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「ウォーキング三昧」ブログの続編です。令和元年(2019年)5月1日に移行しています。

【国際線フライトと海外の旅の物語】 (第60回) UK式「B&B」滞在体験

2023-07-12 06:00:00 | 海外の旅
 1987年の冬(11-12月)、40日間のイギリスへ単独出張をした。
その時、ロンドン郊外で「B&B」(Bed & Breakfast=民宿)の経験をした。
 出張時いつもはホテル滞在だがその時も当初はヒルトンのローカルホテルに一時滞在したが長期出張だったのでホテルを出て、かつてからの希望であった「B&B」体験を実行したのだった。

↑ニュージーランドのB&Bの一例

 その時の「B&B」は郊外のこじんまりとした個人宅で私の部屋は2階の屋根裏部屋に近い感じだった。寝るだけだったので問題なかった。
 宿泊客は5人程度で私以外は職人さんだった。私だけビジネススーツを着ていて、毎日タクシーでの送迎も奇異な感じだったに違いない。なんでビジネスマンがB&Bに泊まっているのかと。。。
 朝食は、パン、コーンスターチ、ミルク、卵焼き、コーヒーか紅茶、果物程度とシンプルである。B&Bは朝食だけなので夕食はが毎日外食であった。
毎夜、20-21時頃、タクシーを待たせ帰路のレストランで夕食を摂っていた。何を食べていたか記憶がないがイギリスでは余り美味しいと感じた記憶がない。

 この時のB&Bは狭く寒かった。特にシャワーしかなく冬だったので温度が上がらず水シャワーみたいなものだった。これには閉口した。
3週間ほど体験して疲れも溜まっていたのか風邪を引いてしまい、B&B体験は潮時と決め元居たヒルトンのホテルに変わった。極楽であった。
 B&Bの家庭的な雰囲気は楽しめたし、結構長期宿泊の人たちとも朝食時よく話すこともできたが私は毎日帰りが遅く夜、夜彼らと会ったことはなかった。
 
 当時、私は時差を気にした24時間インターナショナルビジネスマンだった。日本と9時間の時差(夏時間の時は8時間)があり、UK時間の24時が日本時間の朝9時であるから深夜時間まで働けば日本の朝に間に合う。その日に習得した情報や学んだことを一刻も早く届けたいと励んでいた。
 当時はまだインターネットはなく主な通信手段は電話とFAX及びTELEXだった。何時間も連続したFAX送信は当時、国際電話料金は高く料金免除をしてもらっていたから良かったものの支払っていれば極端に高かったと思う。

B&Bは「Bed & Breakfast」の略
文字通り宿泊と朝食をセットにした簡素なタイプの宿で、日本でいう民宿的な雰囲気。一般の民家の空き部屋を改造したところも多く、料金が手頃な上、家庭的な雰囲気を味わえることから個人旅行者に人気がある。

 イギリスや北米、アイルランド、ニュージーランド、オーストラリアなど、主に英語圏各国における(多くの場合小規模な)宿泊施設で、宿泊と朝食の提供を料金に含み、比較的低価格で利用できるもののこと。一泊朝食付きの民宿(ペンション)。
日本においてはイギリスに多く存在する宿泊施設として認識され、「B&B(ビー・アンド・ビー)」の略称で知られる。また、非英語圏の同様の比較的低価格のホテルを「Bed and Breakfast(B&B)」と呼ぶこともある。
 多くのB&Bは家族経営による小規模な宿泊施設である。通常の住宅・民家をリフォームして営業している宿が多い。イギリスではB&Bと似た形式の宿泊施設で規模がより大きい「ゲストハウス」との違いを客室数の差としているが、実際にはその両者に明確な区別はなされていない。

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