Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

フェブラリーSの展望-その4

2011-02-17 12:36:30 | 競馬
調教編。
グリーンチャンネル水曜放映分から


・オーロマイスター
 美浦坂路55.0-36.9-24.1-12.2
 単走馬なり。
 タイムはいつもこの程度であるものの平凡。強調材料なし。
・マチカネニホンバレ
 美浦坂路50.5-36.8-24.6-12.6
 3頭併せの内。馬なりが隣の馬なり僚馬に手応えで見劣る。見た目は良くない。
・クリールパッション
 美浦W82.1-66.7-52.0-38.9-13.5
 2頭併せの外。一杯に追い併入。手応えも良くなく冴えない。
・セイクリムズン
 栗東坂路52.0-37.3-24.8-12.6
 単走。上がり一杯に追う。
 反応はあまり良くない感じもあるが、良い意味で平行線。好調維持か。
・コスモファントム
 栗東坂路55.0-40.3-26.3-13.1
 2頭併せの外。ラスト一杯に追い、大きく先着。
 追い出してからアッサリ突き放す反応の良さは感じるが、全体も上がりも遅すぎ。
・シルクメビウス
 栗東坂路52.1-38.5-25.7-13.2
 単走、一杯に追う。
 軽快な動きもラスト苦しくなった感じで上がりは掛かる。ただ中間から意欲的に追っている印象でその点は好感。
・トランセンド
 栗東坂路52.8-38.3-25.2-13.0
 単走仕掛け。
 上がりが掛かった感じだが、多少押さえ目でもあるし、上々か。中間乗り込みも十分やっているし出来は万全か。
・ダノンカモン
 栗東CW66.8-51.9-38.3-11.9
 2頭併せの内。馬なりで突き放し、ラスト一杯に追う。
 5F追いで、上がりだけではなるが、追い出しての伸びは良い。
・ダイシンオレンジ
 栗東CW80.3-65.5-51.4-37.9-12.7
 2頭併せの外。離れて追走。一杯に追い、半馬身先着。
 先行する僚馬を捕まえられそうで捕まえきれず、先着を許した点に物足りなさはあるが、タイムは優秀。
・バーディバーディ
 栗東DP78.6-63.1-48.6-35.9-11.4
 2頭併せの外。一杯に追われ併入。
 併入になったが相手はOP馬のキングストリート。タイム的には問題ない。先週も良かったし、充実著しい。
・ダイショウジェット
 栗東CW82.3-66.5-52.3-38.5-12.6
 単走。一杯に追う。
 この馬なりに順調。
・メイショウタメトモ
 栗東B75.6-62.0-49.1-37.0-12.0
 単走。仕掛け程度から一杯に追う。
 この馬なりに順調。
・ライブコンサート
 栗東CW79.1-64.5-50.0-37.2-12.3
 3頭併せの中。一杯に追われ、僚馬を突き放す。
 タイムも反応も良い。
・フリオーソ
 船橋ダート62.1-48.4-36.4-12.3
 単走。軽く仕掛ける程度。
 軽快な脚取りで余力十分。船橋の標準タイムは分からないが、普通に考えてよく動いている。


良かった馬
トランセンド
ダノンカモン
バーディバーディ
フリオーソ

フェブラリーSの展望-その3

2011-02-17 07:00:40 | 競馬
オッズバランス編。
寸評。

去年の覇者エスポワールシチーと現在、最強とも思える勝ちっぷりを見せるスマートファルコンが居ない。
サクセスブロッケンも復活ならずに引退。
過去に見せた能力だったらトップレベルは間違いないカジノドライヴは登録しているものの除外対象。
(そもそも長期休み明け出出れても状態的にここでは微妙だが)

全体のメンバー的には小粒で、G1としては物足りない1戦。
そんな顔合わせだけに上位と思われる馬があっさりもあるが、逆に東京マイルというJRAダートでは唯一の距離。
適正の問題も出てくるだろうから、多少の波乱は有り得る。
そんな1戦だろう。


