朝日杯ＦＳの回顧(まとめ)

リオンディーズの強さが際立った結果となった。
予想それた通りのスローの展開。
リオンディーズ、直線を向いた時には最後方。
エアスピネルが楽々抜け出した体勢だったが、リオンディーズの追い出してからの反応が１頭だけ違った。
エアスピネルが止まったわけでもないが、それをグングンと差を詰めての差し切り勝ち。
追う馬と追われる馬の立場もあるが、リオンディーズはＧ１級の脚を持っていて、
残念ながらエアスピネルはそこまでの脚はなかったという事だろう。

リオンディーズは当然、マイル路線を目指す馬ではない。
だから、あまり向きになったレースをさせずに、このレースでもじっくりな競馬をした。
このレースを使ってかかりやすくなる危険があったが、このレースぶりならば、悪影響はないだろう。
順当ならば、クラシック候補の有力の１頭。
ただし、あくまで有力な１頭である。
今年は、他にも超大物と思える馬がまだまだ居るから。
逆にエアスピネルはもちろんこれからの成長次第だが、おそらく他の有力馬が順調にステップアップしてきたら、
クラシックでは通用しないと思う。
それでも挑戦はするのだろうが...

３着以下は、予想通りというのか、手も足も出ない完敗。
明らかにＧ1級でなく、Ｇ１への展望という意味では既に脱落したようなものだろう。

イモータルだけは素質の片鱗は見せているので、今回は乗り替りの鞍上弱化もあったし、
一応、追試可能としても良いが、他は落第。


連対馬の傾向
イチオシのエアスピネルが２着。
１着のリオンディーズは残った馬７頭のうちの１頭だった。


３着馬の傾向
シャドウアプローチは残せなかった。

(4)前走、３着。ただし、前走、１８００ｍ以上の重賞で１番人気は除く。
↓
(4)前走、３着。ただし、前走、１８００ｍ以上の重賞で１番人気と京王杯２歳Ｓで１番人気は除く。

オッズバランス編
３番人気のシュウジはオッズバランスは悪すぎた。
前走は、スタートで外に逸走気味でそのあと掛かったとか、その後、その修正のために、
岩田がつきっきりで調教をしているとか、調教が良かったとか...
何より他に人気になれる存在が乏しいメンバーだったとかあるが、前走は、いずれにしても、
エアスピネルに勝てたとは到底思えない内容で普通に考えたら、前走の2頭の間に何頭か入ると考えるのが妥当。
調教も内を通っての52秒台は対して価値もなく、動きもモタモタしていて、あれを良い動きとは自分は全く思わない。
特に栗東の坂路で内を通って好タイムの馬は人気になりやすいが、危ないと思った方が無難である。
個人的には全く評価していないこの馬が3番人気になってくれたのはうれしい誤算だった。
リオンディーズは新馬1戦だけの立場だから、2番人気はオッズバランスは良いとは言えないが、
それを払拭するくらいのスケールの高い新馬戦だったから、良いとは言えないが、
エアスピネルが武豊のＧ１全制覇の関係でこちらも必要以上に人気になったわけだから、
ある意味では人気を落としたと言える。


馬券は・・・
一応、今週も本命→対抗で決まり、とはいえ、ここまでは誰でも考えられるもの。
ポイントは３着馬。
調教が良かったことで印を回したシャドウアプローチが来て、２週連続Ｇ１大勝利!!
巧くいくときは巧くいくものです!!

馬連　 ￥　８１６０!!
３連単 ￥３８５６０!!

今日の一鞍!!15.12.20

中京７Ｒ
◎16：コロマンデル
〇09：アルディバイン
▲15：ストロングトリトン
△13：パリーアーク
△06：ライブリヘイロー
×05：キョウエイボヌール
×03：オープンザウェイ

コロマンデル安定感信頼!!

勝ち身が遅いというのか、爆発力が足りないというのか、勝ち切れないレースが続いているが、
逆に確実に最後は伸びてくるレースでダート戦はこれまですべて３着以内。
その安定感を信頼！！
本線はアルディバイン。
前走は東京の１３００ｍの不利な外枠が諸に影響したようなレース。
ポジションが取れずにずっと後方の外を回されてしまった。
前々走のようにポジションが取れれば巻き返しはあるだろう。
あとはストロングトリトンの叩き良化。


馬単マルチ(8)
16⇔09,15,13,06
3連複F(9)
16-09,15-09,15,13,06,05,03
3連単F(20)
09,15,13,06→16→09,15,13,06,05,03

馬単を本線馬券。
3連単はコロマンデルが勝たない(2着)前提の馬券をお遊びで。


【12/20 13:50更新】
結果
１６－　９－１３－１１－　３　◎
　
馬単　 ￥　３１００!!
３連複 ￥　９６１０!!

