Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

安定して勝つために・・・考察④

2008-01-25 01:46:34 | 競馬
さて、これからは、いよいよ馬券戦略について。
どういう馬券を買ったら良いかを考えていきたいと思います。

そこで、まずは馬連を例にして馬券の考察。

馬連は基本的に複数の買い目を買う馬券。
(1点勝負をする人もいるだろうけど、基本的にはこれはごくごく僅かの少数派のはず)
そこがポイントで、これまで書いてきた回収率のことにも大きく影響してきます。
馬連で(均等買いで)複数の買い目を買っても、(同着を除き)的中する買い目は最大1つ。
残りはすべてハズレ。
よって、実質の回収率は、的中した配当(オッズ)の<1/買い目数>になるわけです。
5点買って10倍を的中しても、回収率は10倍でなく2倍。
10点で100倍を的中しても、回収率は100倍でなく10倍。
→必ずハズレ分は存在する。
これを改めて良く考える必要があります。

果たしてバランスが良いのか?と。

10点で100倍が当たるなら10倍の回収率であり、これだけみれば一見良さそうに見えますが、
100倍以上を的中させる的中率は当然普通低いはずで。
この例で言えば、10回に1回当たらなければトータルの収支はプラスになりません。
これが可能な人は既に勝ち組であり、これまでの、そしてこれからの記事を読む必要がない人。

また、100倍ではなく、もっと高い配当が期待できるえげつない(すばらしい?)
予想している場合も、それはそれでもっと的中率は落ちる。

基本的には配当が高くなるに連れて、的中率は下がる。
(特定の馬の過剰人気などでオッズバランスが崩れる場合もあるので例外もある)

万馬券は当たると気持ちが良く、魅力的ではあるが、高配当狙いでは、
ここでのテーマである”安定して勝つ”事は不可能。
少なくとも自分はそうである為、高配当狙いを続けては安定性に欠ける。
(ちなみに金銭的に余裕があるのであれば、とことん高配当狙いの穴党に徹するのが、
一番の勝ちへの近道(いつかはまとめて取り戻せる)だと思いますが、そんな余裕がある人は、
なかなかいないし、リスクが高すぎる)

そうなれば、目指すところは、ある程度の的中率の高さを示し、回収率を上げていく事。
しかし、そうすると、本命サイドの予想となるが、現実はこれが落とし穴。
結局、本命サイドの予想では、なかなか勝ち続けることは難しい。
(一番、多くの人が行う馬券戦略であり、結局、勝てない戦略)
→勝つことも多かったりしても、大概は長期的に見ると負ける。

要するに、馬連に限らず、点数を複数(それも多く買うほど)買う必ず外れが生じる馬券戦略は、
なかなか的中率と回収期待値のバランスを保つのは難しく、勝ち続ける馬券には向かない。
(前に書いたように買い目の数を減らす程度でチューニング可能な人はそれで済むが、
現実はなかなか難しい)

では、どうするか?

答えはある程度見えてきたと思うけど・・・。

続きは明日。(週末は忙しいから、書き込みは月曜になるかも)