まずは1番人気のトランセンド。
JCを逃げ切りで押し切る正攻法のレース振りは強い部分はある。
しかし最後はグロリアスノアに肉薄されクビ差先着。
今回出走予定のバーディバーディとは0.2秒差。
また、逃げずに勝ったこともあるが、近走のレース振りから逃げてこその馬。
距離がマイルになって、単騎逃げが出来るか?
東京戦は過去に武蔵野Sがあり、これが唯一のマイル以下のレース。
この時は、これまでのレースで唯一の後方からの競馬となっている。
(一応、追い込んで0.4秒差の4着)
この時と今とは馬の力や出来も違うだろうが、逃げれなかった時、また距離適正に関して、
磐石といえない要素は持っている馬であることは事実。
馬は充実しているようで能力上位は間違いないが、人気の中心となる馬としては、不安要素が大きいと思う。

2番人気は地方の雄フリオーソだろう。
相手が手薄ということもあったが、前走の川崎記念を楽勝しての参戦。
地方のレースではJRAの馬と互角以上のレースをしている。
去年は帝王賞にも勝っているし、秋もJBC、東京大賞典は現在最強の絶好調スマートファルコンには
負けたもののともに2着。
特に東京大賞典は2.00.7と破格のタイムで走る能力を示した。
このメンバーで地方の競馬場でやれば、勝ち負け必至は間違いないくらいの能力はある。
問題はJRAのダート。
あとはマイル。
そしてスタートが芝。
地方より軽いといわれるJRAの馬場は、基本的にスピードがある馬なので、マイルの距離と合わせ、
問題はないと思うが、1番の問題はスタートの芝だろう。
普通にスタートできる馬は出来るし、まったくダメな馬はダメだし、こればかりはなんともいえない。
ただ、普通に走れば、メイセイオペラ以来の地方馬の勝利も相手関係から十分に考えられる。

ステップレース組から。
根岸Sの覇者セイクリムズン。
3連勝中で一番勢いのある馬だろう。
ただ、1400m以下を中心に使ってきた馬。
距離泣きするタイプにも思えないが、マイル以上の実績が乏しいのは微妙。
基本的には1600m以上の実績がある馬。前走、1600m以上が好走するレース。
要は根岸Sをステップにしている時点で傾向的には苦しい。(3着はあるが)
上位人気必至なだけに扱いは微妙。

根岸Sでは2着もセイクリムズンに完敗とも言えるダノンカモン。
こちらはマイル以上の実績もそこそこあって、去年の武蔵野S2着の実績もある。
ただ、タイムは1.36.7で、G1で勝負になるタイプではなく、強調も出来ない。
これまでのレース振りはどんな展開でもしぶとく伸びてくるレースで相手なりに走れるタイプに思えるが、
逆に善戦マンタイプでG1で勝負となると、底力的には微妙か?

もう一つのステップレース、平安Sを勝ったダイシンオレンジ。
勝ち方が地味で、これまでのレース振りからしてもG1レベルでは壁が理想なタイプ。
東京、そしてマイル初というのも不安がある。

その他から。

バーディバーディはJCダート4着、東京大賞典3着。
特に東京大賞典は2.01.4のタイムも優秀で大善戦。
一時の不調は脱して、復調とともに成長を感じるレース振り。
東京大賞典で完敗したスマートファルコンは今回居ないし、2着のフリオーソとは、
東京マイルというJRA+距離で逆転の可能性もあって良いはず。
明け4歳。
マイルのスピードという面で、若さはメリットのなる部分。

シルクメビウスは脚質的に他力本願な脚質だし、絶対スピードに欠けてマイルも本質的に不向き。
前がつぶれるような展開になった時にチャンスが回ってくる。

オーロマイスターは、近走2走凡走続きだが、3走前の今回と同じ「左回りの1600m」南部杯では
エスポワールシチーを相手にレコード勝ちの圧勝をしている。
これまで長い距離でも結果は出しているが、マイルくらいが断然良い可能性があるし、
南部杯くらい走れば、当然ここでも勝負になる。

マチカネニホンバレは前走の平安Sは惨敗とも言える内容。
ただ、下級条件戦とはいえ、東京マイルを良馬場で1.35.7の大楽勝。
やや重で1.35.3もある。
このタイムより少し詰めれば、今回でも勝負になる
もまれ弱いとも言われる馬で、前走は内枠が良くなかった部分もあるし、外枠でスムーズなレースが出来れば、
スピードは上位のものはある。