それではmKOKIAさんの春の大コンサート「The 5th season concert」のお話、お話~
参加したばかりだというのに、感動が大き過ぎちゃって、思い出すのは「感動した」「凄まじかった」ということばかり。。。
だから、コンサートの細部やトークの内容などをお知りになりたい方には、ごめんなさい、お役にたてません
思い出せないけど、なんとかボンヤリした記憶の中から引っ張り出してみます。
だから、ひょっとしたら私の妄想と現実がゴッチャになってるかも
KOKIAさんの春の大コンサートといえば、オープニングが素敵です
プロローグって呼ぶんですか!?コンサートのために、1曲目の歌の前に作られる曲が、とにかく素敵です
今までは、コンサートの前にリリースされていたアルバムのリード曲が、コンサートのオープニング曲でしたが、今回は???
moment~今を生きる~ でくるのかしら~~ なんてね、幕が上がる前にアレコレ想像するのもコンサートの楽しみの一つです
定刻どおりに、客席の明かりが落ちて真っ暗に。この真っ暗で緊張感漂う静寂の中でKOKIAさんを待つのが、ドキドキの最高潮 たぶん、もう数年したら私、耐えられないかも・・・
耐えられない人の咳払いが今年は多かったような・・・。そういえば、観客の年齢層が妙に高くなったような気がしたんですけど、気のせいかしら (コンサートの前には腹ごしらえとおトイレ 咳をして痰を出し鼻をかむ、コレ大事です) えっ、私たち夫婦もそうだろって!?そうですよ、昨年より二人とも1歳ずつ年をとりました。幅広い客層に一役かっておりまっする。
静々とピアノ、チェロ、バイオリンの三人がステージに出てきて着席。ピアノの譜面台を照らすライトが、北極星のようにピカッと光ります
衣擦れの音がしてKOKIAさん、登場 オフホワイトのロングドレスに巻き毛でキャワユイ
流れるような美しい旋律で始まると思ったら、ドーンと重い音で、moment~今を生きる~
暗雲立ち込める雲間から、光芒。天使の梯子を降りてくる最強の女神・KOKIA様降臨って感じ。もう、心臓鷲づかみにされて、息ができない。衝撃的なオープニングでした
そして、天使 では、浦さんのキーボードが古い教会のパイプオルガンみたいな音で、KOKIAちゃんが天使じゃなくって、堕天使のようで、少し怖かったです。
堕天使は落ちこぼれの天使さん。地上に堕ちて人間になったのでしょうか? 人間に恋しちゃった天使さんが、人間になりたくって堕天使になっちゃたのかな。(←歌を聞きながら、妄想にふけっていたのよ~ん)
ステージの照明が紺碧になって、I believe~海の底から~
“海の底に花を咲かせてみせるわ” “何かを失っても そうして良かったといえる日が来る”
何だか背筋が凍りつくような魂が震える歌でした。
渾身とか全身全霊、命を削って歌ってるみたいな、凄み。KOKIAさんの命が注入されたような気がしました。
KOKIAさんのこのコンサートに賭ける並々ならぬ意気込み。こちらも心して受け止めなければ
KOKIAさんの指パッチン、スナップで手拍子が起こったのは、one by one, day by day だったでしょうか
ちなみに、曲のタイトルもこれでいいのかどうかわかりません。だって初めて聞いたんだもの。
指パッチンで、夢から覚めたのか、ちょっと一息ついたののも束の間、またもやリメキス でやられました
どう表現していいのかわからないのだけど、このリメキス をカーネギーホールで聞きたいと思いました。
KOKIAさんも全身全霊なら、演奏する音レンジャーも全身全霊。魂がこもった演奏です受け手も全身全霊で臨まなきゃ。おトイレ休憩タイムで呼吸を整えなければ、体が持たないよー
休憩後の、Why do I song?と本当の音 で、KOKIAが思ってること、伝えていきたい事を、重いストレートのボールで送られたような気がして、目を瞑って構えたミットに真っ直ぐ放り込まれた感じ。
from16 と この胸の苦しみが でちょっとホッコリして
怒涛のように後半4曲がなだれ込む。
love is us では、“love is us どんなに傷ついても 生きる勇気を諦めない”の歌詞に、震災で全てを流された漁師の人が、「海は憎いけど、海を愛してる。また海に出て魚を捕りたい」と云っていたのを思い出し、涙がこぼれ
この地球がまるいお陰で では“たとえば誰かの正義のために 誰かが泣くようなことがある。後を絶たない涙の数より、幸せ願う気持ちが多ければ”に後を絶たない紛争や、社会の色々なことが頭をよぎり。。。
いままでホッコリ聞いていた曲の断片に隠されていた大事なことにギクッとして・・・。
人間の持ってる善と悪。それがメビウスの環みたいに繋がってる、みたいな。いい意味で曲のイメージを裏切られたアレンジが多かったです。ホロ苦い味がたまらないって感じで、すごく良かったです
笑顔の下に隠された本音、毒気が妙に心に突き刺さりました。
KOKIAさんが、コンサート中何度か言っていた「音楽の扉の向こうに」(←みたいな言葉、覚えてないのよ)
失意の人を音楽の扉の前まで力ずくで連れてきて、KOKIAさんがバーンと扉を開けて、眩い光あふれる世界を見せてくれたような、ここから先は自分の足で歩くのよみたいなね。
明日に架ける橋 じゃないけど、橋が落ちたのなら私が谷に横たわって橋になりましょう、手を伸ばして引き上げてあげましょう みたいな
やや、力技的な1日目のKOKIAさんでした。
コンサートラストの曲、愛と平和と音楽と はまさに後光が差してるというか、旗を振りかざして先頭を歩んでくれてるみたいな。
歌い終わった後に、実は歌いきった感、やりきった感、完結感があったので、アンコールはないかもって直感しました。
もちろんもっともっとKOKIAの歌を聞いていたい衝動はありましたが、絶対的な幸福感に満たされたコンサートでしたよ。
←音レンジャー
これはレコーディングメンバーさんたちの写真です。
コンサートに出動した音レンジャーさんには、特製ヘルメットをかぶってもらいました。
ピアノ:浦 清英 ベース:斉藤光隆 パーカッション:山本ピースケ チェロ:四家卯大
ギター:松尾和博 バイオリン:丸山千里のお二人はここに写ってません。KOKIAさんのブログに写真がアップされてるので、そちらを見てね。
アコーディオンの田ノ上三郎さんは、後半3曲くらいだけのゲストミュージシャンでした。
音レンジャーさんたちは、みんな黒子のように黒い服装でしたが、三郎さんだけ、黒い地に赤いハートの模様のシャツでしたよ。
個人的には、三郎さんの出番がもう少し多いとよかったな~なんちゃって。
浦さんのピアノとサブちゃんのアコーディオンのセッション 火花がバチバチ散っていて超かっこよかったです。
実は、三郎さんが前半のときに客席にいらしたのが見えました。あ~、勇気を出して声掛けて握手してもらってサインしてもらえばよかったーーー
かなり変態モード爆裂ですが、大丈夫ですか?
この調子で2日目も書いていいですか?