フラッシュバックのように、何かがよみがえってくる。
どこを切り取って見たとしても
そこには、全体があり、神があり、すべての兄弟がいる。
どんなにそれを判断しようとも、避けようとも、
どこに行っても、何を見ても、
そこには、全体があり、神があり、すべての兄弟がいる。
彼も、彼女も、
どんなに嫌っていたモノも
みにくい、汚い、憎悪していたどれもこれも
何一つ、神以外だったことがないじゃないか。
どんなにミクロまで分解させてみたところで
それは、すべてじゃないか。
分離なんかしていない。
分離したように見せかけているだけ。
全部、全部、ぜんぶ
神だ。
無の思考で、ウソで、神を神じゃないものに見せかけているだけ。
すべてが神だ。