浄智寺の次に訪れたのは、縁切り寺として有名な東慶寺です。
東慶寺は、今から700年前、1285年に、北条時宗の夫人が開いた男子禁制の尼寺だったそうです。
まだ女性の側から離婚が出来なかった時代、このお寺に駆け込めば女人救済の寺として、明治の初めまで約600年間も本当に縁切り寺だったそうですよ。
明治になって、縁切り寺としては廃止され、その後尼寺としても幕を閉じ、いまは禅寺だそうです。
とはいえ、四季折々の花たちが、尼寺の風情といいますが、優しい穏やかな雰囲気に包まれているお寺です。
実際、私は今でも尼寺だと思っていたんですよ
この石段を上った先に山門があります。当時の女性たちは、どんな思いで、この石段を上ったのでしょうね。ちょっと普通の人の出入りは拒む
みたいな、すっごい心臓破りの石段でした。
私は、モチロン手すりにつかまりながら、上りましたよ。はぁーはぁー言いながらね
こちらの鐘は、お寺ができた時分のものだそうです。実は、この写真には写ってませんが、別の写真には、オーブが写っていました。やはり、ここには、何かがあるんですよ
書院の前に咲いているオレンジ色のお花は、何でしょう?グラジオラスかしら
じぇじぇじぇ!!! こんな所に大仏さまが
←金色ではないけど、東慶寺の金仏様です。
東慶寺の紫陽花もその他のお花も、隅々までとっても綺麗でした。それもそのはず、こんな方がお手入れして下さっていたんですね。
感謝ですね
昨年、訪れた鎌倉の様子を綴っています。写真は、すべて2012.6.30のモノです。