アレの正体とは、黄緑色の羽根のメジロ。白い縁取りのまん丸のお目目が、なんともいえずかわいらしい野鳥です。
小さな体のメジロは、あっちにこっちに、ちょこちょこ飛び回って、ちっともじっとしていてくれません
だから、キャワユイお目目にピントを合わせて写真を撮るなんて至難の業です。
すぐ花の影に隠れてしまうので、小さなメジロの姿は真っ黒のシルエットにしか写りません
それでも、この愛らしい姿に魅了された人たちが、毎年沢山集まってくるんですよね。
ところで、メジロに良く似た鳥にウグイスがありますね。
メジロとウグイスの違いは?と聞かれると「鳴き声、ホーホケキョ」と答えてしまうほど鳥オンチの私。
どちらも黄緑色(ウグイス色)の体なので、私には見分けがつかないかも・・・。
そんな私同様鳥オンチの人に、大きなヒントです
「梅にウグイス」というでしょ、あ~「桜にメジロ」ね
それは、早とちり
あのね、本当は梅にもメジロなんですって。メジロは花の蜜を吸っているけど、ウグイスは蜜には目もくれず、木の実や虫を食べるんですってよ。
それにウグイスは警戒心がとても強いらしいの。それに対して警戒心が弱いのがメジロなんですってよ。
それでは、 軽やかに枝にとまり、くるくると体を回しながら、くちばしで花の蜜を味わうその姿
まるで、鉄棒で大車輪をやっているような・・・今年はロンドンオリンピック開催の年ですからね
ウルトラCはちょっと古いかしら。ウルトラE難度の技を、メジロさんにご披露してもらいましょうか。
メジロ選手、どうぞ
グルーンと1回転してるように見えましたか?
無邪気にあっちこっちへと回りながら蜜を吸っている姿に翻弄されている人間の姿も可笑しいですね
でも、コレがのどかで「春が来たよ~」って感じる嬉し楽しい一コマですね
実は、この木にはメジロより一回り二回りも大きな鳥「ヒヨドリ」もいました。
体は暗めの灰色で尾っぽが長くて、見栄えはあまりよくありません
ヒヨドリがちょっと動くと、小さなメジロがパッと飛んで行ってしまいます。(あまり遠くではなく、違う枝に移る程度ですが)
ヒヨドリの方が体が大きいので、メジロより見つけやすいし、写真も撮りやすいような気がします。
ヒヨドリも蜜が好きみたいで、ホラ吸っていますね~~~。
メジロやヒヨドリがアッチコッチ飛び回る度に、桜の花がハラハラと散ります。
ふと下に目を向けると・・・・
もうこんなに桜の花びらの絨毯になっていましたよ。
木が大きいので、なかなか全体を写すことができませんでした。これはやや小ぶりのヨウコウ どうですか?きれいでしょ
メジロがたくさん止まっていたヨウコウの木は、この2倍近くありそうな大きな木でした。おおきいので、みんな桜の近くで見上げながら花を楽しんでいましたよ