に、宇宙まるごと この世界は無くて
ぴらぴらしたオブラートくらいの薄い膜のような、
膜にもなっていないくらい無数の粒子でできた
スクリーンのようなものに投影された儚い映像。
映像の中に見える砂粒を一粒手にとって見る。
砂粒を感じているのではない。
それは砂粒じゃないのがわかる。
これは砂粒です。
と、無意味な意味付けをされた神の愛だ。
なんとも爆発的な神の愛を
無数の個別の物体のように見せかけている幻想世界。
すべてを、すべてを、Jと一緒にみていこう。