ちゃんと書けるかな~、自信がないなぁ~。
でも、いくら自分の中でアレコレ思っていても、外に出さなきゃ伝わらないことがある。知ってもらえないことがある。
だから、拙い言葉だけど、綴ってみるよ。
気持ちはいっぱい込めるんだけど、その気持ちを込めた言葉の使い方が間違っていたら。。。と思うと怖いんだ。
でも、頑張ってみるね。
お友達が、福島にいます。
3月の大震災で、家族を失い、家を失い、思い出を、将来の夢を失いました。
どうやったら慰めることができるのか、色々悩みましたが、「言葉」がみつかりませんでした。
誰か、私の気持ちを言葉にして。
絵が描ける人は絵で、音楽を奏でる人は音楽で、そして文学者は言葉で、慰めと癒しと希望の光を灯してほしいと願っていました。
そんな時、友達からメールが来ました
「私はいま、こんな所にお手伝いに行っています」
それは、どこかというと? ココ
プロジェクト「FUKUSHIMA!」 http://www.pj-fukushima.jp/project.html
「ノーモアフクシマ」でも「立ち上がれフクシマ」でもなく、なんの形容詞もつかない「FUKUSHIMA」
現在の、ありのままの福島を見つめることから始めたい。
そんな思いで、福島所縁の有志が集まり、8月15日にフェスティバルを開催するそうです
フェスティバルを通して、いまの福島を、そしてこれからの福島の姿を、全世界へ向けて発信していき、またこれをきっかけに、プロジェクトを展開したい、ということです。
福島市での開催概要
日時:2011年8月15日(月) 9:00~21:00
会場:福島市 |
四季の里(福島県福島市荒井字上鷺西1-1) あづま球場(福島県福島市佐原字神事場1番地 あづま総合運動公園内) |
入場料:無料
メイン会場の芝生広場に、巨大な大風呂敷を敷いたり、ダンスや音楽ライブ、オーケストラの演奏や、和合さんの詩の朗読などなど、盛り沢山な内容です。
そして、この模様はインターネットを通じて、全世界に配信、ネット中継されるそうです。
この活動にお手伝いできることがあるかもしれません。開催日が迫っているので、直接お手伝いできることは、限られてきますが、寄付による支援ということもできます。
配信作品の購入という形で、寄付もできるようなので、ぜひチェックしてみてほしーな
プロジェクト実行委員会代表の和合さんは、福島在住の詩人です。
わたしの今一番気になる人なんですよ
今回のイベントだけではなく、福島では9月に大規模な野外ロックフェスティバルもありますね。
各地で開催されている復興支援ライブ
私の苦手とするジャンルの方々が多いので、参加する機会に恵まれません。
しかし、苦手さんたちのいち早く活動するそのフットワークの軽さ、逞しく思うし、カッチョイイし、羨ましく思っています。
音楽性はなかなか理解できないけど、熱い、そして温かい人間性は充分伝わってきます。
彼らの行動を見ていると、日本も捨てたものじゃないな。若い人の方がやるじゃん!!って思っています。
福島の熱いイベント情報も沢山ありますが、もう一つ、期限が迫りつつあるプロジェクトの紹介です
こちらのプロジェクトは、ブログのお友達から教えてもらいました。
福島ひまわり里親プロジェクト
http://www.sunflower-fukushima.com/project
ひまわりは、土の中の放射性物質をよく吸収する植物といわれています。
そこで原発の事故があり多大な被害を受けた福島を救うために、「福島でひまわりの種を購入して、 里親になって全国各地でひまわりを栽培し、秋に種を採取して福島へ送っていただける方を募集」というプロジェクトが立ち上がりました。
もちろん、ひまわりは、放射性物質の吸収という目的だけではなく、「復興のシンボル」という意味もあるそうです。
今年咲いたひまわりの種を福島へ送るのであれば、別にわざわざ福島から種を購入しなくてもいいのでは!?という声があがりそうですね。
1袋500円の種は、袋詰め作業など職を失った福祉施設の方の雇用も兼ねているそうです。
ヒマワリを育てるために、土を耕すと、却って土中の放射性物質が地中深くに紛れるので、耕さない方がいいのではないか
とか、
大きくなって、放射性物質をしっかり吸収したヒマワリはその後どうしたらいいの?という処分の問題
ヒマワリ一つでも、問題は山積です。
でも、来年、みんなの分身のヒマワリを福島で咲かすんだ
っていうのが、このプロジェクトなんだよね。
このヒマワリの種が、希望の種なんだなって思います。
もちろん、お金を寄付してそのお金でヒマワリの種を買ってね
という支援の方法もあります。
でも、もしもヒマワリを咲かすことができるのなら、ちょっとプロジェクトのこと、知ってほしいな。
関東から関西の方は、8月中旬まで、九州の方は8月下旬まで、だいたいその位まで植えると、今年花を咲かせて種を取ることができるそうですよ。
これはね、先日テレビで紹介されていた「日本一のひまわりの里/北竜町」です。

すっごーいヒマワリでしょ
北海道の北竜町は、人口約2200人の小さな町です。
そこに、130万本のヒマワリ、約23haのヒマワリ畑です。
黄色の絨毯どころか、黄色の大地ですね。
ここのヒマワリ畑の種も、福島に送られるそうです。
今年は荒れ地となってしまった所でも、来年の夏、こんなふうに大輪の花がいっぱい咲くといいですね。
そんな風景を思い浮かべるだけでも、元気になってくる気がしませんか。
そうそう、自分が贈った種がどんな風になったか確かめに出かけるっていうのもいいですね。
元気のお裾分け、希望のお裾分け、そして、明日をつなぐ架け橋となる共同作業。
支援してるつもりが、来年、福島から元気をもらうことになるかもしれません。
ひまわりプロジェクトもそうですが、今年、そして来年で終わってしまうプロジェクトではなく、これがきっかけとなって、これから何十年と続く関係になればいいな~って思っています。
そのための、「きっかけ・つながり」です。
沢山の方が、ご協力していただけことを願っています