気ままな歳時記(その2)

気ままな歳時記の続編です
Sonyα6500とRX100M7で撮った写真で,日々の事や昼飯を気ままに綴っています

『善寳寺(ぜんぽうじ)』

2023-10-13 18:15:59 | 宮城県外での出来事
 『善寳寺(ぜんぽうじ)』は、山形県鶴岡市にある曹洞宗の寺院で、本尊は薬師如来で、「妙厳寺」、「最乗寺」と並ぶ曹洞宗三大祈祷所である。

 寺の入口に立つと、まず目に入るのは左手に見える立派な「五重塔」で、魚鱗一切の大供養塔として明治十六年(1883年)に建立され、内部には正面に「釈迦如来」、東方に「阿しゅく如来」、西方に「阿弥陀如来」、南方に「宝勝如来」が設置されており、拝観出来る。

 その他に「山門」は、文久二年(1862年)三十三世中興月圓禅山和尚代が再建したもので、山門の中には、二大尊天である「毘沙門天」を右に「韋駄尊天」左に配していて、鎌倉の寺院を彷彿させる立派な門でした。

 「五百羅漢堂」は、安政二年(1855年)に三十二世月巖不傳和尚代が落成した建物で、現在は500体に及ぶ仏像の修復が行われているようです。

 この鶴岡に、このような大規模な寺院が残っていることを知らなかったので、驚きを隠せませんが、現在も維持管理が良く行われており、荘厳で美しいお寺でした。

 『善寳寺』の全体を表す案内図


 「五重塔」


 「五重塔」の如来像(その1)


 「五重塔」の如来像(その2)


 「五重塔」の如来像(その3)


 本堂に続く参道


 本堂


 山門の中にある「韋駄尊天」


 山門の中にある「毘沙門天」


 「五百羅漢堂」


 「五百羅漢堂」修復プロジェクト


 近くに駅があったのでしょう、電車が残っていました
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