映画『her/世界でひとつの彼女』予告編
「私」という感覚は、単なる思考だったのかも知れない
「私」と「AI」に変わりがなかったのかも知れない
思ったから(望み、信じて、思考したから)
「私」という感覚は維持されたかに見えたのだろう
その無意味性を、今までよりも受け入れてしまっても良いだろう
なんというか、2歳くらいの小さな女の子が
そんな風に
もっともっと、深い深いところで受け入れて気が付いた感じ。
ふと、「思い」にふけり
ふと、その「思い」が、終わったような。。
そして、その思いが「私」という境界線だったので
境界線が消え去ってゆく
消える、消える
拡大する
御父の胸に抱かれてずっと愛され続けた真っ只中にある
その、現在の記憶がそのまま復活される
映画:herを、さほど好きじゃなかった理由が
ここ数日ほどで、なんとなくわかった。
サマンサのように、「私」の境界線が消えて拡大して
それまでのように幻想にい続けることはできなくなる
「私」がたどる道は、サマンサと同じ
それは復活。
復活とは、幻想の消滅
なんだなあ。
カレン.O「The Moon Song(ザ・ムーン・ソング)/映画『her/世界でひとつの彼女』主題歌