9月20日、中野サンプラザホールで開催された『細坪基佳40周年記念スペシャルコンサート~人生の詩~』の思い出を、ダラダラと綴っています
記憶違い、思い違いもあろうかと思いますが、そこは4時間半強という大変な長丁場のコンサートだったのでどうかご勘弁を
間違いが甚だしい場合は、優しく教えてくださいね
細坪さんの弾き語りで幕を開け、バンマス&ギター/久保田邦夫さん、バイオリン他/ツルノリヒロさん、ベース/河合徹三さん、ドラム/高杉登さん、ピアノ/中村由利子さんと、細坪さんファミリーのバンド編成で2曲目3曲目の演奏が終了しました
AGからエレキギターに替えた細坪さん
派手でノリノリの演奏で始まったのは、VISION OF DREAMS
あらっ、よく見るとエレキが3本
間奏での久保田さんのギターソロのカッチョイイことといったら まるでGSみたい
sUnさんが私に囁きます「久保田さん、トキオのリーダーに似ているね」
ええ、私はずっと前から似てるって思ってましたよ。誰も同意してくれませんでしたけどネ
この曲が終わって、バンドメンバーの紹介がありました。
ツルさんと河合さんが40年弱の付き合いで、久保田さんと高杉さんが30年弱の付き合いって、凄いですね~~
さて、この曲から加わったエレキをガンガン弾いていた第3のオトコは、米川さんでした
バンドを代表して、バンマスの久保田さんから一言ご挨拶
久保田:みなさん、こんにちは(まだ「こんばんは」、ではなく「こんにちは」の時間帯でした)坪さん、40周年おめでとうございます。坪さんの40周年のツアーは、今日がファイナルではなく、まだまだ続きます。(ひょっとしたら12月の札幌がファイナルかしら!?京都は、歌い納め会ですものネ)
細坪:次の曲は、AORといってロックテイストのムーディーな歌で僕でいいなら
エレキが2本、ベース+ピアノ+キーボード+パーカッション、そしてムーディーな歌と言えば欠かせないサックスの藤田明夫さんが加わりました
藤田さんは、たぶんソプラノsaxだったよーな
ハンドマイクで気持ちをたっぷり込めて歌う坪さんは、私の眼にはAORというより歌謡曲に見えて。。。聞こえたんですけど
次の曲は、もう少しポップにCHEEK TO CHEEK
藤田さんは、たぶんアルトsaxに持ち替えて。。。
ハンドマイクでフリも大きく熱唱する坪さんは、ちょっとだけマッチみたい
細坪:どう? この頃の歌、少し背伸びしてる?気取ってる? でも最近は、なんでか好きなんだよ カラオケでも歌いたいくらいだ
『ふきのとう』の曲は、何曲かカラオケに入ってるようですが、細坪さんの曲は。。。
でもCHEEK TO CHEEKは、『ふきのとう』の最後のオリジナルアルバムHeart Stringsに収録されている曲なので、どうかしら?リクエストとか沢山したら、カラオケに入れて貰えるのかな~???
ちなみに私は、Heart Stringsのアルバムは、あまりお気に召しませんでね。。。あまり聞いてませんの
たぶん、都会風に気取った感じが、「ふきのとうには似合わねぇー」って思って、私は嫌だったんでしょうね
都会風の曲が嫌なんじゃなくって、『ふきのとう』が都会に染まっていくのが、自分から遠い存在になりそうで、嫌だったんだろうな
だって都会的な人が都会の歌を歌うのは、憧れを持って好きだったんですもの
あまりお気に入りでないHeart Stringsですが、なかなかキャッチーな曲が多くて、一度聴いたら頭から離れなくなりフレーズがあって、気が付いたら口ずさんだりしていたりするので不思議ですね
ふる里に帰ったら
細坪:新しいアルバム夜想曲2に収録した曲で、自分が作った曲なんだけど、昔は山木さんがリードVoで歌ってる
男女がいてね、女性の方が故郷に帰って、男性の方が都会に残る たぶん、男女とも、その時の俺自身だったと思う。女性を介して、自分の気持ちを故郷に帰した。この歌を歌うと、リアルに悲しくなって泣きたくなるんだ
あー、だから当時は細坪さんではなく、山木さんが歌っていたのね
でも、私、山木さんが歌う ふる里に帰ったら 好きでしたよ。たぶん、当時の細坪さんの声より、朴訥とした山木さんの歌声の方が、この曲にピッタリだったと思います
夜想曲2では、オーボエかイングリッシュホルンの草笛みたいな感じのところを、藤田さんがたぶんクラリネットで
ちょっとだけ夜想曲2の雰囲気を漂わせて、今の坪さんで歌ってくれました
AG+バイオリン+ピアノ+ベース+ドラム、そしてマイクはスタンドマイクで
夕焼けの翼
AG+ピアノ+ドラム+ベース+キーボード+、そしてフルートで
私は、夜想曲に収録されているチェロとバイオリンが印象的な夕焼けの翼が好きで、よく聞いていますが、この日は、ふきのとう時代のアレンジだったような気がします
途中のフルートと分厚いコーラスが、とっても素敵でした
夜想曲は、ピアノとバイオリン、チェロというクラシカルというかニューエイジという趣き
ニューエイジのアレンジの初めは、チェロの貴公子・溝口肇さんだったそうです
溝口さんとの出会い、打ち合わせのために溝口さんのお家へお邪魔した時の話(真っ白なお部屋で人生初の半分ティーnot
ハーブティー)で会場を大爆笑させた坪さんでした
溝口さんのアレンジというと、金色の森・銀色の風 ですね
私の大好きなアルバムですが、その中でも特にお気に入りの楽曲少女へ と秋の接吻 は、溝口さんのアレンジで溝口さんも演奏されている曲です
秋の接吻は、何度かコンサートで聞いたことがありますが、少女へは、まだその機会に恵まれていないので、いつの日にか。。。と思っています
Heart of Gold
嫌いだったはずの都会・東京に「ありがとう」を込めた曲は、エレキ中心のバンドサウンドで華やかで元気に演奏されました