波乱の連続。

イシンバエワ、よもやの記録無し敗退など、番狂わせが目立つ今年の世界陸上。
イシンバエワは怪我が完治していないように思えたし、不安はあったが、
記録無しになるとは・・・想定外。

調子が良いというよりは、体調が良くなく試技数を減らしたいが為の４ｍ７５からの
トライだったのだろう。

さて。
昨日書いた女子１００ｍ。
こちらは波乱というわけではないが、フレイザーが好スタートからそのまま逃げ切り。
私が期待したジーターはスタートが悪かったというわけではないが、とにかく
フレイザーが良く過ぎたので、結果的には出遅れ。
その時点で万事休すだった。
スタートで互角か前に出ていれば、プレッシャーをかけれたと思うので、その点が残念。
それと、セパレートコースだから関係ないといえば関係ないが、ジャマイカ勢に
囲まれたレーンはプレッシャーもあったと思う。

さてさて。
男子１００ｍ。
こちらも女子と似ていて。
ゲイとしてはスタートで前に出るような展開でない限り勝てるチャンスは無いということだろう。
今回のゲイには怪我の影響もあってそれが出来なかった。

で、ボルトが力を出してしまえば、絶対能力で超人なボルトには勝てない。
特に決勝はスタートが抜群の今回の決勝。
ゲイも相当だったが、ボルトの圧勝！！

ベルリンは高速コースではないようだし、ゴール前で、ゲイを意識し横を見るしぐさ。
それで居て9秒58。

高速コースで、コンディションが良ければ、9秒50を切る位のタイムは可能でしょう。

パウエルは前日の2次予選までは、相当に期待でそうだったが、準決勝で
ゲイに完敗した内容で、結晶は無理と思った。

ライバルと走ると、自分のリズムで走れないのか？
これではビッグレースでのタイトルは厳しい。

それにしても100mのタイムが9秒58。

自分の子供の頃はハインズの高地のメキシコオリンピックでの9秒95が長い事、
世界記録が破られないで居た世代。

それを思うとトップクラスだったら9秒台は当たり前の今。
驚異的な時代が来たものだ！！