馬は辛勝も馬券は圧勝!!
我ながら巧すぎて感心する!!
結果的には3連単も強気に1着からで良かったが、これはオマケだったので、後悔は無し!!
　
※
これまでの今日の一鞍掲載分
通算97戦51勝(的中)
15年85戦46勝(的中)

朝日杯ＦＳの見解．．．

Ｇ１でありながら、春のクラシックを狙うような馬はほとんどこのレースは使わないから、
例年通り、メンバーレベルは大したことはない。
ただ、今年は数頭はクラシックに乗ってくる可能性がありそうな馬もいるが、今年の場合は、
その他に超大物クラスの可能性がある馬が何頭か居るような近年ではかなりレベルの高い世代の可能性がある。
怪我などで離脱する場合もあるし、まだ賞金が足りない馬もいるから、もちろん、それはこれからの結果次第だが...

ほとんどＧ１の価値のないレースだが、一応、大物の可能性のある馬たちのレースぶりは注目したい。

本命はリオンディーズ。
大物の可能性のある馬の１頭目。
新馬戦しか使っていないが、そのレースぶりの強さは相当のもので、負かした２、３着馬は今後重賞で活躍する可能性大。
今回はマイルだから少し意味合いが違うが、前走の方が今回のメンバーより手ごわかった可能性すらあるから、
重賞(Ｇ１)の壁があるとも思えない。
また、かなり気負い気味で走っていたから、距離短縮のマイルはむしろ合うかもしれない。
過剰に売れている部分はあるが、それでも１番人気ではないので．．．

対抗はエアスピネル。
大物の可能性のある馬の２頭目。
新馬戦は好タイムの楽勝で、リオンディーズの新馬戦に匹敵するくらいハイレベルのメンバーだったから価値は高い。
その強さを改めて証明したのが前走で、重賞の壁は全し。
楽勝での大差勝ち。
マイルまでならば現状１番強い可能性は有るし、距離が伸びてもやれそうなスケールもある。
信頼性の部分で行けばこちらが本命でも何も問題ない。
ただ、武豊がこのレース勝てばＧ１全制覇がかかる１戦。
また、前走は強かったのも事実だが、キンカメ産駒らしい渋った馬場への適正が異常にあったと部分と、
メンバーが弱いにもほどすぎるくらい弱かったこともある。
調教も良く動く馬で状態は全く問題なし。
もちろん、普通に勝ってしまっても不思議はないだろう。
少なくともアクシデントがなければ上位争いは必至と思うが、オッズバランスの面で対抗に留めた。

単穴はアドマイヤモラール。
前走はチグハグな面があっての重賞２着だから、見た目は勝ち馬に完敗も流れ次第では逆転も可能な内容と思えた。
その意味で内枠を引けたのも良いだろうし、距離延長もプラスに働く可能性もある。
先週のウインファビラスの役目を果たす可能性がある馬として単穴評価したい。

秘密兵器(☆)扱いにイモータル。
大物の可能性のある馬の最後の１頭。
前走は、前の馬を裁ききれずにモタモタしたのが致命的。
それでも、裁いてからのゴール前の伸びは抜群で、負けて逆に強さを印象付けた。
瞬発力だったらここでは１番の可能性もある。
恐らく、鞍上が予定していたムーアだったら、３強のオッズの図式もあっただろうが、
鞍上が幸四郎にと超弱化したことで、５番人気程度の評価が落ちた。
この弱化は見逃しがたい事実ではあるが、ここまで人気が落ちるならば、かなりオッズバランスは良くなった。
中ほどの枠を引けたから、そんなに乗り難しいこともないだろうから、普通に馬の力が出れば、勝ちもあるだろう。

あとは連下にボールライトニング。
陣営の狙い通りとはいえ、最終追切があまりに軽かったのが個人的に好みではないが、スケールでは３強に負けるが、
一角崩しの可能性は期待できる馬。

以下、印の通り。

◎15：リオンディーズ
○11：エアスピネル
▲03：アドマイヤモラール
☆07：イモータル
△09：ボールライトニング
×13：シャドウアプローチ
×10：タイセイサミット
×12：シュウジ

馬連F(6)
15,11-03,07,09
3連複F(15)
15-11,03,07-11,03,07,09,13,10,12
3連単F(30)
15,11→15,11→03,07,09,13,10,12
15,11→03,07,09→15,11
07→15,11→15,11,03,09,13,10,12

本命、対抗の２頭軸のラインが本線!!
人気を背負った２頭だが、シュウジが３番人気である程度人気を背負ってくれたので、
シュウジが外れれば、そこそこの配当は期待できる!!