番狂わせ

そうこうしているうちに男子やり投げで村上が銅メダル獲得。
予選2位通過で本人好調だったとはいえ、強敵がずらっと揃っているだけに
入賞止まりだろうと思っていたが、強敵の不振があったこともあったにしても
日本にとっては快挙といえるやり投げでのメダル獲得。

今大会は番狂わせが多々あったが、日本にとっては嬉しい番狂わせ。

月並だけど、勝負は何が起こるか分らない。

面目躍如

女子マラソン。
尾崎が大健闘の２位。
銀メダル獲得！！

日本のお家芸のマラソンで、今大会初のメダル獲得になった。
現実的に可能性が一番高い、もっと言えば常識的にはメダルが取れる唯一の種目。
そうは言っても楽観し出来ない状況だっただけに、よく頑張ったと思う。

７位入賞の加納も先頭集団につけての上でのものだから大健闘でしょう。

前日の６位入賞の佐藤とは質がぜんぜん違う。
佐藤のコメントからは、始めから上位争いをせずに前がつぶれる事を狙って、
後ろから落ちてくる選手を拾っていく作戦だった模様。
作戦でもあるし、本人の現状の実力の問題もあるだろうし、価値観などもあるので、
本人を責めるまったくはないが、タナボタ的な結果の入賞というのは、
第三者的には物足りない。
特に今回のメンバーでは日本選手は力が落ちるのだけど、これまでの伝統もあるから、
見ていて、あまりにも寂しいレースだった事だけは間違いない。

世界の舞台で勝負のできる選手が出場できるように。
低迷を続ける男子マラソンの復活を願いたい。