のりたま日記

平凡な日常でも
 愉しいこと探せばいっぱいあるはず

うさちゃんの島

2012-04-29 | 思うこと
朝早く、家を出て向かったところは
 うさちゃんの島。
  噂どおり、かわいいうさちゃんがいっぱい
  
  生野菜の方が喜ぶよ!って言われたけど
  その通りでした
  
   
  驚いたことに
  島にやってくる多くの人が
  エサを持ち込んでいました

  子供の頃に1、2度海水浴に行きましたが
  今とは全然様子が違っていました

 今日、大久野島に行ったのは
 父が
 18歳の頃、この島の毒ガス工場で働いていました
 いつか一緒にここを訪れたいと思っていました
 
 やっと実現しました
 
 毒ガス資料館で
 一生懸命に話に耳を傾けました
 オットもそうです

 18歳の若い身で
 真夏に全身ゴム製の防毒着を着たら
 すぐに汗でベチャベチャになるよ
 そりゃあ耐えれたもんじゃあないと

 もう70年近くも前のことです
 
 そのあと
 飛行機の整備兵になり
 最後はシベリアで抑留されたのです

 戦争のこと。あまり多くを語ってくれませんが
 聞いたことにはきちんと答えてくれます
 
 たしかに聞いてもよくわからないけれど
 聞いておかないといけないと思うのです
 
 もうそんなに多くの時間は残されていませんけど
 今からでも遅くはないかな?と思います
 
 母も一緒に黙って聞いていました
 
 父が今日のことをどう思ったのかはわかりません
 ひょっとして
 嫌な思い出を思い起こさせたのかも知れません
 
 それでも私は一緒に行ってみたかったのです
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする